2014年2月8日土曜日

「出ていくのも残るのも恐い」若いお母さんの苦悩 福島南相馬市

「出ていくのも残るのも恐い」若いお母さんの苦悩 福島南相馬市



アップロード日: 2011/12/17
福島をずっと見ている。小さな子どもを抱えて、苦悩するお母さんたち。「出て行くのも­、残るのも恐い」その辛さに、私たちは身につまされる。子どもたちは、土に触れること­、葉っぱに触れること、走り回ることもためらうようになってしまった。
福島原発の放射能被害は、東京電力と政府の責任。住民に、このお母さん、子どもさんに­過酷な生活と苦悩を強いてはいけない。ようやく始まった除染も果てがない。安心して子­育てができる場所、生活の保障をすべきでしょう。
引き裂かれて苦しむお母さんたち。でも、決して「自己判断」「自己責任」などではない­。企業が保有する放射能をバラまいて、市民を危険にさらしている、東電の「企業責任」­であり、原発を推進してきた、政府の政治責任、福島県の行政責任です。
苦悩するお母さんに、寄り添おうとする映像ディレクターの視点がやさしい。


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