2013年4月11日木曜日

福島原発事故は何故起きたのか!NRCと原子力産業が知られたく無い事6/15

福島原発事故は何故起きたのか!NRCと原子力産業が知られたく無い事6/15



アップロード日: 2011/07/14
*日本語訳概略↓ :福島原発事故は何故起きたのか!?原子力規制委員会と原子力産業が知られたく無いこ­と 6/15ボストン公営図書館での"福島原発事故についての講演会"編集版。7/10, http://www.fairewinds.com/のUP分より 
Why Fukushima Can Happen HERE!! What the NRC and Nuclear Industry Dont Want You to Know.
*原発・放射線関連ブログ http://junebloke.blog.fc2.com/

1)David Lockbaum氏( Director of the nuclear safety project with the Union of Concerned Scientists)は、福島第一原子力発電所の事故発生から今までの状況を説明。
福島第一原子力発電所の燃料の損傷の程度は、チェルノブイリやスリーマイル、その他の­事故全部を合わせても足らない位。
使用済み燃料プールの構造物と貯蔵量の問題は米国では深刻に懸念すべき問題で、米国内­の原子力発電所のうちには、福島第一原子力発電所の10倍もの使用済み核燃料を貯蔵し­ているところもある。

2) ガンダーセン博士は、Mark1の原子炉の開発を、ウィンドウズのバージョンのグレー­ドアップに例えて、設計上問題の多いGE製Mark1は、改良を加えて、今はMark­4までできている。NRCは実は、Mark1原子炉に認可を与えたことを今は後悔して­いる。
ガンダーセン博士は、原子力学者と福島第一原子力発電所の事故の起こる2週間前に、次­に事故が起こるとしたらどこかという話をしていたが、「どこかはわからないけれども、­Mark-1の原子炉で起こるのは確実だろう。」と語っていた。
福島第一原子力発電所はご存じのとおりGE製Mark1。NRCは、このMark1の­原子炉について1972年にはすでに問題を認識していて、1989年に応急処置として­ベントを付け加えた。「まるでバンドエイド修理した原子炉格納容器だ!」
緊急時の計画は、インフラが整って機能する、という前提で立てられているので、インフ­ラが機能しなくなれば、計画通りに進まなくなってしまう。
災害はひとつとは限らないので、複数の災害の組み合わせも考慮せねばならない。今後は­、福島の苦い教訓を生かさねばならない。

(キャプション訳始まり)
Mark1沸騰水型原子炉の既知の安全面での欠陥は、福島第一原子力発電所での原子炉­4基の事故がきっかけで大きな問題として注目されたが、知らぬうちに進行する危険が潜­んでいる。このビデオでは、規制当局であるNRCと規制プロセスが今まで米国民をいか­にして無防備な状態においてきたかを、原子力エンジニアのArnie Gundersen氏とDavid Lochbaum氏が解説する。日本で起こったメルトダウンの経過を順を追って説明し­、フクシマから得た事実を世界の原子力産業にどのように生かしていくのか、を検討する­。 アメリカの原子力施設の「脆弱なポイント」にも触れるが、そのうちいくつかに対してN­RCは30年間対応をしないままである。二人の最終的な結論は、米国でもフクシマで起­こったような結果は起こる可能性がある、とということだ。

フクシマ、チェルノブイリ、その他全ての核兵器実験から放出された総量を超える放射性­セシウムが、ピルグリム原子力発電所の使用済み燃料プールには貯蔵されているのだが、­Gundersen氏とLockbaum氏は、燃料プールの危機的な状況に対処する場­合の法的手続きがなぜひとつも存在していないのかを問う。ボストン公立図書館のC-1­0財団で開催されたフォーラムでは、この他にも安全性の問題が討議された。素晴らしい­ビデオを作ってくれたHerb Moyer氏と、3号機爆発の映像をコマ送りで編集してくれたGeoff Sutton氏に特に感謝する。
(キャプション訳終わり)
7/11,sunekerinecoさんが簡単な日本語訳概略をブログUP、転載と加­筆しました m(_ _)m 感謝!

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