たたら吹き
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%82%89%E5%90%B9%E3%81%8D
たたら吹き(たたらぶき)とは、日本に古くからある鉄を得る手法である。これは砂鉄から和鋼を製造する日本独自の製鋼法である。
1.この直接製鋼法では、粘土製の炉の中に木炭を入れ、点火後は鞴(ふいご)で風を炉内に送りながら木炭と砂鉄を交互に上から加え続け、炉内の燃焼反応による高温と炭素の還元力により砂鉄から酸素を奪う事で鋼が作られる。
2.作業は焔の加減を見ながら村下の指示により木炭と砂鉄を交互に炉にくべてゆく事が殆どである。この際、風量が多いと炉の温度が高くなり、少ないと温度が低くなって失敗となる為、村下は鞴を踏む人にも慎重に指示する。
3.炉に点火後、およそ1日が経過して焔の色が山吹色になれば中間結果として成功である。この後も鞴の風量を加減しながら木炭と砂鉄を炉にくべてゆく。時々炉底に穴を開け、そこから溶解した不純物(ノロ)を排出する。ケラはノロの中で育つため、排出する量は多すぎても少なすぎてもいけないとされる。
4.火は3日3晩程で下火となり、高温で焼かれた炉は再使用されること無く壊され、炉内の灰にまぎれた金属塊である「ケラ」が得られる。
5.ケラは打ち砕かれて良質だが少量の「玉鋼」と多量の銑鉄である「ずく」が最終的に得られる[1]。
Feeding the Celtic iron furnace
日本刀ができるまで1
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日本刀ができるまで7
日本刀ができるまで8 おわり
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