2013年2月11日月曜日

海水中の放射性ストロンチウムの量はセシウムの半分もあった

http://codenameo5.blog.fc2.com/blog-entry-314.html

海水中の放射性ストロンチウムの量はセシウムの半分もあった
2013.02.02

海上保安庁が放射能汚染の真実を暴いてくれました。

政府の調査ではストロンチウムの量は微量であり問題ないとしてきましたが、

海上保安庁の調査では、ストロンチウムの量がセシウムの量の約半分です。

桁が違うどころではありません。

これが何を意味するのか。

まず、福島原発の大量の放射能汚染水が膨大に海に流れ込んでおり、深刻な汚染になっていること。

次にセシウムは海では魚の臓器、筋肉に溜り、ストロンチウムは骨に溜まること、すなわち小魚を骨ごと食べることが、大変な内部被ばくのリスクがあるということ。

そして魚のあらなどが魚粉となり飼料、肥料に使われるので、全国の豚、鳥が汚染され、全国の農作物がまるごと汚染されるが、ストロンチウムはα線しか出さないので放射能検査で測定できず食卓に上ってしまうこと。

原発の爆発により海経由ではなく、空経由で地表に降り注いだストロンチウムの量が政府により改ざん隠蔽されているのではないかという疑い(α線種は測り方で数値はどうにでも出せる)。

空中に舞い、雨によって地表に叩き落された放射性物質がヨウ素とセシウムだけというのはあまりにおかしな話であり、チェルノブイリ事故の時には重要視されたストロンチウム濃度が日本では発表されないのは明らかな操作であり、セシウムのあるところにストロンチウム、ウラン、プルトニウムあり、というのが常識的な考え方であり、そうすると東日本全域の水道にも普通の地面にもストロンチウムは降り注ぎ、食肉、ミルク、農作物が汚染されているということ。

ストロンチウムは当然地下水にも染み渡っているので、東日本全域の食品、飲料加工工場の製品に含まれてしまっているということ。

ざっと考えただけでもめまいがしてくるほど影響は重大です。

そしてストロンチウム、ウラン、プルトニウムなどα線種は人間の体内から排出されず、骨に溜まり、長い時間をかけて血液、骨の病気を引き起こす非常に深刻な放射性物質であり治療方法が無いのです。

私はこのなにげない、一見平和に見える報告書を読んで凍り付いてしまいました。

http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h24/k20120424/k120424-2.pdf



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参考リンク

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0

以下抜粋

ストロンチウム

ストロンチウム (ラテン語: strontium[2]) は原子番号38の元素で、元素記号Sr である。軟らかく銀白色のアルカリ土類金属で、化学反応性が高い。空気にさらされると、表面が黄味を帯びてくる。天然には天青石ストロンチアン石などの鉱物中に存在する。放射性同位体90Sr放射性降下物に含まれ、その半減期は28.90年である。ストロンチウムやストロンチアン石といった名は、最初に発見された場所であるストロンチアンというスコットランドの村にちなむ。

性質
常温、常圧で安定な結晶構造は面心立方格子構造 (FCC、α-Sr)。銀白色の金属で、比重は2.63、融点は777 °C沸点は1382 °C炎色反応で赤色を呈する。空気中では灰白色の酸化物被膜を生じる。水とは激しく反応し水酸化ストロンチウムを生成する。

Sr + 2 H2O → Sr(OH)2 + H2
 
生理的にはカルシウムに良く似た挙動を示し、骨格に含まれる。
酸化ストロンチウムアルミニウムによる還元、および塩化ストロンチウムなどの溶融塩電解により金属単体が製造され、蒸留により精製される。

4 SrO + 2 Al → 3 Sr + SrAl2O4

ウラン核分裂生成物など、人工的に作られる代表的な物質放射性同位体としてヨウ素131セシウム137と共にストロンチウム90(90Sr)がある。ストロンチウム90は、半減期が28.8年でベータ崩壊を起こして、イットリウム90に変わる。原子力電池の放射線エネルギー源として使われる。体内に入ると電子配置・半径が似ているため、骨の中のカルシウムと置き換わって体内に蓄積し長期間にわたって放射線を出し続ける。このため大変危険であるが、揮発性化合物を作りにくく[3]原発事故で放出される量はセシウム137と比較すると少ない。
骨に吸収されやすいという性質を生かして、別の放射性同位体であるストロンチウム89は骨腫瘍の治療に用いられる。ストロンチウム89の半減期は50.52日と短く比較的短期間で崩壊するため、短期間に強力な放射線を患部に直接照射させることができる。

生体に対する影響
ストロンチウム90は骨に蓄積されることで生物学的半減期が長くなる(長年、体内にとどまる)ため、実効線量係数 (Sv/Bq) は高くなり 2.8×10-8である。そのため、ストロンチウム90は、ベータ線を放出する放射性物質のなかでも人体に対する危険が大きいとされている[3]。例えば、経口で1万Bq のストロンチウム90を摂取した時の実効線量は0.28 mSvである。[3]

家畜への蓄積
1957年から北海道で行われた調査では、1960年代から1970年代に北海道のウシウマの骨に蓄積されていた放射性ストロンチウム (90Sr) は2000-4000 mBq/gを記録していたが、大気圏内核実験の禁止後は次第に減少し、現在では100 mBq以下程度まで減少している。また、ウシとウマではウマの方がより高濃度で蓄積をしていて加齢と蓄積量には相関関係があるとしている。屋外の牧草を直接食べるウシとウマは、放射能汚染をトレースするための良い生物指標となる[4]

最終更新 2012年12月29日

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参考リンク

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1010.html
 2011-03-31

東電福島原発事故でストロンチウム90の測定データが発表されないゆえんについて
   

  ウランが崩壊するとヨウ素-131(I131),セシウム-137(Cs137),のほかにストロンチウム-90(Sr90)が生じてくる。にもかかわらず、現在新聞紙上ではI131とCs137だけが、データーとして報じられている。それは何故だろうか。
  理由は簡単で、前二者は半導体検出器で特性ガンマ線を検出できるのだが、Sr90はベータ線を出すので、ベータ線だけを測ってもそれがSr90由来であると特定できないからである。日本分析センターのホームページにはこのことがわかりやすく以下のように解説されている。
  
ストロンチウム90の放射能測定の要点 ほとんどの放射性物質は 壊変 したときにガンマ線を放出します。ガンマ線はそれぞれ物質に固有のエネルギーを持っているので、ガンマ線を測れば含まれる放射性物質が何であるか、また、どの程度含まれているかを知ることができます。 しかし、ストロンチウム90は、ガンマ線が放出されないで、ベータ線のみが放出されます。ベータ線はガンマ線と違って、固有のエネルギーを持っていないため、どの放射性物質から放出されているかを決めることはできません。このため、化学的にストロンチウムだけを分離精製する必要があります。ストロンチウムだけになった後に、ストロンチウム90のベータ線を測るわけですが、実際には、ストロンチウム90壊変 して生成されるイットリウム90のベータ線の方がエネルギーが大きく測りやすいため、このベータ線を測定し、その結果からストロンチウム90の放射能を算出する方法をとります。

  つまり、Sr90だけを分離精製するのに1週間ぐらいかかる。だから東電や行政当局はこの核種を測っている余裕がないのである。

 
  しかし、Sr90は体内に入ると電子配置・半径が似ているため、骨の中のカルシウムと置き換わって体内に蓄積し長期間に亘って放射線を出し続ける。このため大変危険である。原発事故で放出される量はCs137と比較すると少ない、とWikipediaでも解説されているのだが、今回の東電福島原発事故に関しては放出されている両者の存在比は全く不明である。。

  そうであるから、今回我々は、Sr90も東電福島原発事故の大気から摂取し続けており、Cs汚染地域ではSr90でも土壌も常に汚染され続けていることを忘れてはならない。将来は当然汚染土壌からSr90も作物に移行し、可食部にも移行する。Sr90の半減期も28.9とCs137(半減期30年)と同様に長いので、決して無視してはいけない。今年の産米では、きちんとSr90とCs137を測定しなければならなくなるだろう。
 
Sr90の水や野菜の摂取基準は決められているのだろうか? 小生は知らないのだが。 誰か教えてくれませんか?

(森敏)     
付記:先にWINEPブログで紹介している、小生の恩師の三井進午教授一派の研究論文では、土壌や植物からCs137と同様Sr90をも丹念に分別して、分析している。論文を読んでいて実に頭が下がる思いである。

追記: 以下のように、ストロンチウム90のデータがはじめて発表された。ただし3月16,17日のサンプルである。東電福島原発の水素爆発直後なので、まだ雨による濃厚な放射能降下物で土壌が汚染していない可能性が高い。

福島の土壌から微量ストロンチウム 水溶性の放射性物質2011.4.12.23:16
文部科学省は12日、福島県で採取した土壌と葉物野菜からストロンチウム89と90を検出したと発表した。福島第一原発から放出されたとみられるが、半減期が約29年のストロンチウム90はセシウム137に比べ約1千分の1以下の量だった。今回の原発事故でストロンチウムの検出は初めて。

 発表によると、土壌のサンプルは3月16、17日に浪江町で2点、飯舘村で1点が採取され、分析された。この結果、ストロンチウム90は最大で土壌1キロあたり32ベクレルだった。半減期が約50日のストロンチウム89は最大で260ベクレル。同時に分析されたセシウム137は1キロ当たり5万1千ベクレルで、ストロンチウム90の値は、この0.06%の量だった。
測定に1~4週間かかるため発表が遅れていた。
農業環境技術研究所によると、1960年代の核実験などの影響で、通常でもストロンチウム90は土壌1キロあたり平均1.2ベクレル程度、検出されるという。
葉物野菜は3月19日、大玉村や本宮市などで採取された4点が分析された。ストロンチウム90は最大で1キロあたり5.9ベクレル検出された。これもセシウム137に比べて、0.007%の量だった。いずれも食品の扱いではなく、洗わずに試料として分析された。
国内では飲食物に関するストロンチウムの基準はない。ただし、原発事故ではストロンチウム90が放出されることは想定されており、セシウム137の基準は、ストロンチウム90が10%含まれる前提で算定されている。
米国の食品基準はストロンチウム90で1キロあたり160ベクレル、欧州連合(EU)は1キロあたり750ベクレル。今回はいずれの基準も大きく下回っている。
ストロンチウム90は、化学的性質がカルシウムと似ていて水に溶けやすく、人体では骨にたまる傾向がある。土壌では深い場所まで届き、植物に吸収されやすい。海に放出されると、魚の骨などに取り込まれ蓄積する可能性がある。
チェルノブイリ原発事故ではセシウム137の10分の1程度のストロンチウム90が放出された。
この結果について、農業環境技術研究所の谷山一郎研究コーディネータは「今回の数値はかなり低い。農作物に吸収される割合はセシウムより高いが、この程度の値なら、問題ないだろう」と話している。

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参考リンク

http://2011shinsai.info/node/859
2011-10-01

プルトニウム・ストロンチウムを検出(9.30文科省検討会)
さる9月30日(金)の14時半から開催された
文科省「放射線量等分布マップの作成等に関する検討会(第10回)」
を傍聴した結果を簡単に報告します。
6月6日から7月8日までに採取した土壌100の試料を分析した結果、
プルトニウムもストロンチウムも福島第一原子力発電所から北西方向の地点で検出され、
プルトニウムは6試料が検出され、最大濃度が238で4.0Bq/㎡(浪江町)、239-240で15Bq/㎡(南相馬市)、
ストロンチウムは、最大濃度が89が22,000Bq/㎡(浪江町)、90が5,700Bq/㎡ (双葉町)で、
今回の福島原発事故の影響があると評価している。
配布資料はまだ文科省サイトにアップされていません(来週にはアップされると思われる)ので、資料第10-1号「アルファ線放出核種(Pu-238、Pu239+240)及びベータ線放出稀少核種(Sr-89、Sr-90)のデータの処理について」の全ページをスキャンして添付します。
なお、検討会で委員から表現上の多くの指摘があったので、文科省から報道発表される資料の文面は修正されると思います。また、2200箇所の土壌調査箇所のうちの100箇所を対象にしていますが、その選定は「空間線量率及び各市町村の人口の積が大きな箇所」と記述されていますが、委員の指摘でこの記述は修正されます。

更に、次のことを付け加えます。
・今回も、結果を提示する部分は公開されたが、議題2などの検討議題では傍聴をゆるされず、資料も配布されず、情報公開の観点で問題である。
・前回公表されたヨウ素の分布の計算方法に疑問を持っていたので、傍聴終了時に質問したいと申し出たが中村主査から断られた。やむを得ず、これについては文科省の事務局と話し、改めて計算を担当した委員に問い合わせて文科省から答えてもらうこととした。ヨウ素計算方法の疑問とは、一言で言うと、一地点で5つのサンプルを取るが、ND(Not Detected)を0として扱うこと、検出限界以下で数値が把握できた「参考値」の扱いが明らかに平均値を小さくするようにしていて最大で数千ベクレルの参考値が出ていてもNDと見なしている地点がある、ことです。
これについては別に報告します。
以上
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© 福島原発事故緊急会議 情報共同デスク

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参考リンク

文部科学省 報道発表

都道府県別環境放射能水準調査(月間降下物)における
ストロンチウム90 の分析結果について
PDF 24p
平成24年7月24日

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/6000/5808/24/194_Sr_0724.pdf

以下抜粋:

今般、平成22 年4 月から平成23 年12 月までの期間に都道府県が採取した月間降下物※1
について、(財)日本分析センターにおいてストロンチウム90 の分析を行った結果につい
て、事故後から昨年末までの福島近隣10 都県の分析結果が概ねまとまったので公表いた
します。

1.月間降下物のストロンチウム90 の分析について
文部科学省においては環境放射能水準調査として、都道府県及び(財)日本分析センタ
ーに委託し、毎年度、前年度上半期までに採取された月間降下物について分析を行い、
年度明けに測定結果をとりまとめて公表してきたところです。
また事故後は、東京電力(株)福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の飛
散状況を確認するため、月間降下物中のガンマ線放出核種(ヨウ素131 及びセシウム134、
137)の分析結果について、随時、定期的に公表してきたところですが、このたび、事故
後、平成23 年12 月までの月間降下物のストロンチウム90 の、福島近隣10 都県の分析
結果が概ねまとまったため、これを公表するとともに、事故前との比較に用いることの
できる平成22 年度分の結果も併せて公表いたします。
なお、震災の影響により、福島県の平成23 年2 月以降の分析結果、宮城県の平成22
年9 月以降の分析結果等については含まれていません。
本測定結果は、下記の環境放射線データベースにおいても掲載されます。
(日本の環境放射能と放射線「環境放射線データベース」

http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.top

※1:各都道府県が設置した大型の水盤において、1 ヶ月間の間に大気中から雨風等に伴い降下した

ちり等の降下物を収集した上で、収集した試料について、イオン交換法等によりストロンチウム
90 を分離・精製し、低バックグラウンド用ベータ線測定装置でストロンチウム90 のベータ線を測
定するもの。今回の分析におけるストロンチウム90 の検出下限値は、0.07MBq/km2 程度。
2.今回のストロンチウム90 の分析結果について
○ 今回、平成22年4 月から平成23 年12 月まで都道府県が採取した月間降下物について、
ストロンチウム90 の分析を行った結果、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、
47 都道府県中10 都県※2で採取された月間降下物のストロンチウム90 の分析結果におい
て、事故前の11 年間に全国で観測されたストロンチウム90 の最大値(0.30MBq/km2)を
超える値が確認されました。(詳細は別紙参照)

※2:秋田県、岩手県、茨城県、神奈川県、群馬県、埼玉県、東京都、栃木県、千葉県、山形県

3.今回のストロンチウム90 の分析結果に関する考察
○ 事故前の11 年間で観測されたストロンチウム90 の放射能濃度※3は、不検出~
0.30MBq/km2 でしたが、今回、分析を行った月間降下物のうち、主に平成23 年3 月もし
くは4 月に10 都県で採取された月間降下物においては、事故前の11 年間に全国で観測
されたストロンチウム90 の最大値を超える値が検出されました。これらの試料について
は、福島第一原子力発電所の事故直後に観測されたこともあり、福島第一原子力発電所
の事故由来のストロンチウム90 が含まれている可能性が高いと考えられます。なお、こ
れらの福島第一原子力発電所の事故由来と考えられる10 都県のストロンチウム90 の分
析結果を比較したところ、原子力発電所から距離が離れるほど、放射能濃度が低下する
傾向が確認されました。

※3:環境放射能水準調査で平成12 年4 月~平成23 年2 月の月間降下物の結果。この期間で検
出されたストロンチウム90 は過去の核実験等の影響によるものであり、最大値の0.30MBq/km2
は平成18 年2 月に北海道で観測された値。
○ 今回、確認されたストロンチウム90 の放射能濃度の最大値は、平成23 年3 月の1ヶ
月間において茨城県(ひたちなか市)で採取された月間降下物であり、その値は
6.0MBq/km2(6.0Bq/m2)でした。なお、事故前11 年間の環境放射能水準調査において観
測された、茨城県内の土壌中のストロンチウム90 の沈着量は72~950 MBq/km2 の範囲に
あり、これと比べると、今回月間降下物で観測されたストロンチウム90 の放射能濃度の
値は0.6~8.3%と小さい値となっています。
○ また、事故前の11 年間に全国で観測されたストロンチウム90 の放射能濃度の最大値
を超える値が測定された10 都県について、同じ月の降下物中に含まれていたストロンチ
ウム90 の最大値と放射性セシウム※4の比率を確認したところ、ストロンチウム90 の放
射能濃度は放射性セシウムに比べて19,000 分の1から600 分の1程度と、非常に少ない
ことが確認されました(表1 参照)。

※4:放射性セシウムは、低バックグラウンド用ベータ線測定装置で測定したセシウム137とセシ
ウム134の合計値

表1:今回の調査において、東京電力福島第一原子力発電所事故発生以前(11年間)に観測された

月間降下物中のストロンチウム90の放射能濃度の最大値を超える値が検出された各都県の
測定結果

都県名
事故発生以前の検
出結果を超えるス
トロンチウム90が
確認された時期
検出されたストロンチウ
ム90の最大値
(MBq/km2)
ストロンチウム90の最大値が検
出された時期における放射性セ
シウムに対するストロンチウム
90の放射能濃度の比率

岩手県 平成23年4月~5月 0.74 (平成23年4月) 0.0015
埼玉県 平成23年3月~5月 1.0 (平成23年3月) 0.00016
秋田県 平成23年4月 0.30 (平成23年4月) 0.0016
山形県 平成23年3月 1.6 (平成23年3月) 0.00015
神奈川県 平成23年3月 0.47(平成23年3月) 0.000095
栃木県 平成23年3月~4月 1.2(平成23年3月、4月) 0.00092
群馬県 平成23年3月~4月 1.9 (平成23年3月) 0.00043
千葉県 平成23年3月 0.44(平成23年3月) 0.000052
東京都 平成23年3月~4月 0.89(平成23年3月) 0.000081
茨城県平成23年3月~5月及び8月6.0 (平成23年3月) 0.00035
(参考)事故発生以前の11 年間(平成12 年4 月~平成23 年2 月)の月間降下物の放射能濃
度の範囲は、不検出~0.30MBq/km2。この期間で検出されたストロンチウム90 は過去
の核実験等の影響によるものであり、最大値の0.30MBq/km2 は平成18 年2 月に北海
道で観測された値。

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参考リンク
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11121906-j.html

福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について(第二百六十二報)

                             平成23年12月19日
                             東京電力株式会社

 平成23年3月21日、周辺環境のモニタリングの一環として、東北地方太平洋沖地
震で被災した福島第一原子力発電所の放水口付近(南側)において、海水に含まれ
る放射性物質のサンプリングを行った結果、放射性物質が検出されたことから、原
子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡いたしました。
 3月22日より、福島第一原子力発電所沿岸部におけるサンプリングについては、
4箇所で実施しております。

 4月17日より、福島第一原子力発電所の沖合3km4地点(4月26日より2地点追
加、4月30日より3地点追加、5月5日より1地点追加、計10地点)、沖合8km2
地点、沖合15km6地点でサンプリングを実施しており、その評価結果もあわせて連
絡しております。
 また、5月27日より沖合5km2地点、沖合30km2地点、6月2日より沖合5km1
地点、沖合15km1地点、沖合30km1地点を追加しております(9月1日より沖合15
km1地点、沖合30km3地点を中止しております)。

 本調査結果におけるヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137の3核種の分析結
果については、確定値としてお知らせすることとし、その他の核種については、今
後、再評価を実施することとしております。

 沖合における分析結果については、10月24日の採取分より、放射能濃度の検出限
界値を下げる取り組みを実施しており、分析時間を長くしていることから、採取日
の翌々日にお知らせすることとしております。
                             (お知らせ済み)

 平成23年12月18日、福島第一原子力発電所で検出された放射性物質の海洋への拡
散を評価するため、サンプリングを行い、海水に含まれる放射性物質の核種分析を
行った結果、別紙の通り、放射性物質が検出されました。

 また、11月10日、14日、15日および16日に採取した海水に含まれるストロンチウ
ムの分析を行った結果、別紙の通り、ストロンチウム89、90が検出されました。

 なお、沖合におけるサンプリングについては、天候の影響により実施しておりま
せん。

 以上の結果について、本日、原子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡いたしま
した。

 今後も、同様のサンプリングを実施することとしております。

                                  以 上

添付資料
・海水核種分析結果(PDF 11.0KB)海水核種分析結果<沿岸及び沖合>(PDF 10.9KB)海水放射能濃度(PDF 50.1KB)

All Rights Reserved. Copyright© 1995-2013 TEPCO.

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【福島原発】2011/4/13/水★新たに心配4号機とストロンチウム90とは 1/2



アップロード日: 2011/04/13
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く

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【福島原発】2011/4/13/水★新たに心配4号機とストロンチウム90とは、2/2



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10都県で ストロンチウム90を検出、原発事故から1年4ヶ月後の発表



公開日: 2012/07/26
放射性物質、ストロンチウム90を検出 文科省
諸澄邦彦 日本放射線技師会

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武田邦彦教授 ガリレオ放談第2回横浜のストロンチウム問題と行政の矛盾



アップロード日: 2011/10/26
『2015年放射能クライシス』(小学館/1,260円)の著者、武田邦彦教授による­Shougakukan Book People連載 
ガリレオ放談 第2回「横浜のストロンチウム問題と行政の矛盾」
http://bp.shogakukan.co.jp/takeda/ 「ガリレオ放談 −日本を斬る−」

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