2014年2月2日日曜日

小泉純一郎 映画『100,000年後の安全』(日本語吹き替え版・2月10日12時まで無料配信中)

映画『100,000年後の安全』(日本語吹き替え版・2月10日12時まで無料配信中)

http://www.uplink.co.jp/100000/2014/

『100,000年後の安全』

監督:マイケル・マドセン
(2009年/79分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア)

原発から生まれる高レベル放射性廃棄物の処理をめぐり、未来の地球の安全を問いかける問題作。

小泉元首相が本作を観て、映画の中で描かれたフィンランドの最終処理場「オンカロ」を視察で訪れ、自らの意見を"脱原発"に大きく転換するきっかけとなった。

フィンランドは脱原発国ではなく、現在4基の原子炉が操業中で今後2基を建設予定、総発電量のうち原発による電力は約30%である。そのうえで、高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のゴミ」を出すならその処分まできちんとしよう、トイレのないマンションではなく、マンションにはトイレを作ろう、ということで、世界で初めて地下処分場選定が最終決定した国である。

この処理場、通称「オンカロ(フィンランド語で"隠された場所"の意)」は、2020年に操業開始を予定しており、最大9000トンの核のゴミを収容できる。原子炉1基からは年間約20トンの核のゴミが排出されるため、合計6基の原子炉で50~60年間運転する場合に発生する量の受け入れに対応できる事になる。

ちなみに、核のゴミを直接処分するフィンランドと違い再処理する方針の日本には50基の原子炉があり(現在すべて運転停止中)、これまでの使用済核燃料は地上に保管されている。昨年3月末時点で国内の使用済核燃料は約1万7000トン(各原発内に約1万4000トン、六ヶ所村再処理工場に約2900トン)となっている。2007年操業予定だった六ケ所村再処理工場は試運転の度に技術的トラブルが生じ、完成が20回延期されており、3.11以後は地震や津波対策の安全基準が見直されたこともあり、本格稼働の目途は立っていない。また、再処理でウランとプルトニウムを取り出した後の高レベル放射性廃液は、ガラス固化し最終処分されることになるが、2002年から処分地選定のための調査地区の公募が行われているものの、未だ候補地は決まっていない。

本作の映画監督マイケル・マドセンは、こう言っている。「オンカロの取材をしたとき、学者たちに「高レベル放射線廃棄物処理場が作れない国があるとしたらどこか」という質問をしました。その答えは日本でした。現在の科学では放射性廃棄物の処理は地層処理しかないと言われていますが、地層処理場ができないのに原子力を持っている国である日本は、火山があり地震があり、常に地層が安定していません」。

映画公式サイト



https://twitter.com/J_Koizumi_Japan

小泉純一郎 J.Koizumi ‏@J_Koizumi_Japan 1月30日
私はこれをみて変わった!一人でも多くの人に是非是非みて欲しい。 映画『100,000年後の安全』(日本語吹き替え版・2月10日12時まで無料配信中)


映画『100,000年後の安全』(日本語吹き替え版)本編



公開日: 2014/01/21
【映画配信ページ】http://www.uplink.co.jp/100000/2014/
【配信期間】2014年1月22日(水)正午12時~2月10日(月)正午12時

東京都知事選の争点となる"脱原発"。
イデオロギーを超えて原子力発電所をどうすればいいのかを考える。

★感想Twitterハッシュタグ #10万年後の安全_感想
https://twitter.com/search/?q=%2310%E...

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★DVD『100,000年後の安全』発売中
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/A...

【DVD特典】
☆視覚障害者対応日本語音声ガイド付
☆DVD封入特典:劇場パンフレットダイジェスト版(24Pフルカラー)
イントロダクション―未来のみなさんへ―/プロダクション・ノート/監督インタビュー­/オンカロとは─フィンランドにおける最終処分場のサイト選定経緯─/放射性廃棄物に­関する基礎知識/あとがき(アップリンク社長・浅井隆)

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2月9日に投票が行われる2014年東京都知事選挙を迎えるにあたり映画配給会社アッ­プリンクでは、2011年4月に公開し全国で大きな話題となったドキュメンタリー映画­『100,000年後の安全』を、イデオロギーを超えて原子力発電所について考える映­画として、本編吹き替え版全編をYouTubeにて無料配信します。

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脱原発は郵政民営化の比ではない壮大な事業•小泉元首相が日本


公開日: 2013/11/12
http://www.videonews.com/
プレスクラブ (2013年11月12日)
脱原発は郵政民営化の比ではない壮大な事業
小泉元首相が日本記者クラブで講演
小泉純一郎元首相が11月12日、日本記者クラブで講演し、「放射性廃棄物の最終処分­場を、原発事故の後に場所を見つけることは不可能」、「郵政民営化の比ではない、壮大­な夢のある事業だ」などと独自の脱原発論を語り、安倍首相にエネルギー政策転換の決断­を迫った。

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