http://www.nssmc.com/product/use/resource/biomass/features01.html
新日鉄住金グループ連携によるマリンバイオテクノロジーの利用
藻類(海のバイオマス)を利用したエネルギー・化学製品の創製
新日鉄住金グループでは、鉄鋼スラグを原料とした藻類栄養源供給システムによる、藻場再生プロジェクトを進めています。また、再生された藻類を、亜臨界水・亜臨界メタノールで処理することによりバイオ樹脂化・バイオオイル化する技術の開発を新日鉄住金化学が行っています。
この技術は、マリンバイオテクノロジーの中核となる技術であり、この分野に造詣の深い研究者(静岡大学 佐古教授)と協力して検討を進めています。
鉄の力を活用すると、なぜ「海藻」が育成できるのか?
鉄の力で海藻が生育するメカニズム
海藻の芽ともいえる配偶体が成熟する時など、生育には鉄分が必要不可欠です。そこで、鉄鋼を生産するときの副産物である「鉄鋼スラグ」を海中の鉄分供給用に投下することで、コンブ等の海藻、植物プランクトンなどさまざまの海洋生物を復活させることができます。
活用されている3つの主な技術
寒冷地に対応した鉄鋼スラグ水和固化体の製造技術
腐植土・発酵魚粉・鉄鋼スラグを原料とした栄養供給システム
亜臨界水・超臨界メタノール処理による藻類樹脂・オイル化技術
オイル化・樹脂化された海藻
CO2の削減効果について
事業期間中におけるCO2削減量は44t/年(全道展開に発展することにより約500万t/年)
内訳としては、藻場造成用資材製造過程で「3.9kg/m2」・年、藻類育成及び樹脂化・オイル化によるCO2吸収で「13.6kg/m2・年」。
製品・工法・技術一覧を見る(海洋資源の活用)
http://www.nssmc.com/product/use/resource/biomass/product/list01.html
http://www.nssmc.com/product/catalog_download/pdf/L008.pdf
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