2014年2月26日水曜日

隠蔽か黙殺か ~封印された汚染マップ~ アメリカが作成した放射能地図は日本政府に報告されていた!




隠蔽か黙殺か ~封印された汚染マップ~ 【テレメンタリー(2014年2月16日...
投稿者 dm_51b1b62cafb2c

【必見】隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~ アメリカが作成した放射能地図は日本政府に報告されていた!

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1878.html

 2014/02/24 Mon. 12:00:25 真実を探すブログ

大変興味深い動画を見つけたのご紹介します。この動画は2014年2月10日に放送された番組で、東日本大震災直後にアメリカ軍が作成した放射能汚染地図の行方を調査した特番です。タイトルは「隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~」で、24分ほどの長さとなっています。

福島原発事故直後にアメリカが最新の汚染地図を提供していたのに、日本政府がそれを黙殺していたという話はしっかりと覚えておくべきです。それ以外にも福島原発事故直後に関する興味深い話や情報が詰まっている動画なので、時間のある方は是非見てみて下さい。


以下抜粋




 
 








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http://unitingforpeace.seesaa.net/article/387952187.html

2月10日深夜(11日早朝)テレビ朝日「封印された放射能汚染地図」

テレビ朝日 2月10日深夜(11日早朝)放送です。

系列局での放送時間:
http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/contents/broadcast/index.html

http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/
> 3:25 ~3:55
> テレメンタリー2014「隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~」

『再放送』について
テレビ朝日での放送終了後、『テレ朝チャンネル2』(CSテレビ)にて
作品の一部が再放送されています。詳しくはこちらでご確認ください。

“3.11”を忘れない45 隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~」~2014年2月10日放送~

封印された汚染マップ 東日本大震災の直後、アメリカが下したある決断。それは核特殊部隊を派遣すること。日本がまだ陸上モニタリングに頼っていた当時、来日した部隊は、福島上空を飛行し特殊技術で汚染マップを作成した。だが、日本ではこの地図は闇に葬られることになる。地図が封印された結果、放射線量の高い地域に避難を続けた被災者も多い。一体何故汚染マップは封印されたのか。果たしてこれは隠蔽だったのか、それとも黙殺だったのか…

制作:テレビ朝日
 
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[テレメンタリー2014]隠蔽か黙殺か ~封印された汚染マップ~

http://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=61357



隠蔽か黙殺か ~封印された汚染マップ~ 【テレメンタリー(2014年2月16日... 投稿者 dm_51b1b62cafb2c




文字データはこちらから転載させていただきました。 

東日本大震災の直後、アメリカが下したある決断-それは、核テロや原発事故へ対応するスペシャリスト「核特殊部隊」を日本に派遣すること…

カート・キャンベル国務次官補(当時) 
「アメリカは、絶望的な大惨事になる可能性も考えました。政府は汚染状況がどれくらい危険かを確かめようとしたのです」

核特殊部隊の切り札は、空中測定システム『AMS』。上空から地上の放射線量を実測し、広範囲に汚染状況を分析できる。

ジョン・ルース 
「目的は、出来る限り最高の情報を得て、日本が危険に対処する手助けをすること」

その当時、日本はまだ、人海戦術による陸上モニタリングに頼っていた。


事故発生から6日後に行われた、福島第一原発周辺の陸上モニタリング結果…これでは汚染状況を点でしか把握できない…

班目原子力安全委員会委員長(当時)
「ほんとにポツンポツンとあるだけなんです。場所によっても全然値も違いますし、全体として本当にどうなっているんだろう…」


来日した部隊は、上空からの測定で、地上1mの高さの放射線量を算出。測定値と地理情報をあわせ汚染マップを作成した。

今中哲二 
「NNSA(特殊部隊)は、とにかく福島の上空をバーッとヘリコプターや飛行機で飛ぶわけですよね…」

福島第一原発から半径45kmの地域を、およそ40時間以上飛行。放射能汚染の全容を把握していた。

今中 
「浪江から飯舘、福島のほうへ汚染が広がったのが分かります」

完成した汚染マップ。北西方向に30km以上、1時間当たり125μSvを越える汚染地域が広がっていた。

汚染状況を予測する『SPEEDI』の公表遅れが問題となったが、SPEEDIは、あくまで予測値である。『AMS』が決定的に違うのは、これは実際に測ったデータだったということ。

班目
「(AMSは)まさに実測値ですから、SPEEDIを使って予測するより、はるかに信頼性が高いので、これをもとに色々な決定をすべきじゃないかと思ったくらい」

しかし情報は公表されず、わざわざ放射線量の高い福島県北西部に避難してしまった人も多い。


3人の子どもと浪江町から避難した被災者。汚染された食べ物による内部被曝を心配する。

山に入って、椎茸とかそういうものをとって食べてました。水も山の引っ張り水とかだったし…」WBC検査の結果高校生の長男から微量のセシウムが検出された。更に甲状腺からものどのエコー検査で、(のう胞が)3つか4つ見つかったんですけど…『なんで俺ばっかりでるんだ』って言ってたのは覚えてますけど…」

「政府も人事ですよね。(汚染マップの情報を)言ってくれれば、もうちょっと正しい判断ができたんじゃないかなって思いますけど…」


(続きはここから)

だが、この汚染マップの存在が取り沙汰されるのは、事故から1年以上も経ってからの事…なぜ汚染マップは封印されてしまったのか?

福島第一原発事故以来、日増しに募るアメリカの危機感…3月14には、1号機に続き3号機でも水素爆発。日本では、情報不足が混乱に拍車をかけていた。

その頃アメリカでは、情報収集のため緊急招集された核特殊部隊の精鋭33人が、およそ8トンの機材を積み日本に向け出発。17日には被害状況の測定にとりかかった。

-ちょうどその日、アメリカで独自の避難勧告が発令される…

カーニー報道官 
「福島第一原発から半径80km圏内にいるアメリカ人に対して、避難をするよう勧告する」


アメリカが半径80km圏内の避難指示を出したのに対し、日本はまだ半径20km圏内を避難範囲としていた。汚染マップを見ると、避難対象から外れている場所でも、放射線量が高い地域がある。ラスト・デミング 
「ホスト国と異なる発表をするのはやりにくいものでしたが、日本はアメリカと違う判断をしていたので…」

カート・キャンベル 
「日本よりも避難範囲が広かった理由は、アメリカが慎重であったからです。ごく短い期間ですが、日米間には緊張した空気がありました」

避難指示にあたって、アメリカでは『AMS』の実測データが重要な役割を果たす。

ケビン・メア 
「どこまで汚染されているかを、出来るだけ早く測りたかった。50マイル(80km)の避難区域で十分か、もっと縮小すべきかを判断する時に、もちろんそういう情報も使っていました」


NRCの電話会議録でも、汚染マップを有効活用したことが伺える。汚染が集中しているのは、現場から北西方向であることが分かりました。約20kmを越えて帯状に4日間で10mSv近くに達したり、それを越える地域があります。80km圏内の人を避難させる我々の提案は、正しい決断でしたね」

独自データをもとに、米軍の撤退も検討された。

マイケル・マレン 
「同盟国の支持だけでは済まされなかった。多くの部下も放射能にさらされる危険がありました」

キャンベル 
撤退案は、確かに検討しました。しかし、オバマ大統領と大統領補佐官が、米軍に断固として『撤退するな』と命じたのです」

もし日本が同盟国でなければ、全米軍が国外退去していた可能性もあったという。





DOEポネマン副長官 
AMSによる最初の調査を行い、情報収集しています。すべて日本政府と情報共有しながら進めています

日本に留まる事を決めたアメリカは、自国民を守るためにも、日本への情報提供を続けた。

ラスト・デミング 
私たちが得た情報は、出来る限り日本に提供していました。アメリカ側としては、まったくダブルスタンダードはありませんでした」

グレゴリー・ヤツコ(元NRC委員長) 
私たちが焦点を当てたのは、出来る限りの情報を提供することです。AMSのデータもありました

測定前に打診を受けた日本政府の対応がこう残されている…「日本政府は、AMSの測定を含むエネルギー省放射線プログラムチームの支援を受け入れた」

カート・キャンベル 
「これは日米共同の決断でした。原発周辺の状況を把握するために専門家が必要だと、日米両政府が判断したのです」


番組が入手した内部文書(3月18日のメール)によると、AMSのデータは、翌日には外務省を通じて、原子力安全・保安院に送られた。 (メール)「訪日中のアメリカエネルギー省の行ったモニタリングの結果をまとめた資料が、在京米大使より送付されてきました…」


資料は、文科省にも届けられた(3月20日のメール)。しかし…

カート・キャンベル 
「危機レベルが極めて高いのに、日本の対応はすべてを否定するというものでした」

データ提供後も日本では…

(3月21日枝野会見)「大気中の放射性物質の濃度について、詳細も文科省から報告をさせていただいているが、全く人体に影響を与えるようなレベルのものではない」

-汚染マップが活用されることはなかった…


田坂広志
「実測の技術…航空機で実測していくという技術は、日本に比べて数段進んでいますね。ですから、これくらい迅速にデータをとるわけです。堂々と活用するという考え方を、本来ならとるべきだろうと思います」


今中哲二
「それに基づいて、その汚染地域の人たちに対して、警告なり避難指示を出したりすることが、もっと早くできたはずだと」



情報を受け取っていた保安院は、こう弁明する…

「データを全部一元的に管理して公表するのは、文科省の役割…こういう海外のところについては、どうするかというのは、必ずしも明確でなかった」

一方の文科省は…

文科大臣(当時)
「文科省の立場でいくと、地上でのモニタリング担当ということでありまして…保安院の方へ(モニタリング結果は)送られているということですから…」

責任を押し付けあう、保安院と文科省。
官邸に助言をおこなう、原子力安全委員会にもデータが届けられたが…

Q.(原子力安全委員会の)委員長のお立場で、「なぜこの地図を使って避難しないんだ?」と、一言いうことは出来なかったのか?

班目「避難をするかしないかということに関しては、避難指示を出すのは政府の仕事で、安全委員会はそこまでは言えないというか…」

国会事故調査委員会は、縦割り行政の結果、情報が止まったと結論付けた。

“文科省は、このデータを自らが所管するモニタリングのデータでないとし、官邸に伝達しなかった”“保安院においても、官邸に送付した形跡は認められない”(国会事故調査報告書より)





カート・キャンベル 
「私個人は、そのデータを駐米日本大使藤崎氏に渡しましたし、大使に渡された情報は、すべて総理に渡ったと思います

実は、アメリカは測定直後から、ホームページで汚染マップを公開している。

ケビン・メア 
「おかしいでしょ。一番重要な問題があった時に、どういう情報があるか(官邸が)知らないという立場であるのは、ちょっとおかしいと思いますよね。菅政権のやり方、あんまりうまくいってなかったと、はっきり感じました」

しかし…(議会答弁)

枝野 
「なぜ、官邸に報告があがらなかったのかについては、厳しく経産省内・保安院に問い正しているところで…」

完全否定する官邸サイド。
だが、国会事故調の元委員は…

野村修也 
「どう考えても、この情報というのはいろんなところから耳に届いていたんじゃないかと思われる。国というのは、そんなに情報にうといわけではなくて、やっぱり国家の中枢は、情報はきちっと取れなければいけない」


核特殊部隊のデータは、測定ををサポートした防衛省にも入っていた…

Q.その話し(AMSの測定について)は、北澤元大臣のもとにも入っていましたか?

北澤俊美(元防衛大臣) 
もちろん入っています。防衛省は(米軍と)一緒に仕事をしてたから、情報を早く入手できる」

Q.初めて(AMSの)結果をご覧になった時はどういう風に思いました?

北澤 
「大変な事態だってことは、我々もすぐ認識しました。活用したらどうかというのは、防衛省側の考えだった」

封印された汚染マップ…官邸サイドは、その情報が届かなかったと主張した。

だが、当時の菅政権の主要閣僚は、こう断言
する。

Q.(AMSのデータを)活用したほうがいいと、官邸に伝えたか?

北澤「それは、情報として(官邸の)原子力災害本部へは、どんどん出してましたから…」

Q.モニタリングの結果を官邸が知らないということは…

北澤「ありえない。私はそれはないと思いますよ。」

(それは早い段階で?)

北澤「うん」

(それくらい重要なデータということ?)

北澤「そう。・・それは官邸が知らないことはないと思う…」


番組が情報開示請求をして入手した、日米首脳の電話会談の記録

オバマ大統領
「エネルギー省から専門家を派遣している。彼らはアメリカでもっともよい人材であり、日本の対策本部と協力している」

核特殊部隊の派遣は、オバマから菅へ直接伝えられていた。
公表されなかった背景を、関係者たちは…

キャンベル 
「日本政府は、パニックを引き起こすことを恐れて、アメリカとは少し異なる立場をとったと思います」

北澤 
「特に放射能の高い所に避難指示を出すとなると、多分混乱を起こすと、その地域に過重な恐怖感を与えると…そういう考えがあったのでは…」

菅元総理とは、数ヶ月に渡り書面や電話で交渉したが、インタビューは実現しなかった。しかし、官邸の原子力災害対策本部にいた福山は、汚染マップの存在を覚えている…
 


福山哲郎 
3月20日前後だったと思いますが、アメリカの航空モニタリングで、こんな結果だというのをA3版の非常に大きな資料として、東北全体の地図があって、モニタリングで色分けされているような資料をもらった記憶があります」

Q.それは総理とも共有されていた?

福山 
当然です。当時は官房長官と総理は、ずっと一緒にいたと言っても過言ではないくらい…まあ、官邸では共有しています」

Q.国内での公表は出来なかったのか?

福山 
「アメリカの測定値を日本が公表する…それはアメリカの持っているものですから…」

外務省の内部文書には、こんな記述(3月24日)が記されていた…
“在京米国大使館から外務省に対し、本件モニタリング結果は公開されており、日本側での公開も可能である旨の連絡あり”




アメリカの測定で、高濃度汚染が確認された飯舘村に、5月末まで留まってしまったある親子… 
「後から子どもたちの部屋の線量を測ったら高かったんです…分からなくていてしまったので仕方ないです…」

娘の甲状腺に、2センチほどの のう胞がみつかった…

「長女には結局言ってないです…『大丈夫だったよ』としか…(汚染マップが)どこで止まってしまったのか、止めたのは誰なのかって言いたいところです。悔しいというか、怒りというか、ちゃんとご存知の方はいたんですね

政府が、汚染の激しい福島県北西部の一部を計画的避難区域に指定したのは、核特殊部隊の測定から1ヶ月以上が経った4月下旬。ほぼ全住民の退去が終ったのが、7月…時計の針は、もう巻き戻せない…


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【付記】:

米国から日本外務省へ調査報告

外務省から文部科学省へ通報


参考:

当時(外務省への米軍調査報告時)の文部科学大臣 髙木義明

高木義明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%99%E6%9C%A8%E7%BE%A9%E6%98%8E

山口県下関市生まれ。1964年山口県立下関工業高等学校を卒業し、三菱重工長崎造船所に入社した。同造船所の労働組合執行役員を経て、1975年長崎市議会議員選挙に出馬し、当選。市議を3期務めるが、1987年、3期目の任期途中で辞職し、長崎県議会議員選挙に出馬。当選するも、1990年に県議を辞職し、第39回衆議院議員総選挙民社党公認で旧長崎1区から出馬し、当選。
2010年9月、菅改造内閣文部科学大臣に就任し、初入閣。なお前任の川端達夫も高木同様、民社協会に所属する旧民社党系議員の1人。2011年1月に発足した菅再改造内閣でも留任した。
文部科学大臣が創設されてから初の非大卒大臣である。)

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参考:

3.1衆院予算委員会(自民党)梶山弘志



公開日: 2012/02/29
説明はありません。
 
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2011.06.03 参議院 予算委員会 森まさこ HD



アップロード日: 2011/06/04
2011.06.03 参議院 予算委員会 質問者:森まさこ議員(自民党)

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3:42 の資料
環境放射線モニタリング指針(http://www.nsc.go.jp/anzen/sonota/hou...
4-3-1 体制の整備(p.19)

(解説K)
2.SPEEDIネットワークシステムの使用(p.54)
(1)事故発生直後
一般に、事故発生後の初期段階において、放出源情報を定量的に把握することは困難で
あるため、単位放出量又は予め設定した値による計算を行う。SPEEDIネットワーク
システムの予測図形を基に、監視を強化する方位や場所及びモニタリングの項目等の緊急
時モニタリング計画を策定する。・・・
----------------------

4:11 の資料
防災基本計画
http://www.bousai.go.jp/keikaku/09021...

(p.285)
第3節 屋内退避,避難収容等の防護活動
1 屋内退避,避難誘導等の防護活動の実施
○内閣総理大臣は,原子力緊急事態宣言を発出するとともに,人命の安全を
第一に,原子力安全委員会が定めた指針を踏まえ,地方公共団体が行う屋
内退避又は避難のための立ち退きの勧告又は指示,安定ヨウ素剤の予防服
用等の緊急事態応急対策の実施について,指導,助言又は指示するものと
する。また,その後原子力災害対策本部長は,緊急事態の状況に応じ,必
要な指示等を地方公共団体に対し行うものとする。
-------------------


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菅直人氏は 原子力対策基本法違反ではないか



アップロード日: 2011/06/17
2011 6 17 参議院 震災復興特別委員会 森まさこ 「私は原発の安全対策について自民党にも大きな責任が有ると思います。私自身、大きな­十字架を背負ったと思っています。しかし、事故後の処理に問題が多すぎます。。。。」

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2011.06.17参議院東日本大震災復興特別委員会 自民党森まさこ



アップロード日: 2011/06/19
民主党の本質が良く現れています。答弁の内容を良くご覧ください。
民主党が隠蔽した放射能について森まさ子議員が言及しています。
その2はこちらです。
http://www.youtube.com/watch?v=nQYvIM...

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2011.06.17参議院東日本大震災復興特別委員会 自民党森まさこ



 アップロード日: 2011/06/19
民主党の本質が良く現れています。答弁の内容を良くご覧ください。
民主党が隠蔽した放射能について森まさ子議員が言及しています。
その1はこちらです。
http://www.youtube.com/watch?v=3U8xz3...


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http://omoixtukiritekitou.blog79.fc2.com/blog-date-20120302.html

<参考過去記事>

※SPEEDIについて


森まさこ議員の参議院特別委での質問【全文書き起こし】、
何故かニュースではあまり報じられない国会審議『原子力災害対策基本法違反!国(菅政権)が法律に違反して国民に損害を負わせたら国賠法の対称!』
まさに無責任!口では「責任を感じております」と言っているが『責任をとります』とはひとことも言ってない!IAEAで虚偽報告?『推測していたのに活用しなかった』
http://omoixtukiritekitou.blog79.fc2.com/blog-entry-998.html


<一部抜粋>
2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員の質問

2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員  1
森まさこ委員
「自民党福島県選出の森まさこです。
質問に先立ち、お亡くなりになった方とご遺族、被災者の皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
震災後に亡くなった方もいます
資料13、14の南相馬市の衰弱死8名
テレビで報道されましたが、水も食料も届かずにやせ細って死んでいった痛ましい事例です。
先週相馬市の酪農家が「原発さえなければ」と書いて自殺しました。
「補償が貰えない」と言っていたそうです。
政府の出荷制限の翌朝、須賀川市の農家も自殺しました。
福島県の自殺者は増えています。
政府の政策は「遅い、足りない、心がない」
と、指摘させていただきます。
私は、先週第一原発のすぐ近く1キロ地点に行きました。
防護服とマスクをつけて高台まで登り3号機のボロボロの状態を間近で見ました。
線量は100マイクロシーベルト毎時
線量計のベルは鳴りっぱなし

こういった現場で命を賭けて復旧作業にあたる作業員の皆様に心から敬意を評したいと思います。
そして今なお避難生活を送る全ての方、放射線の不安と苦しい経済にあえぐ・・中、毎日暮らしている福島県民の思いを総理にお伝えしたいと思います。
私は、原発の安全対策について自民党にも大きな責任があると思います。
私自身大きな十字架を背負ったと思っています。

しかし、事故後の処理に問題が多すぎます
これが過ぎた事だといってすませられない問題だと思います。

 
後手後手の政策の象徴としてまたもや新たな避難区域が昨日設定されました
「特定避難勧奨地点」
伊達市りょうざん地・・りょうざん町石田地区などが・・・
霊山(りょうぜん)町石田地区などが指定濃厚と言われています。
五種類の区域が指定されたり解除されたりわかりにくいです。
今度の区域は希望すれば避難してよいが
希望しなければ住んでよい
避難の場合の補償金額は不明
住民に判断をさせる
指定されるかどうかも分からない
隣の人が指定されても自分が指定されない場合は不安になるパニックです精神的苦痛ですと
住民から昨晩メールが来ました。
もっと早い決断
さらに政府が補償の支払いも避難も明確に責任を持つ形で指定をすべきです。
指定されずに自主避難した方は補償されない、おかしいと思います。

本日質問させていただくのはこういった問題が全て政府の初動から招いた混乱だということです。
6月3日の予算委員会でSPEEDI予測図の隠蔽と福島県民の被曝について質問しました。
パネル1をご覧ください」
 
2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員  2
菅総理が本部長である政府の原子力災害対策本部が指示して出させたSPEEDIの試算図です。
SPEEDIとは正式名称が「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」といいまして
その名の通り、原発事故があった場合に大気中に放出される放射性物質の拡散状況や線量を気象状況や地形を元に予測して避難指示に有効に活用することのできる機械です。
財団法人原子力技術安全センターにあります。
2度視察をしてきましたが
このようにですね、パネルのオレンジ色に塗られている部分が放射性物質が拡散して・・いる部分です。
これが福島県民に知らされず、子供達を含む避難民・・
ここに人型をつけておきましたが
子供達を含む避難民がむざむざと被曝してしまいました。
浪江町の一部の例を上げますと
この人の印がついているところに
子供250名を含む約700名がいました。
菅総理、このSPEEDIの予測図を公開しなかった・・何故ですか?
避難民に教えなかったのは何故ですか?



委員長
「高木義明文部科学大臣」



2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員  3
 
高木義明文部科学大臣
「え・・森まさこ委員にお答えを致します。
え・・今回の事故では、この原子力発電所から・・放出された所謂放射線情報、どのような放射性物質がどの位の量で出たかと
ま、こういう情報が電源の喪失などで、え・・・分かりませんでした。

そう言う状況の中でえ・・私たちとしては、あくまでもですね
え・・・これは内部資料の参考として
、先ずはそう言う状況
でありましたので
え・・モニタリングをしなきゃなりません
そのモニタリングの方面をしっかり・・え・・これを参考にして決める
そう言うことに対してです充分活用されたと思っております
私どもとしましてはですね、こういう時事経過をもって
これはこれとしてですね
また、活用については今後充分に検証しなければなりませんが
そのような実際の放出源じゃなかったものですから
内部資料として参考にさせていただきました。

もともと公開の想定は致しておりませんでした。


-中略-

2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員  6l
森まさこ委員
あなたは、対策本部長なんですよ?
まあ、文科相と同じ考えということで・・
では、海江田大臣にお伺いしますけれども。
高木大臣はこれを避難民に見せなかった、という、避難に有効に使わなかったのは現実に現地の放出源情報が無かったからだという趣旨のことを仰いました。
同じ考えですか?」



委員長
「海江田経済産業大臣」



2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員  6m
海江田経済産業大臣
「森委員にお答え致します。
これは考えと言うよりも、事実と致しまして残念ながら私や総理や官房長官がいたところに、その官邸に送られたというSPEEDIの試算の結果が来なかったわけでございます。



委員長
「森君」



2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員  6n
森まさこ委員
「委員長
それでは総理、また今の2人の大臣のご答弁を聞いた上でお伺いをしますけれども
当時、この・・あの予測図を保安院と文科省が持っていたのに避難民に見せなかった、または避難に、指示に有効に使わなかった事はですね法律に則った正しい処分であったというふうに
お考えになりますか?



委員長
「菅内閣総理大臣」



2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員  6o
菅首相
「今、あの経産大臣からも話がありましたように
え・・当時私のところ、あるいは経産大臣のところにはこういう・・事の・・・え・・まあ、ある意味で仮の設定を置いて
仮の設定を置いてこういうものがでたという事そのものが伝わってきておりませんので
私はどういう正確のものが出ているかいないかを知りませんから
え・・そのものがあのそいうことに必要であるのかどうかということは当時もその・・知らない事は判断がしようがなかったということであります。



森まさこ委員
「委員長」



委員長
「森君」



2011年6月17日の参議院特別委での自由民主党森まさこ議員  7
森まさこ委員
大変な事を仰ってます。
総理、貴方は防災訓練にも出てるんですよね?

法律にはですね、こう書いてあるんです。
原子力災害対策基本法により定められた
国の防災計画の指針にこう書いてあるんです。
前回の予算委員会でも指摘しましたよ。
聞いてなかったのかも知れませんけれども
『事故発生直後の初期段階においては、現地の放出源情報を把握することは困難であるため単位放出量、又はあらかじめ設定した値による計算を行う。』
これ書いていあります。
防災基本計画です。

防災基本計画に基づいてですね国民の生命と命と財産を守るのが総理大臣の仕事なんですよ。
それが原子力災害対策措置法に書いていあるんです。

法律違反じゃないですか。
資料に書いてありますけどもね
小佐古参与も関連省庁が遂行すべき震災後早期の活動は災害対策基本法などの法令や指針に明確に定められていると述べています。
それに違反しているんですよ。

資料7の図をみなさんご覧ください。
この資料7の図が分かりやすいんです。
10条事象、15条相当の場面では、単位放出量の図形を使うことになっているんです。
つまり1ベクレルと入れた図形ですよ。
別に現地の・・現地の値が来なくていいんです文科大臣、海江田大臣。
これ防災訓練でやってるんです。
防災訓練で使う、このマニアルに書いてあるんです。

そして、その後の段階でも予測図形を使う
予測図形とはいうのはですね、海江田大臣と高木大臣のところでですね、あなた達の部下が作った
さっき7枚も作ってた仮想事故と入れて10倍ぐらい爆発したらどうしよう・・
その、図形を使うことになってるんです。
その図形・・図形で避難の対策をすることになってるじゃないですか。
どこに現地の情報を使うと書いてあるんですか?
初期の段階で現地の情報を使う事なんか書いてないですよ。

この、予測放出率というところ、そこがまさにパネル1や資料2の予測図です。
これを使わなくてどうするんですか?
これを使わなかった事は法律違反です。
『原子力災害対策基本法違反です。
国が法律に違反して国民に損害を負わせたら国賠法の対象になりますよ!』

原賠法で一義的には東電の責任だなんて言っている場合じゃない。
『国の責任で国家賠償しなきゃいけない。
そう言う場合じゃないですか
子供達に対して責任をとってくださいよ!』

総理、どうですか?
ご自分の責任お認めになりますか?」

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NNSA Aerial Measuring Systems


2011/03/31 にアップロード
Late afternoon on Monday, March 14, 2011, the Department of Energy and the National Nuclear Security Administration deployed 33 people and more than 17,200 pounds of equipment - including Consequence Management Response Teams and NNSA Aerial Measuring Systems - to Japan in response to the recent earthquake and tsunami.

This video illustrates how the team managing the Aerial Measuring Systems accomplish their mission. It comes from a training mission in Nevada -- it is not footage from Japan.

Data from Japan is available here: http://blog.energy.gov/content/situat...

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