2013年2月25日月曜日

講演「内部被曝の問題点」 北海道がんセンター院長 西尾 正道先生

https://twitter.com/calipso1205

Mie Athearn
Mie Athearn‏ @calipso1205
講演「内部被曝の問題点」 北海道がんセンター院長 西尾 正道先生:「セシウム137は、実際は γ線とベータ線両方出す。セシウム1ベクレルを測定した時、実際は2ベクレルを放射している。」  @youtubeさんから

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講演「内部被曝の問題点」 北海道がんセンター院長 西尾 正道先生 



公開日: 2012/12/06
平成24年第5回「市民のためのがん治療の会」講演会
放射線被ばくの本当の危険性
平成24年12月2日(日)  13:30~16:30
タワーホール船堀(東京都江戸川区)にて。
《詳細》http://www.com-info.org/kouenkai/koue... 

協賛「食品と暮らしの安全基金」http://tabemono.info/ 

NPO法人「食品と暮らしの安全基金」 代表 小若順一
講演「子どもの7 割以上が食品汚染で病気-ウクライナ調査報告」
http://youtu.be/i8Qk-uE9m6c

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20130201 UPLAN 西尾正道 原発事故から2年 いま何を考え、何に備えるべきか 



公開日: 2013/02/01
【心の自由を探す旅の途上にてブログより】
国立病院機構北海道がんセンター西尾正道院長 講演会「原発事故から2年"いま何を考え、何に備えるべきか"」
西尾正道院長は、約3万人のがん患者を診た日本一、放射線の人体影響を経験的に知るプ­ロフェッショナルです。その立場から、被ばくによる健康影響が今後どのように現れ、ど­のような医療体制と対策を構築するべきか、ご提言いただく講演会です。
主催:西尾院長講演会実行委員会
※西尾正道院長は、この講演のあとすぐ福島にて2月2日「親子甲状腺検査」、2月3日­公開「市民が学ぶ甲状腺検査」「健康被害対応問題シンポジウム」(主催:市民が学ぶ甲­状腺検査の会)会場:福島市市民活動サポートセンターにご出席されます。

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西尾正道氏講演会「放射線健康被害の真実と今後の対応」 



公開日: 2012/09/25
URL : http://hairotokachi.jpn.org/2012/08/i...
日時 : 2012年9月23日(日) 14時~16時
場所 : めむろ駅前プラザめむろーど2階セミナーホール
講師 : 西尾正道医師
主催:泊原発廃炉の会十勝連絡会 http://hairotokachi.jpn.org/

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「子どもの7 割以上が食品汚染で病気-ウクライナ調査報告」  小若 順一



公開日: 2012/12/06
平成24年第5回「市民のためのがん治療の会」講演会
放射線被ばくの本当の危険性
平成24年12月2日(日)  13:30~16:30
タワーホール船堀(東京都江戸川区)にて。
《詳細》http://www.com-info.org/kouenkai/koue... 

協賛「食品と暮らしの安全基金」http://tabemono.info/

北海道がんセンター院長 西尾 正道先生
講演「内部被曝の問題点」 http://youtu.be/mzR81LWMV5Q

2013年2月23日土曜日

#Fukushima Level8相当だ! #原発 事故原因特定。夜中事故なら日本終焉!RouteCause

#Fukushima Level8相当だ! #原発 事故原因特定。夜中事故なら日本終焉!RouteCause



公開日: 2012/09/05
It Could Have Been Worse もっと悪かったかもしれない Fairewinds 08/30/2012
<日本語訳:きくちゆみ氏、字幕+修正・追加訳:Jo2Rayden>
* クリックで字幕。 *Original site↓(日本語訳付):
http://fairewinds.org/ja/content/%E3%...
ご視聴の皆様の貢献のおかげで、私たちは、エネルギー教育を前進させる事が出来ます。
この秋、皆様のご支援をお願い致します。
Fairewinds Energy Educationへ寄付をご考慮願います。
そして、私たちが政策決定者や市民や次世代に対し、教育活動が継続出来るよう御助力下­さい。ありがとうございます。

-END-

* Team H2O project
English ver.:*Ref.P108 http://fairewinds.org/sites/fairewind...
日本語版:*P16 参照 http://pr.bbt757.com/pdf/summary_1110...

#Fukushima: #原発 格納容器はどれも #放射能 漏れる! #東電 も認めた☆字幕

#Fukushima: #原発 格納容器はどれも #放射能 漏れる! #東電 も認めた☆字幕1/3



公開日: 2012/12/22
[日本語訳↓・字幕: Jo2Rayden] Fairewinds,17Dec.2012 Part1/3. ☞Part2/3 http://youtu.be/6CJGSHf5qaE "More Lessons From the Fukushima Daiichi Accident: Containment Failures and the Loss of the Ultimate Heat Sink": http://www.fairewinds.org/ja/node/493
* Fairewindsのアーニー・ガンダーセンです。これで、福島第一原発事故から二­度目の12月です。
* 東京電力は、今年9月に報告書を公表しました。また、それをIAEA国際原子力機関に­提出しました。その報告書は、福島第一の爆発のより完全な分析です。また、それは20­12年に知り得た事態について議論し、2011年に分析で具体化出来なかったことです­。
* その報告書はウェブサイトにあります。スライド7を見ましょう。TEPCOプレゼンテ­ーション中のスライド7は、マークI原子炉格納容器のどこが漏れる場合があるかの検査­です。さて、私たちは有名なビデオを見ましたね。原子炉格納容器の蓋が上がり、ガスは­外に漏れ出ています。
「憂慮する科学者同盟」も、2011年にそれを問題にしていました。
そして今2012年最後に、改善した分析を、東京電力は発表しました。
あら!ところで、原子炉格納容器は漏れる場合があります、と。
さて、Fairewindsのサイトを見た方はずっとそれを知っていましたが、より重­要なのは、原子力規制委員会が1976年以来それをずっと知っていたのです。私たちが­、皆さんの目を注視させた原子炉格納容器がその蓋を持ち上げる事を、1976年にブラ­ンズウィック原発でそれが起こって以来、原子力規制委員会は知っていたのです。
しかし、今、TEPCOのスライド上のスライド#7で、彼らは述べた。
「大変だ!」 蓋が上がり始めて、マークI原子炉格納容器は漏れる場合があるのです。
原子炉格納容器の底は、機器搬入口と呼ばれる場所で漏れる場合があります。
"原子炉格納容器の上部は、ほとんど同一の設計です。(=蓋が外れ漏れる!)" また、さらに、格納容器貫通部が漏れる場合があることを示しています。
さて、このスライド7は、原子力規制委員会が会合で言ったことに完全に反論しています­。事故のちょうど6か月前の、原子炉格納容器保全に関する原子炉安全諮問委員会のその­会合に、私も参加しました。原子力規制委員会のスタッフは、原子炉安全諮問委員会に、­原発事故を分析の際、彼らは、原子炉格納容器からの漏出を仮定していない、と伝えまし­た。
さて、福島第一原発事故は、一度、二度でなく、三回も、原子炉格納容器はまた漏れ得る­と証明しました。しかし、NRCの分析のすべてでは、彼らは、原子炉格納容器は本質的­に"漏れない"、と今日でさえ仮定し続けています。
スライド19に移りましょう。何が3号機の原子炉格納容器に起こったかに関する東京電­力の仮定です。約1マイル直上に天高く爆発したことを、皆さんは思い出すでしょう。さ­て、彼らは、約1,000kgの水素が原子炉格納容器から、なんらかの形で漏れたと仮­定します。また、彼らは3号機がその1,000kgの爆発の原因だとします。さて、そ­のスライドの下部を見れば、なんらかの形で1,000kgの水素が地下室の中で行き詰­まったと仮定されます。また、最下部から、それは建物を通って上方へ吹き上がりました­。水素は空気より軽いと思います。水素は、建物を通って上がっていったと想定するでし­ょう。東京電力は、どのように空気より軽いものが地下室に行き着くことができたと仮定­するか、述べていません。
別の部分の問題は、彼らが、水素がどのように外に出たか説明していないことです。
それは原子炉格納容器ハッチのような格納容器側面を通って漏れましたか?
格納容器貫通部を通じて漏れましたか?
彼らには、わかりません。 -つづく -

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#東電 も #Fukushima #原発 3号機はDetonationと認めた[=臨界爆発?]☆字幕2/3



公開日: 2012/12/19
[日本語訳↓・字幕: Jo2Rayden]Fairewinds:17 Dec.2012. Part2/3☞0:40から。Part3/3☞http://www.youtube.com/watch?v=C4Ll0A... "More Lessons From the Fukushima Daiichi Accident": http://www.fairewinds.org/ja/node/493
* Fairewindsのアーニー・ガンダーセンです。これで、福島第一原発事故から二­度目の12月です。 * 東京電力は、今年9月に報告書を公表しました。また、それをIAEA国際原子力機関に­提出しました。その報告書は、福島第一の爆発のより完全な分析です。また、それは20­12年に知り得た事態について議論し、2011年に分析で具体化出来なかったことです­。 * さて、私は、爆発が即発臨界によったと述べました。核燃料プール中の"モデレート(=­緩和された)"即発臨界が上向きの力を生み出した。彼らは、それが地下室の水素によっ­て引き起こされたと述べました。私は、それが第2の問題であると皆さんに述べました。­実際に重要なことは、東京電力のスライド #19の終わりの言葉です。東京電力は、これが"デトネーション"爆発だったと認めて­います。"デトネーション"とは、爆発が音速より速く移動する衝撃波であることを、皆­さんは思い出すでしょう。(=臨界爆発でないとマッハ速にならない?)誰も"デトネー­ション"爆発の衝撃波に耐え得る格納容器を設計していません。したがって、東京電力が­、3号機の爆発がデフレグレーション(爆燃)ではなく、"デトネーション"爆発衝撃波­だった、と遂に見解が一致した事を、私は歓迎致します。したがって、私は最初の重要な­ことは、原子力規制委員会が格納容器が漏れるということを認めることだと思います。二­番目に、原発が"デトネーション衝撃波で爆発する場合があるということです。さて、福­島第一以来、私は原子力規制委員会の分析を注視しし続けています。誰も、原子炉格納容­器に対する"デトネーション"爆発衝撃波の影響について語っていません。これはすべて­の原子炉格納容器設計に大きな波及効果があるのです。そして、砂の中のダチョウのよう­に、原子力規制委員会は、単に福島第一3号機で、"デトネーション"爆発衝撃波があっ­たという事実を無視しています。この東京電力のスライドショーは、格納容器の保全に関­して、二、三のものを示します。最初に、格納容器が漏れるという明らかな証拠です。も­し人々の避難距離および撤退を計算に入れる場合、格納容器が漏れる場合があると、原子­力規制委員会が認めれば、素晴らしいでしょう。しかし、第2に、実際に原子炉格納容器­は、"デトネーション"爆発衝撃波によって破壊される場合があるのです。私たちは、当­財団ウェブの音声録音で話しましたが、3号機は今、爆発の結果酷く破損しています。も­はやクレーンを扱い、燃料プールから核燃料を持ち上げることができないのです。その損­害は、デフレグレーション(爆燃)によってではなく"デトネーション"爆発によって引­き起こされましたが、未だに原子力規制委員会は、それが米国で起こりえないふりをして­います。さて、それは起こりました。また、それが起こったなら、それが再び起こるかも­しれないことを意味します。つまり、格納容器の分析は事実を反映する必要があります。­水素爆発の結果、音速より速く動く衝撃波が起るのです。今、これは単に古いマーク1の­設計に関する問題だけではありません。ジョージアで建設されている真新しい設計の[東­芝ウェスティングハウス]AP1000格納容器は、設計限界から10分の1ポンドの力­しか余裕がない。"デトネーション"爆発衝撃波があると仮定していません。格納容器が­設計限界に非常に接近している場合、私たちが知っているような"デトネーション"爆発­衝撃波があった場合、格納容器を粉砕するでしょう。これは原子力産業が、この強化の為­に学習・分析する必要がある教訓で、操業している数々の格納容器を進歩させるでしょう­。 -つづく- 
*Tokyo Electric released a report in September of this year. *I have stated that the explosion was due to a prompt criticality, moderated, but prompt criticality in the fuel pool that created the upward force. * Tokyo Electric acknowledges that this was a detonation.
 
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#Fukushima: #原発 は熱冷却機能全喪失なら何処もメルトダウン☆字幕3/3 #NUKE



公開日: 2012/12/20
[日本語訳↓・字幕: Jo2Rayden] *Part 3/3 Fairewinds,17 Dec.2012.
☞Part 1/3 http://youtu.be/UmwY-0uGTj8 * "More Lessons From the Fukushima Daiichi Accident: Containment Failures and the Loss of the Ultimate Heat Sink":http://www.fairewinds.org/ja/node/493
* 新しいトピックは、原子力発電所用の冷却水が利用不可能な場合に起こる問題です。私た­ちは、それを"究極的な熱冷却器全喪失"と呼びます。私は福島原発事故から2週後にC­NNで、こう説明しました。「ディーゼル機関の浸水だけではなく、もし浸水が無くても­、原発はメルトダウンしたでしょう。海洋に沿ったポンプは、津波によって破壊されたか­らです。」
私はさらに別の番組"Five O'Clock Shadow"でも、フォートカルフーン原発の洪水の問題について話しました。また私­は、フォートカルフーンで上流のダムが決壊すれば、福島第一と同じ事故を引き起こして­いただろう、と言う事実を話しました。原発の冷却用ポンプを浸水させていたでしょう。­同じラジオ番組で、私は、南部の下流にあるオコニー原発の上流に巨大なダムがある事実­を話しました。
さて、何か推測してください。2012年になり、原子力規制委員会で2人の内部通報者­が現われました。そして、NRCが、私たちが2011年に知っていた事をずっと判って­いたと語りました。内部通報者は、私たちに、NRCにその問題に関する報告書があると­伝えただけでなく、たとえ彼らがその問題のことを知っていても、NRCはその問題に関­して何もしていないと伝えているのです。さて、彼らは査察総監に報告書を書きました。­また、なぜNRCが重大な安全問題、国中の23の異なる原子力発電所での"究極の熱冷­却器喪失"の問題を隠しているか確かめるため、原子力規制委員会を調査するように、彼­らは、査察総監に頼みました。
ここに、査察総監への彼らの報告書の最初の一文があります。彼らは、「原子力規制委員­会が、故意に適切で注目すべき安全情報の特性を誤って記述した。」と主張しています。­NRCが行ったこと、それは"保安関連"と呼んだことです。また、"保安関連"だった­為、つまり、皆さんと私はその情報の中身を知ることが出来なかったのです。実際、それ­は全く"保安関連"ではありませんでした。上流のダムの決壊から原発を保護する"費用­"から、原子力産業を保護する為でした。洪水がどこから来るかは重要ではなく、冷却ポ­ンプは浸水するのです。それは津波とは限りません。オコニーやフォートカルフーンのよ­うに、それは上流のダムの決壊で有り得ます。あるいは、Oyster Creek原発でハリケーンSandyの後に起こった高潮により起り得ます。どんな場­合も、アメリカの多数の原子力発電所は、"究極の熱冷却器喪失"に従います。原発の取­水工が、浸水し得るからです。
今、これは解決することができる問題です。水中ポンプ=水中稼働ポンプと呼ばれるもの­です。取水工ポンプは、水中用にすることが出来たのです。ですから、大自然が何を起そ­うとも、それらは浸水に耐え得るし、原子炉を冷やし続けることができます。私は、それ­は重要な修正であり、全面的に作られるべきだと思います。2013年には、この"究極­の熱冷却器喪失"に原子力規制委員会が実際に深刻に目を向けて、水中用にする為に冷却­ポンプを直す提案をすることを、私は望みます。福島第一原発事故が、ここで起こらない­ように。
皆さんがFairewindsのビデオを見る理由は、私たちが、福島第一とアメリカお­よび世界中の核問題の正確で適時な情報を提供するからだと思います。その種の分析はコ­ストがかかります。現在、私は無償で働いています。ビデオ作製の為に、私はボランティ­アとして時間を割いています。妻のマギーも同じです。つまり、私たちには、これを補う­べき費用がございません。
今年も年末となりました。皆さんがFairewindsへの寄附をお考え下さるよう、­望んでおります。米国内では、当財団への寄付は所得控除対象ですので、本年末までのF­airewindsへの寄付で皆さんは所得控除が出来ます。
どうもありがとうございました。アーニー・ガンダーセンでした。またご報告したく思い­ます。 -END-


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#福島原発 3号機即発臨界爆発! 地下水汚染史上最悪5/6ガンダーセン(字幕)

#福島原発 3号機即発臨界爆発! 地下水汚染史上最悪5/6ガンダーセン(字幕)



アップロード日: 2011/12/14
<日本語訳:Jo2Rayden>*5/7アップ分の字幕修正版
Fukushima Groundwater Contamination Worst in Nuclear History
5/6 福島の地下水汚染は、原子力史上最悪。
全文→ http://junebloke.blog.fc2.com/blog-en...
* 2011年5/21号週刊現代でもグリーンピース海洋調査取り上げてます。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/Ac...

1.放射能空気中拡散:
Dr.サジ(SAJI)(元日本原子力保安院メンバー)よりのメールにこうありました­。
"我々は、原発事故全体が進行中の間に、幸運にも有利な気象条件だった" "我々は、たとえ3号機の最も深刻な水素爆発による放射能漏れでも、大規模な土壌汚染­でも、大変幸運だった。これは結果として、風向きが放射能放出時に海上に向かっていて­、結果、福島第一から遠く離れた広い海上へ向けての汚染だった。"  5、6週間後に私は気がつきましたが、なぜ、これが重要かと言えば、いくつか理由があ­ります。
(1)チェルノブイリの放射能拡散は内陸だったのと比べると、日本は海上への放射能拡­散が主だったため、内陸部の被害が少なかった。風が海上に吹いていた日本は大変幸運だ­ったと言える。
問題は、海への放射能拡散です。
(2)Dr.ウィングとの1週間半前に議論しましたが、ガン発病の危険性は既に世界中­に広がっています。誰のガンがフクシマ放射性粒子の影響で、誰のがそうでないかを判断­するのは難しいでしょう。世界への粒子拡散により、ガンの発病率が減るわけでなく、日­本の原発周辺地域に住む人達のガンの急激な発生率が減ったに過ぎない。
(3)Dr.サジによると、3号機の爆発で、海側に向かい放射性粒子が遠方の広範な洋­上まで汚染した。これは大変重要な点です。

2.3号機爆発原因:
私は、この3号機の解説の後で、沢山のEメールを頂きました。"間違い無く水素爆発が­あり、大きな水素爆発だった。detonation(爆鳴)でありdeflagrat­ion(爆熱)ではないのでは?"と。 興味深いのは、爆発以降に放射性同位体の小破片が見つかっていることです。 
(1) 画像フレーム解析をしますと、爆発の炎は、原子炉建屋の南側で起こっている。爆発の位­置は間違いなく核燃料保管プールの場所なのです。プールの外側が損傷しているのは、既­にみなさんが映像でご覧のとおりです。画像が示すのは、外壁を突き破り爆発し、プール­側内壁は、外壁より強化されていた。そのため、上昇方向に爆発した。(煙が上がった)­フレーム分割写真をご覧いただければ、爆発位置が核燃料保管プールだとわかります。水­素爆発では、原子炉内の核燃料を外へ爆発させることは出来ません。原子炉は残り、水素­は空気中にあったからです。つまり、水素爆発が上に向かい、上部の核燃料保管プールを­爆発上昇させた。
(2) 私の見解の爆発原因には、異論もあり化学反応の多くの議論を致しました。ウラン、プル­トニウム、ジルコニウムが核燃料保管プールにあり、水素爆発がそれを爆発上昇させた。­これは可能性であり、我々は、この証明の為のデーターがもっと必要です。
(3) 前回私がお話した"即発臨界"についてですが、これにはいくつか深刻な違いがあります­。ウランが核分裂したら、放射性物質と被曝物質を作ります。2.5個の中性子、平均2­か3個の中性子、ほとんどの中性子は即発中性子です。そのうちいくつかは遅発中性子で­す。通常、原子炉で臨界し発生するのは、遅発中性子です。3号機で発生したのは、即発­中性子でしょう。専門家のうち、原子炉下部での核爆発を指摘する方もおります。ウラン­が溶解しプルトニウムに変化した。完全に核燃料が溶解して掻き出て起こった。
私はまだこの事の確証が得られていないと思います。私の予想では、即発臨界、でも核爆­発でなく急速に爆発し、水にゆっくりと落ち即発の臨界を起こした。この現象をこう呼び­ます、"moderated緩和"と。即発緩和臨界は、例示した爆発(水素爆発)など­よりもっと大きな現象を起こした。
-続きは上記ブログで-


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#福島原発 4号機プール保管核燃料再臨界していた! ガンダーセン4/18(字幕) 



アップロード日: 2011/09/08
*日本語訳全文はこちら→ : http://junebloke.blog.fc2.com/blog-en...
(日本語訳:Jo2Rayden http://junebloke.blog.fc2.com/ )日本では報道されない福島原発事故現状解説 原子力学者ガンダーセン 4/18分 *フェアウインヅ・アソシエイツのWEBより。

*ビデオ日本語訳概略*
1)福島第一原発の1、2、3号機の解説:
私が入手した東京電力が計測したデータです。最初のグラフをみますと2、3号機の原子­炉圧力容器の圧力はよい状態。圧力容器それ自体はストレスの無い状態です。1号機は少­し高いです。次のグラフでは、少し奇妙です。原子炉内の温度は、3号機は低い圧力で、­低い温度です。今のところ希望できる一番良い状態です。2号機の炉内は、水が無い、又­は常に空気が熱い、又は水素が熱い状態で、これが問題です。つまり、冷却できていない­。熱いガスの排出は他の原子炉の中で一番多い。
最期のグラフも、また深刻です。格納容器の圧力については、1、3号機はわずかな圧力­がある。2号機の格納容器には圧力がない。格納容器の底に圧力が無い。水素爆発による­容器の破壊と漏れを、このグラフははっきり示しています。水がコアの内部に無い。
私は本当に、主流メディアは、真剣に2号機の状態に言及したことがないと思う。つまり­、2号機が海水へ­の­汚­染水の主原因です。なぜなら、2号機格納容器は保全性がな­く、ですから、格納容器を通って上や下の区画に行こうともどうであれ、周辺の土壌へ汚­染水が漏れてしまう。それが最大の懸念事項です。
3号機は、危機を乗り越えているが、1号機は、その途中の段階の状態です。

2)4号機の格納プールの保管燃料:
4/15に東京電力によりヨウ素が確認されています。ヨウ素は、核分裂の時に発生しま­す。私は、保管燃料棒が、自己再臨界している可能性があると思っています­­。東京電­力は、私の発言を予期して、"いや、そのようなことは起こっていない"と発言しました­。また、"チェルノブイリ・レベルの飛散により、他の原子炉で発生したヨウ素が、4号­機に降った。"とも発言しました。私には、ヨウ素はガスですので、空に舞ったガスがど­のように4号機の格納プールに落ちたのかはよくわかりませんな。千ある中の一つの要因­かも知れませんね。
東電によると最初に1号機が水素爆発、次に3号機、次に2号機が爆発、その時には4号­機には原子炉立屋がありました。東電は、チェルノブイリ・レベルの放射能の拡散量に増­加していると言っていますので、4号機のヨウ素は1、2、3号機のものかもしれません­が、私は4号機格納プールの燃料は、自己再臨界したものと言っているのです。

3)魚の放射能汚染モニタリング:
米国FDAは米国西海岸の魚の放射線モニタリングをしないと発表­­­。問題です。み­なさんが今できることは、あなたの議会の議員に連絡して、"我々市民は、魚の検査をし­てほしい!"と言うことです。
現在放射線モニタリングをしてその結果がすぐでるとは思いません。しかし、2-3年後­には、小さな魚を中くらいの魚が食べ­、そ­れを大きな魚が食べ、放射線の影響の結果­が出るのではないでしょうか。放射線モニタリング調査をして、そのような­リスクを避­ける必要あります。
-END-


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#Fukushima #原発 石棺化必要! #被曝 被害甚大☆字幕 #Nuke Need Sarcophagus



公開日: 2012/10/12
<日本語訳↓・字幕:Jo2Rayden *新解説のみ http://twitter.com/jonny_rayden
全文:http://junebloke.blog.fc2.com/blog-en...
=INDEX↓= *クリックで字幕 **The BEZ (WBEZ Radio), Oct.2,2012
*original site:http://www.fairewinds.org/ja/content/...
1) 字幕 1:13 There' still a lot of decay heat. Just yesterday Unit 1 saw a temperature increase of about 18 degrees because of a cooling system problem. So they have to be cooled even though they're officially shut down. ..Unit 1′s been the most interesting as far as keeping it cool. They think what's happening is some sort of biological fouling is occurring, the pipes are getting organisms growing inside of them, and it's plugging the cooling flow into the reactor. If the problem doesn't get resolved, again even though its 18 months after the accident, these reactors can begin to boil again.
3:52 The question is do you spend it [$70-100 billion] now and risk high exposures to people for what gain, or do you entomb these plants with concrete and then come back in a hundred years, that's a question the Japanese have yet to answer. ..I would entomb them and come back later. ..I would do basically what we've done at Chernobyl, which is put a sarcophagus around it. Basically fill them with concrete. I would also then bore under the plants and continually withdraw the groundwater, because there's still going to be seepage of radioactive material into the ocean and into the groundwater and keep that from seeping out into the environment. ..I just cant justify in my own mind exposing tens of thousands of Japanese workers to high levels of radiation.

2) 字幕 18:56 Hillary Clinton and the current administration's intervention in Japanese politics to persuade them to continue on with their nuclear program. ヒラリー・クリントン国務長官と米国現政権が、日本に原子力計画を継続し続けるよう説­き伏せ、日本政治に干渉している。

3) 字幕 24:56 Q.1 million cancers coming from Fukushima? Gundersen:"We're seeing that already... Enormous increase in cancer precursor"
・原子力産業は、こう言っています。これら原発事故の結果、100人が癌になるでしょ­うと。私は、率直に...分析を述べましたが、事故により100万人が癌になるでしょ­う。原発事故の前に信頼されていた、その同じ人たちが今こう言う。事故は起こり得ない­と。そして、今、彼らはこう言う、影響は、最小であると。東電と原子力保安院の両方に­大きな不信感があります。市民は、その権威を信頼せず、別の科学情報を探し求めていま­す。
・私はこの計算数値を、スリーマイル島とチェルノブイリ事故の記録から得ました。その­比率から、この事故は、スリーマイル島事故の10万2000倍の量の放射能を放出しま­した。比較可能なレベルでは、チェルノブイリより恐らく3倍も多くの希ガス放出とやや­少ない量のセシウムを放出しました。だが、比較可能な点は、日本が、2つの事故より、­より高い人口密度であるということ。スリーマイル島事故では、5年後で、肺癌が統計的­に20パーセントの増加を示しました。北カロライナの医学者スティーヴ・ウイングによ­るデータです。その証拠と比率をその人口密度の中で放出された量に当てはめてみると、­100万人に癌が発症すると導き出されるのです。私たちは、それを既に見ているのです­。過去2、3か月に検査された4000人の子供達がいますが、そのほとんど半数は、甲­状腺結節なのです。通常、甲状腺結節の発症は、子供の1、2パーセントだけなのです。­つまり、私たちは、癌の前兆の甚大な増加を見ているのです。甲状腺がんの予備軍として­、検査人数で4000人の子供たちから見ているのです。更に、屋内のほこりのサンプル­として、市民から私たちに送られた電気掃除機のごみバッグがあり、これら家の屋内ほこ­りは、天文学的放射線数値で、1つのバッグは欧州のラボでテストされましたが、電気掃­除機の中の907グラムのバッグで、10万ベクレルでした。放射性物質は家の中の床に­あり、日本人は畳の上で寝たりします。また、私たちは床の上で生活し、座ったりします­。日本での体内汚染は、重要な要因になるでしょう。内部被曝数値の計算では、日本政府­もIAEAも、それを考慮に入れていません。
-END-

Gundersen & Caldicott DANGER@ #FUKUSHIMA #福島原発 #4号機 核燃料


Gundersen & Caldicott ①DANGER@ #FUKUSHIMA #福島原発 #4号機 核燃料



公開日: 2012/10/20
9/20,2012 THE ONGOING DAMAGE AND DANGER AT FUKUSHIMA P.1/3<画像編集&字幕:Jo2Rayden>*クリックで字幕。☞Part 2/3 http://www.youtube.com/watch?v=PWpqTq...翻訳者:小林 順一さん *転載 m(_ _)m*↓ 日本語訳が下記Webにあります。
1) http://kobajun.chips.jp/?p=5025
2) http://kobajun.chips.jp/?p=5062
3) http://kobajun.chips.jp/?p=5105
4) http://kobajun.chips.jp/?p=5245
5) http://kobajun.chips.jp/?p=5248
6) http://kobajun.chips.jp/?p=5311
7) http://kobajun.chips.jp/?p=5314
8) http://kobajun.chips.jp/?p=5379
9) http://kobajun.chips.jp/?p=5418
10) http://kobajun.chips.jp/?p=5436

Arnie Gundersen joins Helen Caldicott on If You Love This Planet to discuss the ongoing release of radiation at Fukushima Daichi and what methods are being used to contain the damage. The water being used to cool the reactor is highly radioactive and is still being released into the Pacific. They deal with the dilemma of workers endangerment and ongoing radiation leakage. Information about health effects on children in the first 18 months since the accident is discussed.
http://www.fairewinds.org/ja/content/...


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Gundersen & Caldicott ②DANGER@ #FUKUSHIMA #福島原発 #放射能 汚染渦



公開日: 2012/10/22
9/20,2012 THE ONGOING DAMAGE AND DANGER AT FUKUSHIMA P.2/3
<画像編集&字幕:Jo2Rayden>*クリックで字幕。翻訳者:小林 順一さん *転載
↓m(_ _)m*☞Part 2/3 http://www.youtube.com/watch?v=O3nMV_... 
*日本語訳が下記Webにあります。↓ 
1) http://kobajun.chips.jp/?p=5025
2) http://kobajun.chips.jp/?p=5062
3) http://kobajun.chips.jp/?p=5105
4) http://kobajun.chips.jp/?p=5245
5) http://kobajun.chips.jp/?p=5248
6) http://kobajun.chips.jp/?p=5311
7) http://kobajun.chips.jp/?p=5314
8) http://kobajun.chips.jp/?p=5379
9) http://kobajun.chips.jp/?p=5418
10) http://kobajun.chips.jp/?p=5436

Arnie Gundersen joins Helen Caldicott on If You Love This Planet to discuss the ongoing release of radiation at Fukushima Daichi and what methods are being used to contain the damage. The water being used to cool the reactor is highly radioactive and is still being released into the Pacific. They deal with the dilemma of workers endangerment and ongoing radiation leakage. Information about health effects on children in the first 18 months since the accident is discussed.
http://www.fairewinds.org/ja/content/...

-END-

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Gundersen&Caldicott③DANGER@ #FUKUSHIMA #原発 #放射能 健康被害隠



公開日: 2012/10/24
THE ONGOING DAMAGE AND DANGER AT FUKUSHIMA Part 3/3
<字幕・訳修正:Jo2Rayden>*クリックで字幕。 元翻訳:小林 順一さん m(_ _)m
☞Part 1/3 http://www.youtube.com/watch?v=FtCdnV...
*日本語訳が下記Webにあります。↓ 
1) http://kobajun.chips.jp/?p=5025
2) http://kobajun.chips.jp/?p=5062
3) http://kobajun.chips.jp/?p=5105
4) http://kobajun.chips.jp/?p=5245
5) http://kobajun.chips.jp/?p=5248
6) http://kobajun.chips.jp/?p=5311
7) http://kobajun.chips.jp/?p=5314
8) http://kobajun.chips.jp/?p=5379
9) http://kobajun.chips.jp/?p=5418
10) http://kobajun.chips.jp/?p=5436

こどもたちの甲状腺に異常が見つかる確率は1%に過ぎなかったはずです。これは明らか­に...

07:02 こどもたちの甲状腺に異常が見つかる確率は1%に過ぎなかったはずです。
..「福島では36%です。これ程の数値を示す資料は、これまで存在したことがありま­せん。しかも発症が早すぎるのです。福島はまだ事故が発生してから18ヶ月しか経って­いません。したがって呼吸によって、汚染された食品によって、莫大な量の放射性ヨウ素­が、福島の子供たちの体内に入ってしまった可能性があるのです。」
08:51 1秒間に100,000回の放射性崩壊を起こす塵についてです。そしてこの塵が大量に­確認されているのです。日本人は、畳の上で寝ています。つまり、160km圏の人達は­、放射能の埃の上で寝ているのです。つまり、福島第一原発から100マイル(約160­km)離れて暮らしている人々は、肺の中、口の中に、その他の器官にこの放射性物質で­ある塵を貯めこんでいる可能性があります。ですから、日本の人々は、危機を脱してなど­いないのです。そして先ほども別の問題においても指摘した通り、日本の政府や自治体は­この問題を認めようとしないのです。
11:41 私はスリーマイル島の事故の一部始終を、専門家として検証しました。この時も原子力産­業界は、同じような事を言ったのです。彼らは事故による影響を出来るだけ小さく、放出­された放射線による被ばく量を出来るだけ小さく、さらには被ばくした人々の数も出来る­だけ少なく見せようとしました。あげく、内部被ばくについては触れようともしなかった­のです。そうして今回ウォールS.J.に掲載されたような、あり得ないような低い数字­を公表したのです。
「この手の、金や権力に媚び、あらゆる状況を検証もせず安易な安全論を口にする科学者­は、原子力発電の推進者よりも悪質です。あなたがおっしゃるように科学者が嘘をついて­はいけませんし、まして医療の分野においては嘘など論外です。医療の分野で虚偽を行え­ば、患者の様態を悪化させるか、死に至らしめるか、そのどちらかになってしまいます。­そのような虚偽を行えば、私たちは医師免許を剥奪される事になります。医療に嘘は許さ­れないのです。自分自身が何を言っているのか、それすら理解できない人々にコメントす­る権利はありません。それでもあえて嘘をつけば、彼らは犯罪者だ、と私は言いたいです­。なぜなら、こうした科学者たちが嘘をつく事で、人々は真実がわからなくなり、その結­果自分の身を守れなくなってしまうからです。その結果行き着く先は...。身を守れな­くなった人々はやがて病気を発症し、場合によっては死に至る事があります。この良心の­無い科学者の問題は、きわめて、きわめて深刻な問題なのです。」
Arnie Gundersen joins Helen Caldicott on If You Love This Planet to discuss the ongoing release of radiation at Fukushima Daichi and what methods are being used to contain the damage. The water being used to cool the reactor is highly radioactive and is still being released into the Pacific. They deal with the dilemma of workers endangerment and ongoing radiation leakage. Information about health effects on children in the first 18 months since the accident is discussed.
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#福島原発 微量放射性粒子で何万人も発癌の可能性拡散!Dr ウィング(字幕)

#福島原発 微量放射性粒子で何万人も発癌の可能性拡散!Dr ウィング(字幕)


2013年2月22日金曜日

Nuclear Power

Nuclear Power 



アップロード日: 2006/12/19
Nuclear Power For The Masses.

Promotional clip for http://www.globe-watch.org

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Explosion at Fukushima



アップロード日: 2011/05/30

Fukushima Explosion

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76 Nuclear Explosions



アップロード日: 2007/09/12

the best nuclear explosions video on the world..

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Nuclear War's Worst-Case Scenario (Nobody "Wins")



アップロード日: 2012/01/12
The "Cold War" period of the 60's, 70's, and 80's was full of fear and uncertainty of massive collateral damage and the loss of millions of innocent people due to politics and tensions between nations. In this video, compiled from a list of movies and government test footage, you will see the "worst case scenario" the US (and probably the World) would have faced had an all-out nuclear exchange taken place. The video is edited for PG-13 type content, and may be disturbing to some, but drives forth the dangers and devastating horror of nuclear war. Thank God we never came to THIS ... Because with nuclear war = Nobody "Wins".

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人類の終焉 -Watch the World Burn-



アップロード日: 2011/05/29

人類の終焉、核爆弾の脅威、核戦争、世界大戦、最後の審判
『ターミネーター3』(Terminator 3: Rise of the Machines, T3)
『ノウイング』 (KNOWING)

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Nuclear Detonation Timeline "1945-1998"



アップロード日: 2010/07/12
The 2053 nuclear tests and explosions that took place between 1945 and 1998 are plotted visually and audibly on a world map.
As the video starts out detonations are few and far between. The first three detonations represent the Manhattan Project and the two bombs that ended World War II. After a few representative minutes the USSR and Britain enter the nuclear club and the testing really starts to heat up.

Even though the video does not differentiate between sub-critical "safety" tests and full detonations, you get a good idea of the fever of the nuclear arms race.

The time line does not extent to tests by North Korea (October 2006 and May 2009).
video credit: goes to Isao Hashimoto (www.ctbto.org/specials/1945-1998-by-isa­o-hashimoto/)

The video was cleaned up, re-sized and edited to fit You tube's 10min limit by the folks at Bit of Fun

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2013年2月21日木曜日

班目氏が認めた事故対応の失敗 烏賀陽 弘道

https://twitter.com/rinnrinnoo
波野‏@rinnrinnoo
班目氏が認めた事故対応の失敗 http://goo.gl/dyux3

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192
2013.02.21(木)

烏賀陽 弘道 Hiromichi Ugaya
http://jbpress.ismedia.jp/search/author/%E7%83%8F%E8%B3%80%E9%99%BD%20%E5%BC%98%E9%81%93

班目氏が認めた事故対応の失敗

元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第1回)

11当時の原子力安全委員会委員長だった班目春樹氏(元東大教授)にインタビューした。直接のきっかけは、2012年11月、3.11当時を振り返った回顧録『証言 班目春樹』(新潮社)が出版されたことである。新潮社の説明によると、この本は班目氏の話を教え子である岡本孝司・東大大学院工学系研究科教授ら数人が聞いてまとめたものだ。著者は岡本教授になっている。



『証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたのか?』(岡本孝司著、新潮社、1470円、税込)
 
本を一読して、政府中枢で福島第一原発事故対応に関わったキーパーソンの証言として、非常に貴重な内容が含まれていることが分かった。当時官邸にいた人間の中で、班目教授は数少ない原子力の専門家である。そして原子力安全委員長(内閣への助言機関)という重要なポジションにいた。事故対応で、班目氏が分からなかったことは、他の官僚や政治家も分からなかったと考えることができる。
原発事故や住民避難対応の失敗について、班目氏にはバッシングに近い激しい非難が加えられてきた。しかし一方、制度や法律枠組みで、本来法的な権限のないこと、任務ではないことまで混同して同氏のせいにして、非難するのは筋が違うと思った。そうした「原子力安全委員長はここまではできるが、これはできない」という制度や法律の制限を無視した批判が多すぎるように思えた。
また政治家や官僚が失敗の責任を班目氏に押し付けようとしている気配も感じた。そうしたことをすべて含めて「班目春樹・原子力安全委員長から見たら、3.11はこう見える」という話を聞いておきたかった。こうした班目氏にまつわる話には、本人に取材して言い分や反論を聞いた報道がほとんどない。そこで新潮社を通じて取材を申し込んだ。班目氏からは、快諾の返事がすぐに来た。

「自分が知っている事実」を語った班目氏

インタビューは2013年1月11日午後、東京・矢来町の新潮社の会議室で行われた。時間は約2時間である。机をはさんで班目氏と私が向かい合い、横で担当編集者が立ち会った。インタビュー中は、新潮社側からの介入はなかった。班目氏が回答を拒否した質問もなかった。
取材申し込みの段階で、班目氏にいくつかの点を伝えた。記者としての私は原発否定論・推進論いずれの立場も取らないこと。班目氏を糾弾したり一方的に非難したりするつもりはないこと。記憶が曖昧だったり、忘れたり、知らないことは無理をせずその旨告げてほしいこと。ニュアンスを読者に伝えるよう、発言をできるだけそのまま書くこと。インターネットという媒体は紙媒体と違ってスペースに制限がないので、一問一答をできるだけそのまま再現すること。言葉をできるだけそのまま再現し、削除したり、強引にまとめたり、書き換えたりしないこと。
インタビューは非常に内容が濃密だった。著作とインタビューを通じた筆者の印象として、班目氏は誠実かつ率直に「自分が知る事実」を話しているという印象を持った。「誤解していた」「考えが至らなかった」と自分の誤ちや失敗をいくつも認めているからだ。その中には「家に帰って就寝していたら官邸に電話で呼び戻された」など、本来「認めるのが格好が悪い事実」も含まれている。また、自ら言わなければ知られることのなかった誤解や失敗も明かしている。
世間が言う「学者・官僚がもたれ合う原子力ムラ」とはまったく違って、法律上は原発事故や住民避難の要になるはずだった原子力安全・保安院と経産省がまったく機能しなかったことを厳しく批判している。あるいは過去の原子力安全委員はじめ学界も痛烈に批判している。これはもちろん、班目氏が失敗の責任を他者に転嫁していると理解することもできる。最終的に同氏の発言をどう評価するかの判断は読者に委ねる。

 
事故対応で重要な点を挙げておく。(1)班目氏は、福島第一原発が冷却用の電源をすべて失った後も「直流電源は生きている」と根拠なく思い込んだ。
(2)本来は住民避難開始の「ヨーイドン」になるはずだった原災法15条通報を「水位が見えないための念のための通報」と過小に理解した。
(3)根拠なく「見えない所でしかるべきことをちゃんとやってくれている」と思った。過小な行動しか取らなかった。
この(1)~(3)を念頭に置くと、班目氏が提案、あるいは政府の実施した対策すべて過小あるいは後手であることの理由の一端が分かってくる。
もちろん、班目氏の誤解や失敗が原発事故対応の失敗の原因のすべてではない。私はこれまでの取材で福島第一原発事故対応は「長年にわたる巨大で醜悪な無作為と無責任の集積」という感触を持っている。班目氏の誤解や失敗はそのほんの一部にすぎないと考えている。
インタビューはすべて班目氏の了解を得て録音した。終了後録音を書き起こし、班目氏にメールで送った。校正・校閲のためである。班目氏からは一部「発言を取り消したい」という要請があった。しかし校正・校閲の範囲を超えるものは断った。該当部分と理由は文中に記す。インタビュー終了後にこちらがメールで再質問したもの、班目氏から補足があったものは、そのように書いておいた。誤認や記憶違いも、可能な限りそのままにして、注釈で訂正した。「班目氏がもう覚えていない」ことも事実として記録すべきだからである。

「官邸で何があったか」が伝わっていない

──ずっとお話を伺いたかったので、お目にかかれてうれしく思っています。3.11のあと私は福島・浜通りに20回以上取材に通いました。そうした現場から取材を始めて、東京に戻ってきて、政府内部の取材を始めました。当時、首相官邸内部でのみなさんのいろいろなやりとりを後から知りました。そして、次第に「なるほど福島で見たものは、政府でのこういう決定や判断があって、ああなったのだな」という順番で、認識してきたんです。そして国会事故調や政府事故調などの報告書が出ました。菅直人首相はじめ政治家のみなさんの回顧録も出ました。それらに目を通すうちに、班目さんの本にも接することになりました。今回、インターネットは紙媒体と違ってスペース制限がないですから、お話にできるだけ編集を加えない形にしようと思っています。糾弾しようというつもりは全くございませんので、どうぞおくつろぎください。
班目春樹氏(以下、敬称略) 「どうぞ何でも聞いてください。私はもう、どこでも平気でこうやってしゃべってます」
──ご存じないことやお忘れになったことはそのままおっしゃってくだされば結構です。
班目 「ほとんど忘れているんですよ。本当に飛んじゃってるんですよ。断片的にだけど覚えているシーンがいくつかあって、でも順番がめちゃくちゃだったり。例えば東電のビデオのような動かぬ証拠を突きつけられて認めざるを得なくてそうだったんだと思ったり、当時の私の知識からいって、質問に対していかにも私が答えそうな内容を喋ったと言われると、これは私自身認めてしまってそうだと思うようになったりといったところです。とにかくいろいろな段階の記憶らしきものが、積み重なっています」

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192?page=3

──分かりました。おそらくああいう大混乱の現場ですので、ご記憶も完璧とは言えないと思います。そういうところはそのままおっしゃってください。
班目 「はい」
──月並みな質問から始めさせていただきますが、今この本(『証言 班目春樹』)を出そうと思われた動機はなんだったんですか?
班目 「まず『官邸で何があったか』という事実が、あまりにも伝わっていないと思いました。もちろん政治家の方々も本を書かれていますが、この手の本は多分、当時の秘書官だったような人が手伝っているのではないかと見当をつけています。私が考えていたこととは大分違っている。これはどうしても、詳しい人間と詳しくない人間とのコミュニケーションギャップだと思います。私の意図とは違う形で受け取られているということも多々ある。ある程度原子力に詳しい人間がああいう場面でどう振る舞ったかということを、きちっと出しておくべきだろうと。それが一番の理由ですね」
──特に「これは事実と違う」とお考えのものは何でしょうか。
班目 「それはいくつもあります。例えば、これはほんの一例に過ぎませんし、海江田さん(注:海江田万里氏、当時の経産省大臣)ご本人の責任だとも思いませんが(海江田氏の本には)私がヘリコプターで現地から帰ってきて、それから自宅に風呂に入りに戻ったとか書いてある。こんなことあり得ないんですよ。実際にヘリコプターが東京に戻ってきたのは11時ちょっと前で、11時30分過ぎには呼び戻されてますから。そもそも海江田さんのSPが私と事務局長を引き離したので、私は官邸のどこに行けばよいのかも分からないという状態だったのです。しょうがないから4号館まで歩いて帰っているんですよね」
──「4号館」とは霞が関にある「中央合同庁舎4号館」のことですね。原子力安全委員会の事務局がある。
班目 「よく晴れて、人っ子ひとりいない通りだったことをよく覚えています。12日の朝11時くらい。ヘリコプターが着いて徒歩で戻って、戻った途端に呼び戻されて、また官邸に車で行ったと。当時から、あたかも私が家に帰っているという噂を流している週刊誌などがあったことは私も知っていたが、政治家ともあろう方がそれを堂々と本に書いてしまうというのは、いかがなものか。ちょっと悪意を感じますから。『悪びれもせずにまた席に座った』などと」
(注:これは海江田万里氏が2012年11月に出版した回顧録『海江田ノート』<講談社>41ページの記述への反論。同著では、班目氏は3月12日午前中、菅直人首相との現地視察から帰った後、1号機の水素爆発の前に帰宅したと記述されている。班目本では3月13日午前1時ごろ帰宅したと書いてある)
──確かにそう書いてあります。
班目 「ひっでえなぁって思いました。ああいう顔をして『私はどうなっても構わないんです』とか散々国会で話した挙句こうです。実は人をかなりの悪意を持って見る人だなと。そう思わざるを得ないところはありますよ」
(筆者注)
インタビュー後、文面を見た班目氏がメールを送ってきた。上記「ああいう顔をして~ありますよ」部分を削除してほしい、と筆者に伝えてきた。「カッとして吐いた悪口雑言で、我ながらいやになりました」「刑事告発されている身の上らしいので、さらに名誉棄損で訴えられるようなことだけは避けたいとの気持ちでいっぱいです」との理由が述べられていた。また「班目氏が検察の事情聴取を受けた」と報道が流れたことで、自宅周辺をしばらく記者らしい人物がうろうろして神経質になっている、とも伝えてきた。削除の申し入れは複数回メールで来た。

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192?page=4

班目氏が憔悴していること、感情的になったり神経質になる気持ちはよく理解できる。個人としては班目氏の窮状に同情している。
しかし、筆者はこの申し入れを断った。この申し出を受け入れると、報道の原則を侵してしまうからだ。
(1)3.11当時の原子力安全委員長だった班目氏は「公人」である。
(2)その班目氏が福島第一原発事故について話す内容は「公共性」が極めて高い。
(3)このインタビュー記事は報道記者である筆者(烏賀陽)が班目氏に取材して書く記事であり、執筆主体は筆者である。班目氏の口述筆記原稿ではない。
(4)インタビュー後に文面を見てもらうのは校正・校閲のためである。読者に間違った情報を伝えないことが第一目的である。その範囲を超えるものを被取材者が修正することはごく限定的な例外に留める。
(5)班目氏がいったん発言し、録音・記録され、記者が聞いたことを、読者に知らせる前に取り消す行為は、読者との信義を裏切ることになる。拡大すると、政治家など公人が「失言」しても、いくらでも後から取り消せることになってしまう。
(6)報道する際、記事内容に被取材者の合意を得る必要は必ずしもない。
また、そもそも班目氏の発言は海江田氏の記述をきっかけとする「反論」である。加えて「3.11当時の事故対応の過程で、原発の所管大臣だった海江田氏と、班目氏の間に感情的なものが残るような出来事があった」「事故対応について、両者の記憶は食い違っている部分がある」「感情的なものは事故後2年近く経っても残っている」などの言外の事実も、歴史に記録し、読者に知らせるべきだ。筆者はそう考えた。
インタビューに戻る。

悪かったのは保安院だけではない

──『証言 班目春樹』によるとご帰宅は「3月13日未明」となっていますね。「12日午前中ではない」とおっしゃるのですね。

インタビューに応じる班目春樹氏(筆者撮影)
 
班目 「あり得ません。不可能です。12日の土曜日の午前中に、官邸みたいな場所でタクシーが捕まるわけがないじゃないですか。そんなの調べればすぐ分かることなのに、調べもせずに悪意を持って本を書かれるというのは、果たして政治家としていかがなものでしょうか。海江田さんの悪口ばかり言っていますけど、各々の方々にみんなありますよ」
「でもそれはしょうがないでしょう。あの本は海江田さんご本人が書かれたものとは思ってません。当時、海江田さんは経済産業大臣でしたから、秘書官は当然経済産業省のお役人ですよね。そういう人たちから見ると、原子力安全委員会という、これから潰れる組織になるべく責任を負わせたいわけですよね。そういう意図から一生懸命やっている。要するに経済産業省のお役人であった保安院が、ものすごい体たらくでしたから」

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192?page=5

──それは原子力防災本部の事務局長である寺坂信昭氏(原子力安全・保安院の院長)が菅首相に詰問されたあと官邸から姿を消してしまったとか、そういった事実を指しているのですね。
班目 「逃げちゃって何もしなかった。『でも、保安院だけが悪いんじゃない』と言いたいんですよね」
──なるほど。
班目 「だからなんとなく、官僚組織全体としての悪意が多分あって、それに海江田さんなんかは踊らされているんだろうな。気の毒だな、と思っているのが私の正直な気持ちです」
──海江田さんは経済産業大臣に着任されて間がなかった(2011年1月に就任)。班目さんはその前(2010年)から安全委員会の委員長をやっていらっしゃる。その時代から保安院とのやり取りは結構あったんですか?
班目 「実は私は東大時代には原子力安全委員会の仕事はやったことがないんです。保安院の仕事ばかりだった。総合エネルギー調査会の臨時委員など、保安院関係の審議会の委員長はいくつ務めたか、数えることができないくらいです。検査の在り方検討会の委員長とか原子炉安全小委員会の委員長とか中越沖地震の調査委員長とか、保安院の仕事はたくさん引き受けていました」
──じゃあ例えば、寺坂院長や平岡英治次長ともよくご存じだったのですか。
班目 「もちろん、昔からよく知っていました」
──ご著書には「3.11の進行中は寺坂院長と官邸で会うことはなかった」とあります。それでよろしいですね?
班目 「1回もないです。官邸では多分一度も見ていないと思います」
──ということは、班目先生が駆けつけられた時にはもう、寺坂さんは菅首相に詰問されて退出された後だったのですか?
班目 「だと思います。平岡さんしかいなかった」

安全委員会に福島第一原発の図面がなかった

──時系列で事実をお伺いしたいのですが、ご著書によりますと地震が発生した時は、中央合同庁舎4号館6階の原子力安全委員会の執務室におられたということですね。馬鹿な質問で恐縮なのですが、原子力安全委員長は常勤でやってらっしゃったのですね?
班目 「はい、もちろん常勤だったわけです。兼業は一切していませんから」
──ということは、3.11当時は執務室に出勤し、そこが仕事場でいらっしゃった。
班目 「震災の前は、大体9時前には部屋に入っていましたね。ずっと判で押したような生活をしていました」
──なるほど。霞が関に出勤されるということですね。それはちゃんと迎えが来るんですか?
班目 「ありました」
──3.11当時は、官邸との間を行ったり来たりで大変だったと思うのですが、その時は歩いて行かずに迎えが来てくれるんですね。

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192?page=6

班目 「例外的に歩いたのはその1回くらいであとは全部車です。家内に送ってもらったこともあるし、まあいろいろなケースがありますけどね」
──ご著書に生々しい記述があります。地震が起きた14時46分に「隣の庁舎の建物が揺れているのか見た」と書いておられますね。
班目 「見れるかなと思ったのですが分からなかったですね。もう少し長く見ていればよかったんですよね、きっと」
──そのあと原災法(原子力災害対策特別措置法)の第10条通報(11日15時42分)が福島第一原発から来た(注:第10条は原子力防災管理者の通報義務を定めている)。そのあとで15条通報が来る(16時45分=全電源を喪失した、冷却不能になったことを知らせる緊急事態の通報。ここが住民避難の開始になるはずだった)。これで大体地震発生から2時間が経過しています。ご著書に「原発の専門家20人にメールを送った」とありますね。
班目 「それは10条通報の直後ですね」
──例えば他にはどんなことをしていらしたのですか?
班目 「まず、真っ先にテレビをつけて、震源地や津波のことを知るということですね。そのうち一番厳しいのは福島第一だということが分かってくるわけですね。10条通報も15条通報も福島第一から来る」
──同じ津波被災地域でも、宮城県の女川原発とかではなく福島第一原発が厳しい状況にある、ということですね。
班目 「まあ、女川が、福島第二が、東海第二がどうのこうのというのが入ってきはしますけれども」
──まず津波被災地域の原発が気になったということですね。
班目 「はいそうです。とにかく福島第一が一番凄いことになるのは確実だった。安全委員会の中に福島第一に関する資料がどれだけあるか探させた。私自身も、持ってきてくれた設置許可申請書を見て、何が分かるか一所懸命調べていましたね」
──ご著書に「福島第一原発の図面が安全委員会になかった」と書いておられます。その時からもうないことに気づかれていたんですか?
班目 「ないんです、最初から。設置許可申請書は初めて見るわけではなくて、まあ見るまでもなかったくらいでしたが、何か手がかりがあるんじゃないかと、一所懸命探してましたね」
──簡単な概略図はあっても、構造を示すような設計図がないと書かれています。
班目 「本当に概略図しかないのです。一応、熱交換機とポンプとが線でつながっているような感じのものはあったが、知りたかったのは、例えば非常用ディーゼルがどこにあるかとか、そういうことなのです。記憶ではタービン建屋の地下だとは知っていましたが、増設したものがどこにあるのかとか、そういうことが分からない。津波でやられてますから、どの程度やられているのかという話と、どういう所に何があるかということを、しっかり押さえたかったんですよ」

15条通報は「念のため」出されたものと受け止めた

──ご著書の中に「専門家にメールを送った」ということが書いてあったので、そこまで委員長がしなければならないのかと意外に思いました。
班目 「私が送ったのではないです。それはもちろん事務局に送ってもらいました。『一斉招集をかける必要がありますね』『じゃあやってください』という感じで」

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192?page=7

──安全委員会の事務局の規模は、100人くらいと聞きました。
班目 「実際には常勤が六十数名で、あとの残りは非常勤なんです。これは原研などのOBですね。退職された方々に技術参与という形で、例えば安全審査や指針類を作るお手伝いをしてもらうと。これは専門家の方にしかできませんから。ただ非常勤なので毎日来るわけではない」
──実感として今回の3.11を乗り切って行くには、60人という人数は少なかったですか?
班目 「実際にはかわいそうなくらいバタバタになってしまった。人数の問題としては、保安院と安全委員会が別組織であるということが最大の問題で、1つの組織であるならば、保安院には300名近くいますから、十分やれる人数だと思いますけれども。それと保安院は他に、JNES(原子力安全基盤機構)という別組織を持っていますから、そこも合わせると、かなりの人数がいる。で、安全委員会の方は非常勤の人を含めても、たかだか100人という。そして仕事としても、実務というよりは安全審査のダブルチェックをやったり指針類を作ったり、そんなことですから、これはむしろ普段小所帯でやっていてよい組織なんです」
──地震が発生して15条通報、全電源喪失の知らせが来るまでに2時間くらいある。この間はそういう形で図面を探されたりしていたわけですね。15条通報が安全委員会に到達したのも、保安院と同じ16時45分と考えてよろしいですか?
班目 「そんなには変わらないと思います。17時前だろうと思いますね。これは保安院経由で来ます」
──第一報のファクスは原発から保安院に着くはずです。
班目 「そうです」
──だから時間的にはそんなにラグはないということですよね。
班目 「まあ5~10分の差はあるかもしれませんが」
──福島第一から保安院にはファクスで来るそうです。安全委員会にはどういう形で着くんですか?
班目 「そのファクスがそのまま転送されるんじゃないかな。記憶がはっきりしませんが、10条通報の時はなかなか紙が届かなかった気がします。15条通報の時には『水位が見えないから、念のために15条通報を出す』という発表を、最初に東電が出しているんです。その『念のためというのが随分頭の中に残った気がするので、ひょっとたらその紙は割と早い時間に見ているのかもしれません」
──それは東電が知らせてきたのだが、「これは念のためだから」という注釈が付いていたということですか?
班目 「それが付いているようなものが送られて来ているんです。どっちにしろ、私は多分紙は見ていません。あとで事務局がコピーして皆さんに配るのですが、とりあえず15条通報が出されたことを口頭で教えてもらっていた。それが多分夕方の5時くらい」
──海江田さんの本によりますと、海江田さんの所に15条通報の知らせが来たのが、何と17時35分(注:つまり保安院に到達してから、担当大臣である経産大臣に到達するまでに50分かかっている=経産省内部だけで50分かかった)と書いてあったんですよ。もちろん海江田さんは「どうしてそんなに時間がかかったのか」という不満を述べてられます。班目先生のご本には16時45分と書いてある。なので、原子力安全委員会の方が早く伝達されたのかと思ったのです。

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192?page=8

班目 「それはどうなんでしょう、分かりません。17時前に本当に見ていたどうかは分かりません。ただ1つだけ言えるのは、私は17時30分過ぎに4号館を出発するんです」

福島第一原発の様子は一切伝わってこなかった

──15条通報があって、その時点で首相官邸に向かわれたのですね。確かにそう書かれている。
班目 「というのは、15条通報があったら原災(原子力災害)本部が必ず開かれるからです」
──首相官邸の原災本部に招集がかかるわけですね。
班目 「正式メンバーではないが、助言役として必ず同席しなければいけないとルール上なっていますので。17時30分ころに出発するのですが、まだ官邸から招集がかからないのかと言っていた記憶があるので、その間に30分近く時間があった気がするので、やはり17時頃に15条通報を知ったんだと思います。行かなくてもよいのかと言いながら例の上着を着て待機して、結局行った方がよいということで17時30分過ぎには出発してますから、17時30分くらいまで知らなかったということはあり得ないですね」
──その間に、原子力安全保安院が福島第一原発の様子などを伝えてきたりはしないんですか? 原子力安全委員長に情報が届いていないのは不思議な気がします。
班目 「本当は安全委員会とERCという保安院の対策室との間に、テレビ会議システムが繋がっていろいろなやり取りができるんですけれども、15条通報が出て最初に官邸に行くまでは、テレビ会議システムを立ち上げてなかったと思います。保安院からの連絡を事務局の誰かが受けて、それを我々に伝えてくるという形だったと思いますね」
──例えばそれは、今1号機の圧力や温度がこうなっている、2号機は、3号機はというような、そういう詳しい話ではないのですか?
班目 「一切なしです。というか我々も、保安院もその情報が入ってこなくて困っているだろうと思っていましたから」
──それに対してイライラされましたか。
班目 「保安院も苦労していて分からないんだろうなと思っていました。最初に10条通報、全電源喪失の時点で非常用ディーゼル発電機がせっかく立ち上がったのに、きっと水をかぶって本当の全交流電源喪失になってしまった。そのように理解していたので、これはもう現地は本当に大変なことになっていると」
──なるほど。
班目 「そして、私は何点かずっと誤解し続けるんです。3つくらい間違ったことを考えていました」

(つづく)

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2013年2月20日水曜日

Dr.A.Kanter #被曝 に閾値無! #Fukushima #Radiation "NO" Threshold

Dr.A.Kanter #被曝 に閾値無! #Fukushima #Radiation "NO" Threshold 




公開日: 2012/05/09

1985年ノーベル平和賞受賞団体PSR代表Dr.Andy Kanter 博士,MD,MPH,スピーチPress Conference 05/04/2012by Cinema Forum Fukushima<英語のみ>
< 概要日本語訳↓:Jo2Rayden >
・福島原発事故における放射能ホットスポットが東日本にあり、首都圏の放射能数値は通­常と比較して大変汚染度が高い。
・日本政府が未だに20ミリシーベルトを放射能の安全閾値としているのは、大きな間違­いであり、いかなる人工放射線も危険であることに変わりなく、放射線の閾値は存在しな­いのが放射線学会の共通認識である、など。
http://vimeo.com/41633416
*Japanese Nuclear Scientist and Japanese and US medical doctors to discuss current radiological health conditions and concerns in Japan after the Fukushima Daiichi nuclear reactor catastrophe.
WHAT: A press conference about the on-going, rarely publicized and still grave situation around the stricken Fukushima Daiichi nuclear reactors, featuring a nuclear scientist from Japan, and first hand medical reports of clinical and on site observations in Japan related to the Fukushima radiological contamination, with discussion of the immediate needs to protect Japanese citizens now living in contaminated areas, for better monitoring of radioactive content of food, and for the cessation of incineration and burying of radioactive tsunami rubble throughout Japan.
WHERE: Rissho Kosei-kai 320 East 39th Street, New York, NY 10016 (between First Ave. & Second Ave.)
WHEN: Friday, May 4, 2012, 10AM-11AM
WHO: Dr. Andy Kanter, MD, MPH, President of the Board of Directors of Physicians for Social Responsibility, has studied radioactive plume projections from nuclear reactor accident scenarios and other public health impacts of nuclear radiation dispersion. He is the director of Health Information Systems/Medical Informatics for the Millennium Villages Project for the Earth Institute at Columbia University as well as an Asst. Prof. for Clinical Biomedical Informatics and Clinical Epidemiology at Columbia University. Will speak about the need for accurate and timely information regarding exposure to radioactivity in order to protect and promote public health.
DETAILS: Hosted from Japan by Voices for Lively Spring, Human Rights Now, and Physicians for Social Responsibility, the best-known nuclear scientist and concerned medical doctors from Japan and USA will share their experiences and speak about the on-going nuclear crisis in Fukushima. They will discuss the under-reported health consequences after the nuclear disaster, health risks resulting from inadequate food safety standards, and the environmental dispersion of radioactive materials by government burning of radioactive disaster debris. Voices for Lively Spring, a Japanese citizens' group, Physicians for Social Responsibility, a US and international medical NGO, and Human Rights Now, a Japanese international human rights NGO, feel that the international community is not adequately informed about the evolving "current status" and the remaining serious problems in Japan after the nuclear disaster. The nuclear scientist and medical doctors from Japan and US will be available for media interviews.
BACKGROUND: A year after the nuclear disaster in Fukushima there has not been a significant improvement in protecting the local communities in Japan from exposure to radioactivity. Radioactive materials are still being released into the environment -- air, soil and ocean -- from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant. Many citizens still live in areas where the radiation level is dangerously high. The Japanese government continues to keep its citizens in harms' way by applying a 20mSv per year standard to establish evacuation zones. Citizens in the rest of Japan also remain in danger of being exposed to unsafe levels of radiation due to widespread radiological contamination from the accident, food safety standards that are not strict enough to protect children, and the Japanese government continuing to burn and bury the radioactive disaster debris in municipalities across the nation.
PHYSICIANS FOR SOCIAL RESPONSIBILITY: Physicians for Social Responsibility (PSR) advocates for sound public health policies regarding exposure to radioactive and other toxic materials. Fukushima presents an immediate challenge to protect those individuals most endangered by exposure to dangerous levels of radioactivity, and to adequately and openly track the health consequences of the ongoing irradiation of populations. PSR was founded in 1961 and succeeded in achieving the Limited Nuclear Test Ban Treaty that ended the global radioactive contamination produced by atmospheric nuclear bomb testing. PSR shared in the 1985 Nobel Peace Prize awarded to International Physicians for the Prevention of Nuclear War (IPPNW), for building public pressure to push their governments to end the nuclear arms race.



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Hiroaki KOIDE Questions & Answers on Press Conference in NYC May 4th 2012




公開日: 2012/05/08
Questions & Answers on Press Conference May 4th 2012
SD, 53 min 46 sec, in Japanese & English, with interpretation
Japanese Nuclear Scientist and Japanese and US medical doctors to discuss current radiological health conditions and concerns in Japan after the Fukushima Daiichi nuclear reactor catastrophe.
WHAT: A press conference about the on-going, rarely publicized and still grave situation around the stricken Fukushima Daiichi nuclear reactors, featuring a nuclear scientist from Japan, and first hand medical reports of clinical and on site observations in Japan related to the Fukushima radiological contamination, with discussion of the immediate needs to protect Japanese citizens now living in contaminated areas, for better monitoring of radioactive content of food, and for the cessation of incineration and burying of radioactive tsunami rubble throughout Japan.

SPEAKERS:
Hiroaki Koide, Nuclear Reactor Specialist and Assistant Professor at Kyoto University Research Reactor Institute. After realizing in 1970 that nuclear power was extremely dangerous, Mr. Koide dedicated over 40 years of his career to educate the nuclear industry and the general public to stop nuclear reactors in Japan. After the nuclear disaster in Fukushima, he gained "rock star" status due to his tireless efforts in providing detailed analysis and honest suggestions to the Japanese community about the extent of the disaster. He will speak about the extremely dangerous conditions at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant, including the concerns regarding the damaged Unit 4 irradiated fuel pool.

Dr. Junro Fuse, Internist and head of Kosugi Medical Clinic near Tokyo, Japan. In June 2011, he started to use social media as the main tool to educate the general public on risks associated with radiation exposure. He will discuss unusual medical symptoms among their patients after the nuclear accidents, issues within the Japanese medical communities to protect citizens from the disaster, health risks in association to the burning of radioactive tsunami debris and his concerns with the current food safety standards in Japan.

Dr. Ken Nakayama, Orthopedic Surgeon from Japan. Following the 3/11 earthquake, he entered the exclusion zone in Fukushima for three days as a member of the government's Disaster Medical Assistance Team to rescue patients abandoned at a hospital. In December 2011, he spoke in a press conference in Osaka along with Dr. Fuse in opposition to the government policy for incinerating tsunami rubbles across the country.

Dr. Andy Kanter, MD, MPH, President of the Board of Directors of Physicians for Social Responsibility, has studied radioactive plume projections from nuclear reactor accident scenarios and other public health impacts of nuclear radiation dispersion. He is the director of Health Information Systems/Medical Informatics for the Millennium Villages Project for the Earth Institute at Columbia University as well as an Asst. Prof. for Clinical Biomedical Informatics and Clinical Epidemiology at Columbia University. Will speak about the need for accurate and timely information regarding exposure to radioactivity in order to protect and promote public health.

Cinema Forum Fukushima's Videos
http://vimeo.com/41630572
http://cffjapanese.wordpress.com/