新素材セルロースナノファイバー
2014/09/27 に公開
ゲスト:京都大学生存圏研究所 教授 矢野浩之
金属やプラスチックが主流だった自動車やスマートフォンなどの素材で、最近注目を集めているのが、パルプから作る新しい素材、セルロースナノファイバー(CNF)。紙の原料である植物繊維(パルプ)を解きほぐして作った超極細繊維で、鉄と比べ5分の1という軽さながら、5倍以上の強度を持つ。電子機械や自動車部品などの強度を高め、軽量にできる等の長所を持つCNFへの期待は大きい。今、日本の産業界は炭素繊維に続く日本発の新素材としてCNFを飛躍させられるかどうかが問われている。このセルロースナノファイバーの第一人者、矢野浩之教授をゲストにこの新素材がもたらす未来ビジョンを紹介していく。
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