2013年5月23日木曜日

日本の文脈・アメリカの文脈 内田樹

内田樹の研究室

以下転載

http://blog.tatsuru.com/

2013.05.23

日本の文脈・アメリカの文脈

ブログ更新をしばらく怠っていた。

この間の政治的できごとを振り返って、現段階における個人的な総括と見通しを書き留めておきたい。

4月23日の参院予算委員会で、安倍首相は「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない。国と国との関係でどちらから見るかで違う」と発言し、これが内外に大きな波紋を呼んだ。

これは前日22日に行った「戦前の日本による植民地支配と侵略」について謝罪した村山富市首相「談話」(1995年)について「安倍内閣として、村山談話をそのまま継承しているわけではない」(参院予算委)とした答弁を承けたものである。

日本が中国大陸や朝鮮半島で行ったことは「侵略」であるかどうかは当事国によって解釈が違う。だから、中国韓国は侵略だと言うが、日本はそれに同意しないという、村山談話の歴史認識を180度転換する重大な発言であった。

中国韓国がこれに異を唱えるのはいつものことだが、今回例外的だったのは、NEW YORK TIMESが これにきびしい批判を加えたことである。

NYTは発言の当日、4月23日に論説委員会名で「日本の不要なナショナリズムJAPAN’S UNNECESSARY NATIONALISM という長文の社説を掲載し、安倍発言に露呈した日本政府の冒険主義的な外交政策をはげしくなじった。

東アジア情勢が北朝鮮の瀬戸際外交によって不安定化し、日中韓三国間にこれまで以上の連携が求められているときに、なぜあえて波風を立てるような発言をするのか。

「的外れの論戦を掻き立てることは逆効果しかもたらさないが、安倍晋三とその議会におけるナショナリストの同盟者たちがしたことはまさにそれである。火曜日、168人の保守系国会議員が東京中心の靖国神社を訪れた。これは日本の戦死者を祀る神社であり、第二次大戦後に戦犯として処刑された人々も合祀されている。この議員団は近年においては最大のものである。日本のメディアによれば安倍氏自身は参拝をしていないが、供物を捧げており、彼の内閣の副総理と二人の閣僚が週末の参拝団に加わっている。(・・・)

安倍氏と彼の同盟者たちはこれが20世紀の日本の帝国建設と軍国主義の下で苦しんだ中国と韓国にとってどれほどセンシティブな問題であるかを熟知している。だから、中韓のリアクションは予測済みだったはずである。(・・・)

日本と中国はいずれも領土問題を平和的に解決するために努力する必要がある。しかし、北朝鮮とその核問題を解決するために関係諸国が協力して連携しなければならないそのときに中韓との敵対関係に火を注ぐことは日本にとってきわめて無思慮なふるまいのように思われる。

歴史的な傷口をえぐるようなことは止めて、安倍氏は日本の未来を描くことに専心すべきである。」
同盟国の総理大臣の政治的行動に向かって「無思慮(FOOLHARDY)」という形容詞を付すことは、きわめて異例のことである。私の知る限り、アメリカのメディアからここまではっきり罵倒された日本の総理大臣は過去20年間にはいない。

この「叱責」はアメリカ政府からの直接のものではないが、米政府の意向をかなり強く反映しているものと官邸は受け止めた。その結果、米国内での批判の流れを承けて、安倍首相は15日の参院予算委員会で、「日本が侵略しなかったと言ったことは一度もない」と答弁し、村山談話も継承する考えを示し、「村山談話を踏襲しない」とした従来の発言を修正した。

この3日後に、今度は猪瀬直樹東京都知事が同じNYTで五輪誘致をめぐって五輪憲章に違反するおそれのある「失言」が報道された。

五輪候補都市間では、競争相手を貶める発言をしてはならないという憲章の紳士協定を踏みにじった猪瀬「失言」は「安倍氏とその政治的同盟者たち」の国際感覚と紳士としての品性に疑問符を点じたNYMの見立てをいわば側面から立証するかたちとなった。

「猪瀬はしばしば無遠慮で歯に衣着せない言葉づかいで、東京とその競合都市、とくにイスタンブールとを比較したが、それは修辞的な駆け引きとして許される境界線ぎりぎりのものであった。彼はイスタンブールが低開発で、五輪を誘致するには設備がお粗末であることを示唆した。」
そして、猪瀬のこんな発言を採録した。

「イスラーム諸国が共有しているのはアラーだけである。彼らは互いに戦争をしており、階級に分断されている。」

この発言を紹介したあと、記事は「IOCは招致候補都市によって公然と行われた品性を疑わせる非難を看過することはなく、憲章違反をしたものには非難声明を送付してきている」というニューヨーク五輪の招致委員会委員長の発言を引用している。

この長文の猪瀬インタビューは最後に猪瀬の国際感覚を疑わせる発言を採録した。

「猪瀬はインタビューの中で、日本文化はユニークであり、こういってよければ他国に優越したものであるという日本では広く支持されている見解を幾度となく披瀝した。」

そしてトルコの国情と人口構成についてコメントした後に猪瀬は何を血迷ったのか、「トルコ国民が長生きしたければ、日本のような文化を創造すべきである」という失言を発したのである。

NYTの報道があった後、猪瀬都知事ははじめ「真意が伝わっていない」「インタビューの文脈と異なる記事」として、NYTの報道姿勢に問題があるとしたが、のちに「不適切な発言」があったことを認め、これらの発言を「撤回する」と述べた。

このときのNYTの猪瀬インタビューはかなりの部分まで「トラップ」であったと私は見ている。
これまでの文脈を見れば、「安倍氏のナショナリストの政治的同盟者」には当然石原慎太郎・橋下徹のふたりの日本維新の会共同代表が入っており、猪瀬都知事はその石原前都知事の直系の人物であるから当然アメリカ側の警戒の対象であったはずである。

だから、失言をとらえようというほどの悪意はなくても、「猪瀬がどれほどナショナリスティックな暴言を吐くのか」は政治家としての危険度をみきわめるためにチェックしておく必要があると思って、日本語のできる記者二人を派遣したのだと私は思う。

ところが都知事は誘導尋問にひっかかったわけでもなく、自分から進んで五輪憲章違反の不規則発言を繰り返し、その「自民族中心主義的」「排外主義的(特に「イスラーム差別」)本性を記者たちの前で剥き出しにしてしまった。

記事の行間からうかがえるのは、「無遠慮で歯に衣着せない言葉づかい」で米紙の取材に応じた、国際感覚も紳士としてのプライドも持たない政治家に対してNYT取材記者たちが抱いた深い嫌悪感である。

記事はいささか嫌悪感が前に出過ぎているように私には思われるけれど、五輪招致という本来ならまったく政治性のない穏やかなトピックの取材で、記者たちをここまで怒らせることができたのは、都知事の「お人柄」という他ないだろう。

そして、安倍、猪瀬と続いた「失言シリーズ」の第三弾が橋下徹日本維新の会共同代表の「慰安婦問題」発言であった。

NYTはつよい驚きを以てこのニュースを報道した。

日本のナショナリストに対して、「これ以上、中国韓国を刺激して、西太平洋の戦略的安定のためのアメリカの仕事を増やすような真似をするな」というシグナルをはっきり送ったつもりでいたのが、まるごと無視されたのである。

そればかりか、米軍海兵隊の性欲処理について「気づかい」を示され、それ以降の「言い訳」の中では繰り返しアメリカ軍の「性犯罪」について言及したのである。

この橋下徹という人物は国際感覚がまったく欠如しているのか、それとも「アメリカを不快にさせること」を「中国韓国を不快にさせること」と同じくらい優先順位の高い政治目標に掲げて、それによって国内的なポピュラリティを獲得しようとしているのか。

いずれにせよ、彼はアメリカにとって「きわめて好ましからざる人物」(ペルソナ・ノン・グラータ)にカテゴライズされたのである。

そのいらだちはNYTの記事にはっきりと表れた。

橋下のバックグラウンドと彼の登場の政治的文脈を簡単に紹介したあと、記者はこう書いた。
「彼のスタイルをどう評価しようとも、彼は月曜に日本の戦時下の行動についての許しがたいコメントによって超えてはならない一線を超えた。未来の総理大臣と目されているこの政治家は戦時中のレイプと性奴隷制を事実上の同意署名をなしたのである。」

「彼は記者団に対して性奴隷は有用な目的のために利用されたと語った。『兵士たちは命がけで銃弾の嵐の下を駆け抜けているのである。感情的に大きな負荷をかけられた兵士たちにどこかで休息を与えたいと。慰安婦制度が必要であることは明らかである』。彼は売春宿は『軍隊に規律を維持するために必要である』と主張し、さらに日本政府が女性たちを奴隷的労働を強制した証拠は存在しないとも述べた。彼は女性たちの経験を、あいまいな言い方で、『戦争の悲劇』に帰した。そして生存している慰安婦は日本からの厚情に値するとも述べた。」

その次のパラグラフからは記者の怒りが伝わってくる。

「紛争の中で女性をレイプし続けている男たちは今もいくつかの国にいる。シリアやコンゴ共和国がそうだ。橋下氏はこのような蛮行をも過労の兵士を慰労するために必要だとして擁護するつもりだろうか。」

「橋下氏のコメントはもっとも過激なものに分類されるだろう。だが、戦時中の歴史を修正し、かつて日本が占領していた諸国との間に新たな危険な緊張をかき立てている日本の政治家は彼一人ではない。」

「日本のウルトラナショナリストたちは1993年の慰安婦に対する謝罪と、戦時中に日本の侵攻によって被害を受けた国々に対する1995年の謝罪をきびしく批判してきた。新たに首相の座についた安倍晋三は当初この謝罪を見直すつもりであったが、先週彼の政府は謝罪を維持することを約束した。

火曜に、日本政府は橋下氏のコメントに対する距離を表明した。しかし安倍氏と政権執行部の人々はそれにとどまらず、橋下氏のコメントを公的に非難する必要がある。橋下氏のような非道な見解を抱く人物が、日本でも他の国でも、何らかの政治的未来があると信じることは困難である。」
記事はそう終わっている。

これはあくまで一新聞の一記者の記事に過ぎないが、WASHINGTON POST やイギリスのBBCニュースやフランスのLIBERATIONなど海外のメディアの一連の報道も、NYTと基本的なトーンは同じである。

この記事から私はアメリカのリベラル派の怒りと不安を感じ取る。

このような人物が将来的に国政で重要な発言力を持つようになったとき、日本は西太平洋におけるアメリカの「パートナー」たりうるのか。

むしろ、アメリカにとっての「新しい問題」になるのではないか。

安倍首相が尖閣をめぐって「軍事的衝突も辞さず」という態度を当初国内に向けて繰り返しアピールし、右派メディアがそれに乗じて「日中もし戦わば」というような上滑りな提灯記事を書いていたことにアメリカにつよい不安を覚えていた。

実際に日中が戦闘状態に入った場合、在日米軍は日米安保条約第五条によって出動を要請される。

だが、アメリカは中国と戦争する気はない。

何のメリットもない戦争である。

だから、日本政府からの出動要請に対して、「尖閣を日本が実効支配していることは認めるが、領有権については日中どちらの立場にも与しない」と答えるだろう。当然である。

日本領土ではないところでの戦闘であれば、日米安保条約の発動要件を満たさない。だから、米軍は動かない。

だが、これで米軍が動かなければ、日本国内の世論は一気に「反米」に振れる。

日米安保条約は「空文」だったということだからである。

68年間われわれは米軍に「無駄飯」を食わせてきたのだ、ということになる。

安保条約即時破棄、日米同盟解消という大衆的世論はもはや押しとどめることができない。

このとき、アメリカは1853年のペリー浦賀来航以来150年にわたって、アメリカ青年たちの血で購ってきた東アジアの「要衝」を失うことになる。

「ウルトラナショナリスト」たちの軽挙妄動によって同盟関係を毀損されることはアメリカの望むところではない。

だが、日本の政治家たちをあまりに長きにわたって「対米従属」下に置き、彼らに自主外交を許さず、国防についても、安全保障についても、エネルギーについても、食料についても、「指示」を下してきたことで、アメリカは結果的に「自力で外交戦略を考えることのできない国」を作ってしまったのである。

その中から「アメリカの国益を配慮しているつもりで、アメリカの足を踏む」とんちんかんな政治家たちが輩出してきてしまった。

今アメリカは深い悩みのうちにいる。

もし、これでアメリカがつよい指導力を発揮して、安倍一派を抑え込み、「ウルトラナショナリスト」の跳梁を阻止したとしても、それはますます日本という国の「自浄能力」「自己修正能力」を損なうことになる。

「困ったことがあったら、最後はアメリカが尻を拭ってくれる」から、自分では何も考えない、何も判断しない、何も改善しないで、ぽかんと口を開けてアメリカの指示を待つという国民性格がさらに強化されることになる。

つまり、ここで強い指導力を発揮して日本政府の方向性を「修正してあげる」ことで、アメリカは「日本というリスク」をさらに高めることのなるのである。

アメリカは今苦しんでいる。

私が国務省の「対日政策局」の小役人なら、どうしていいかわからずに今頃は頭を抱えているだろう。

「とりあえず『安倍を残して、橋下を切る』というのが現在とりうる『わりとましな方法』です」というレポートを起草して上司に提出するだろうが、「知恵のないレポートだな」と上司は不機嫌そうな顔をするに違いない。

=======================================================


http://www.nytimes.com/2013/04/24/opinion/japans-unnecessary-nationalism.html?_r=0

Editorial

Japan’s Unnecessary Nationalism



Published: April 23, 2013

Since taking over as Japan’s prime minister in December, Shinzo Abe and his conservative Liberal Democratic Party have been juggling a packed agenda of complicated issues, including reviving the country’s economy, coping with the aftermath of the 2011 earthquake and tsunami and managing prickly relations with neighbors like North Korea. Stirring up extraneous controversy is counterproductive, but that’s exactly what he and his nationalist allies in Parliament have done.

On Tuesday, a group of 168 mostly low-ranking conservative lawmakers visited the Yasukuni Shrine in central Tokyo, which honors Japan’s war dead, including several who were executed as war criminals after World War II. It was the largest mass visit by Parliament in recent memory. The Japanese news media said that Mr. Abe didn’t visit the shrine, instead sending a ritual offering, but his deputy prime minister and two other ministers made a pilgrimage there over the weekend. He has a record of defending Japan’s conduct during World War II.

Mr. Abe and his allies know well what a deeply sensitive issue this is for China and South Korea, which suffered under Japan’s 20th-century empire-building and militarism, and the reaction was predictable. On Monday, South Korea canceled a visit to Japan by its foreign minister and China publicly chastised Japan. On Tuesday, tensions were further fueled when Chinese and Japanese boats converged on disputed islands in the East China Sea.

Japan and China both need to work on a peaceful solution to their territorial issues. But it seems especially foolhardy for Japan to inflame hostilities with China and South Korea when all countries need to be working cooperatively to resolve the problems with North Korea and its nuclear program.
Instead of exacerbating historical wounds, Mr. Abe should focus on writing Japan’s future, with an emphasis on improving its long-stagnant economy and enhancing its role as a leading democracy in Asia and beyond.
      
Meet The New York Times’s Editorial Board »

A version of this editorial appeared in print on April 24, 2013, on page A22 of the New York edition with the headline: Japan’s Unnecessary Nationalism.

Tornado oklahoma 2013


DEMOCRACY NOW

http://www.democracynow.org/2013/5/21/the_unimaginable_has_happened_massive_tornado

Tuesday, May 21, 2013

"The Unimaginable Has Happened": Massive Tornado Kills Dozens, Flattens Suburb of Oklahoma City



Dozens have been killed and more than 200 wounded in a devastating tornado in Oklahoma. The storm tore through the Oklahoma City suburb of Moore, leveling two elementary schools, a hospital and scores of homes destroyed. Rescue crews continue to dig through the rubble in a bid to find survivors. It was the deadliest tornado to hit the United States since 161 people were killed in Joplin, Missouri, two years ago. We’re joined by two guests: Beverly Allam, an Oklahoma resident who lives a few miles from Moore and lost everything in the state’s tornado in May 1999, and Jeff Masters, director of meteorology at the Weather Underground.


公開日: 2013/05/19
Brandon Sullivan and his crew documented multiple strong to deadly violent tornadoes today across central Oklahoma.

The first shot is approx 2 miles west of Shawnee, OK.. Brandon said this was some of the most violent motion he has ever witnessed and you could hear the roaring motion as the tornado tears across the land.. This tornado then went on to cause significant damage in Shawnee, Oklahoma..

The second clip is from approximately 4 miles west of Shawnee, Oklahoma and is a powerful multi vortex/wedge tornado....

The third and fourth clips are from near Luther, Oklahoma.. This storm produced the tornado near Edmond, OK earlier in the day..

The final clip is the cone tornado near Edmond, OK earlier in the day.


===========================================================

Oklahoma Tornado Fury on May 19th,2013 Shawnee, OK
 


公開日: 2013/05/19
Weatherstorm.net Stephen Jones and fellow chasers from Moore Monthly, Christiaan Patterson, and other chasers capture violent tornado near Shawnee, OK. The tornado set down first east of Norman, OK and went on to be on of the most violent tornadoes of the day.
 
===========================================================

2 Mile Wide tornado slams Oklahoma City area, killing at least 51 at Elementary


公開日: 2013/05/20
https://www.youtube.com/watch?v=o3J1p...
Tornado Forces TV Anchors To Evacuate 5/20/2013


schools hit by oklahoma tornado 5/20/2013 may 20 2013

Two-mile-wide tornado slams Oklahoma City area, killing at least 51 at Elementary School May 20, 2013

Shawnee, Oklahoma (CNN) -- A powerful tornado blasted an area outside of Oklahoma City on Monday, ripping roofs off buildings, leveling homes and leaving a massive band of destruction in its wake.

5/19/2013 Shawnee and Central Oklahoma Tornadoes
Brett Wright and myself documented multiple strong to violent tornadoes today across central Oklahoma. The first shot is approx 2 ...
Oklahoma Tornado Fury on May 19th,2013 Shawnee, OK
Weatherstorm.net Stephen Jones and fellow chasers from Moore Monthly, Christiaan Patterson, and other chasers capture violent ...
TORNADo INTERCEPT! just northeast of Edmond, OK! Jim Cantore on-board!
This tornado was one of the strongest ever intercepted, and we needed all 10000k pounds of the new Dominator because I have ...
Tornado Outbreak In Central Oklahoma Raw Video
multiple tornadoes that tore across central Oklahoma Damage and debris was
Tornado West of Shawnee, OK headed East by North East 05/19/2013
Big Tornado West of Shawnee this sucker was a half mile to a mile wide.
Tornado devastates mobile home park near Shawnee, Okla.
A tornado near Shawnee, Okla., destroyed much of a mobile home park near Highway 102 and Independence.
Raw: Heavy Tornado Damage in Shawnee, Okla
A tornado that hit Oklahoma late Sunday did heavy damage to the town of Shawnee. Reports of injuries could not immediately be ...
May 24th 2011 Shawnee Oklahoma Tornado Semi Tossed on I-40
Best Viewed 1080i Full Screen*** Tornado crosses I-40 and tosses a Semi into the air and tears it apart. Same spot and semi as ...
May 19, 2013 - Shawnee, Oklahoma [Tornado Outbreak] -- Major Search & Rescue Underway
Text "Red Cross" to 90999 for donations. Please share the red cross info. ---------------------------- The Shawnee, OK tornado 2013 ...
May 19, 2013 - Norman-Shawnee-Prague, OK tornadic supercell
This is a view south of the wall cloud looking north from 5:49pm-5:52pm. Our location was just west of Lake Thunderbird in ...
Aerial of Oklahoma Four Tornados Distruction, Twisters Kill many
At least one person was killed Sunday when a string of tornadoes ripped through four states, tearing roofs off homes, downing ...
Raw video: Shawnee, Okla., tornado
This is footage of a tornado that moved through parts of Shawnee, Okla., on Sunday.
5/19/2013 Shawnee / Dale, OK Violent Tornado
Footage of a violent stovepipe tornado near Dale, OK on 05/19/2013 from 6:30 PM .5/19/2013 Shawnee, OK Wedge Tornado
door StormChasingVideo.Com1 dag geleden 52.621 weergaven
B-Roll footage of the deadly Shawnee, OK Wedge tornado. 0:00 - 1:20: Various Stages of the Shawnee, Oklahoma tornado as it ...
Doppler Radar - Shawnee Oklahoma Tornado - May 19, 2013
THE NATIONAL WEATHER SERVICE IN NORMAN HAS ISSUED A * TORNADO WARNING FOR... NORTHEASTERN ...
Shawnee, Oklahoma Tornado on May 19, 2013

===========================================================

Moore Oklahoma : A Two Mile Wide EF4 Tornado touches down leaving Total


公開日: 2013/05/21
SOURCE: http://www.foxnews.com

News Articles:

Children among the at least 51 dead after massive twister strikes near Oklahoma City
http://www.foxnews.com/weather/2013/0...

Two-mile-wide tornado slams Oklahoma City area
http://wgntv.com/2013/05/20/fresh-tor...

Tornado smashes through Moore, Okla., leveling it
http://www.nydailynews.com/news/natio...


FAIR USE NOTICE: This video may contain copyrighted material. Such material is made available for educational purposes only. This constitutes a 'fair use' of any such copyrighted material as provided for in Title 17 U.S.C. section 106A-117 of the U.S. Copyright Law.

===========================================================

2013年5月22日水曜日

「飯舘村 一年 ~人間と放射能の記録~」2012.6.24


NHK ETV特集 「飯舘村 一年 ~人間と放射能の記録~」2012.6.24~江戸川・荒川「河口ホットスポット」に囲まれた浦安市20年汚染:浦安っ子の疎開を考える(都市濃縮・低線量被ばく)

http://shinurayasu.wordpress.com/2012/06/26/%ef%bd%8e%ef%bd%88%ef%bd%8b-%ef%bd%85%ef%bd%94%ef%bd%96%e7%89%b9%e9%9b%86-%e3%80%8c%e9%a3%af%e8%88%98%e6%9d%91-%e4%b8%80%e5%b9%b4%e3%80%80%ef%bd%9e%e4%ba%ba%e9%96%93%e3%81%a8%e6%94%be%e5%b0%84/

投稿日: 2012年6月26日 | 投稿者: shin-urayasu-navi-plus

(以下、転載です)








NHK【ETV特集】飯舘村 一年 ~人間と放射能の記録~ 6/24(日)

『2011年5月、原発事故のもたらした放射能汚染によって全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村。放射能は人々から、ふるさと、なりわい、共同体を奪った。暮らしを奪われた住民は、全村避難から1年を経過した今、何を思い、これからどう生きていこうとしているのか。
避 難直後、村は「2年での帰村」を掲げ、国に速やかな除染を求めた。しかし、除染の効果的な手法は確立されておらず、本格的な除染の開始は2012年の夏以 降にずれ込む見通しとなった。一向に前進しない故郷の回復、長引く避難生活。住民はいらだちを募らせ、心身への負担も日に日に増している。国による除染は 本当に可能なのか、そして、いつ村は元に戻るのか。放射能への科学的評価は定まらず、誰も明確な見通しを描けていない。
判断に資する確かな 見通しがない中、人々は、それぞれの「生き方」をかけて、人生の選択にのぞんでいる。先祖伝来の土地を守りたいと独自に除染を開始する者、別天地での農業 に希望を見いだす者、将来を見通せず立ちすくむ者・・・。放射能は、事故前に確かにあった未来を人々から奪っていった。そして今、人々はその重荷を背負い ながら、新たな未来を描こうともがき始めている。
番組は、原発事故直後から取材を続けてきた家族たちに密着。史上類を見ない大規模放射能汚染が人々に何をもたらし、そこからどう立ち上がろうとしているのか。1年3か月に及ぶ長期定点取材で伝える。』

==================================

Fukushima Iitate 放射線@飯舘村 まとめ1~13(44) 20110423 35μSvh



アップロード日: 2011/05/03
See more: http://www.youtube.com/view_play_list...
Already uploaded movies connected to around 15 minutes

==================================

全村避難~飯舘村、ある家族の150日~2 4  



アップロード日: 2011/09/24
説明はありません。

==================================

全村避難~飯舘村、ある家族の150日~3 4  



アップロード日: 2011/09/25
説明はありません。
 
==================================

Nuclear Refugees 「原発避難民」the people of Iitate Village 飯舘村の皆さん, 一年



公開日: 2012/06/23
"Nuclear Refugees, the people of Iitate Village, one year later" (2012/ Japan/ 18 minutes)
producer/ camera Koji Fujita 藤田 浩二
director/ editor Ian Thomas Ash

*** FRENCH-subtitled version can be found here: http://youtu.be/g9L02JKcFZc***

STORY: In May 2011, two months after the nuclear meltdown in Fukushima, the entire village of Iitate was evacuated. This documentary combines interviews with the villagers as they are preparing for evacuation, along with footage of the village filmed one year after evacuation.

BACKGROUND: On May 11, 2011, I read this article
www.japanfocus.org/events/view/87 (originally in the Irish Times) by David McNeill about the evacuation of the village of Iitate, Fukushima, two months after the nuclear meltdown. As soon as I read it, I knew I needed to go Iitate to try to help document what was happening. I called David and he kindly put me in touch with Shoji-san (the farmer he interviewed for his article) so I could set up an interview.

Iitate lies some 40 km from the damaged nuclear power plant in Fukushima and was therefore outside of the official evacuation zone (within 20 km of the plant). However, because of wind direction, it quickly became clear that the radiation had spread far beyond the original evacuation zone and was posing a threat to the villagers of Iitate.

Yet it took the government two months to act. Two months of the villagers believing they were OK because they were outside of 20 km. Two months that their children were not evacuated and exposed to dangerous levels of radiation.

In May of last year, my Japanese cameraman, Koji, and I filmed in Iitate for a week, and it was a hectic, scary and confusing time.

We documented many difficult and important stories, but the footage somehow lacked the context it needed to make sense to outsiders. I, myself, didn't have the knowledge to fully understand some of the things we witnessed at that time.

As a result, I decided to not use the footage from Iitate right away. I simply allowed it to stay in the background of my brain (and heart) until the right time when it would speak to me and I would understand.

This month I spent time in the city of Minamisoma, Fukushima, working on the story of the children living there, and on the way back the village of Iitate, now deserted, called to me. It was when I went there this month, one year after the evacuation, that I was able to process what I had witnessed last year.

The result is "Nuclear Refugees: the people of Iitate". Shoji-san, the farmer interviewed in David's article, is the farmer who appears at the very end of the film.

SPECIAL THANK YOU: to "Kna" (http://www.youtube.com/user/kna60) for making the French subtitles!

カテゴリ
非営利団体と社会活動

==================================

福島県民の訴え 飯舘村管野哲さん 3・11福島県民大集会  



公開日: 2012/03/25
大震災とそれにつづく原発事故から1年となる3月11日、郡山市で「原発いらない!3­・11福島県民大集会」が開かれ、1万6000人が集まった。

集会では、加藤登紀子さんらのコンサート、大江健三郎さんの連帯のあいさつなどのほか­、県民の訴えとして、福島市から山形県に避難した菅野智子さん、二本松で有機農業をい­となむ菅野正寿さん、相馬市で漁業をいとなむ佐藤美恵さん、飯舘村から福島市に避難し­た菅野哲さん、警戒区域の富岡高校から朝霞開成高校に転校した鈴木美穂さん、浪江町か­ら避難した橘柳子さんの6人が登壇した。

開成山野球場のスタンドを埋めつくした参加者は、集会後デモに出発。反原発でこれだけ­の人が集まったのは福島でははじめてのことだという。

飯舘村は福島第一原発から28キロから46キロ。放出放射能の通り道となり、事故直後­から異常に高い放射線量が測定された。しかし計画的避難区域に指定されたのは1カ月半­後。全村避難が始まったのは2カ月後だった。

飯舘村はこれまで「までいな暮らし」を合言葉に、持続可能な村づくりを進めてきた。「­までい」には、ゆっくり、丁寧に、大切に、心をこめて、じっくりと、といった意味が含­まれる。

現在福島市で避難生活をおくる菅野哲さんは、事故直後に毎時44.7マイクロシーベル­ト(3月15日)もの放射線量であったと語る。毎時44.7マイクロシーベルトとは、­1日で法律が決めた一般公衆の年間被曝線量限度1ミリシーベルトに達してしまう異常に­高い線量だ(1カ月なら32ミリ)。「その高い線量のなかで飯舘村村民は放っておかれ­、その期間、被曝させられた」と菅野哲さん。

そして「美しかった飯舘村は放射能まみれ、そこには暮らせない」と、放射能の心配のな­い、安心して安全で暮らせる「新しい避難村」の建設を訴えた。

映像ドキュメント.com(http://www.eizoudocument.com/
 
==================================

FFTV特集30 飯舘村の理想と現実-持続可能な村づくりと原発被害の苦悩/



公開日: 2013/04/10
飯舘村の理想と現実-持続可能な村づくりと原発被害の苦悩/ゲスト:小澤祥司さん(飯­舘村後方支援チーム) - Captured Live on Ustream at http://www.ustream.tv/channel/%E3%83%... with the Ustream Mobile App

==================================

【暴露された飯舘村の改ざん情報】【なぜ検察や警察は動かないのか?】



アップロード日: 2012/02/26
福島第一原発事故による高濃度放射能汚染の飯舘村で酪農家として生きてきた長谷川健一­氏(58歳)が、「原発に『ふるさと』を奪われて」(宝島社)という現実を暴露した本­を出版。その著書には実に驚くべき事実が赤裸々と記述されている。

==================================

福島県飯舘村 菅野典雄村長が避難生活の実情を訴える



公開日: 2013/03/06
福島県飯舘村の菅野典雄村長が東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見を開いた。
東電の賠償対応や、WHOの報道に大変怒っている。

Norio Kanno
Mayor of Iitate Village, Fukushima
March 6, 2013
(The speech and Q & A will be in Japanese with English interpretation)

==================================

「放射性物質放出 冷却のさなかにも」(大量の放射性物質が首都圏に飛来したことを公表)

「放射性物質放出 冷却のさなかにも」(大量の放射性物質が首都圏に飛来したことを公表)

2012.7.24~江戸川・荒川「河口ホットスポット」に囲まれた浦安市20年汚染:浦安っ子の疎開を考える(都市濃縮・低線量被ばく)

投稿日: | 投稿者: shin-urayasu-navi-plus
    
(以下、転載です)

NHK ニュースウォッチ9 「放射性物質放出 冷却のさなかにも」2012.7.24
大量の放射性物質が首都圏に飛来したことを公表




福島原発事故は、きのうの政府事故調の最終報告で、一通りの調査報告が出そろったが、しかしまだわからないことばかりであることは、報告書自体が認めている。
特にいつ、どこからどんな理由で放射性物質が放出されたかは、どの報告書でも特定されていない。
取材を進める中で、原子炉の冷却を進めようとしていた時にも放射性物質が放出されていた事実がわかってきた。

 知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~

2012.1.15 NHKスペシャル 知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~

http://shinurayasu.wordpress.com/2012/01/16/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B7%9D%E3%83%BB%E8%8D%92%E5%B7%9D%E3%80%8C%E6%B2%B3%E5%8F%A3%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%9B%B2%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F/





(以下、転載です)

NHKスペシャル「シリーズ原発危機」知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~江戸川・荒川「河口ホットスポット」に囲まれた浦安市20年汚染:浦安っ子の疎開を考える(都市濃縮・低線量被ばく)


2012.1.15 NHKスペシャル 知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~


http://tsukuba2011.blog60.fc2.com/blog-entry-550.html

1.海洋汚染について

11月に東京海洋大学の神田教授、石丸教授と一緒に原発の20km以内の海域の調査を始めて行いました。調査願いを出して3ヶ月かかったそうです。主に海底土の汚染具合の調査を行いました。半径20kmの海域を、5kmごとに調査を行いました。
原発の港湾入口の海底土を調査した所、4520Bq/kgのセシウムが観測されました。ここの海水の15000倍もの汚染です。今はもう海水の汚染はそれほどではないのですが、海底土の汚染がどうなっているのかを調べました。
その結果、やはり原発近くが一番高く、南側に広がっていましたが、セシウムの量が高い地点はまだらに広がっていました。ここでいうセシウムはCs-137とCs-134の合計だと思うのですが、そこは確認できませんでした。
次 に、福島第一原発の南東約20kmの漁場で調べた所、海底土のセシウムが304Bq/kg、海底にいるゴカイが130Bq/kg、それを食べるナメタガレ イが316Bq/kgというデータが得られ、底魚では、海底土とほぼ同じ程度のセシウムで汚染されていることが今回初めてわかりました。

前回のETV特集でも出てきましたが、川から流れてきた水は、地球の自転とか密度差の問題から、南に流れていく性質があるそうです。従って、沿岸では海底土の汚染も南に向かっていくのではないか、と考えられました。
そう思って茨城県の沿岸を南にずっと調査しました。この調査には、いつもの岡野先生の開発した特殊な機械を用いています。この機械を用いると、その場で海底土の放射能濃度もだいたい測定できるのです。
その結果、高萩沖(原発から80km)の岩場の堅い地質の所では30Bq/kg前後で低かったのですが、もっと南のひたちなか市(原発から120km)では、海底に泥がたまっているため、高い(380Bq/kg)濃度の海底土のセシウムが検出されました。
また、11月のETV特集において38Bq/kgだった銚子沖では、2ヶ月後に測定した今回は112Bq/kgと3倍近くに増加していました。

2.湖沼の汚染について
群馬県赤城大沼のワカサギから、8月に640Bq/kgのセシウムが検出 されました。その原因を調査していくと、この赤城大沼はまわりの山から川の流れで雨 水が流れ込んでくるだけで、出て行く河川は沼尾川だけでした。そのため、赤城大沼の湖沼には、20cmの深さにまでセシウムがたまっており、 950Bq/kgのセシウムが湖底の泥から検出されました。
群馬県水産試験場の鈴木さんと一緒に調べた所、プランクトンは296Bq/kgでした。このプランクトンの寿命は数週間しかありませんので、9ヶ月経ってもプランクトンに汚染が出るということは、セシウム汚染がすでに湖沼の中で循環していることを示しています。
つ まり、下の図のように、まわりの山や川から流れ込んだセシウムが湖底の泥としてたまり、それをプランクトンが吸収し、プランクトンを食べるワカサギやイワ ナ、ウグイなどに汚染が進むということなのです。死んだ魚はまた湖底に沈み、分解されてまたセシウムの循環サイクルを続けていきます。
おそらく、赤城大沼のように水の循環があまり多くない所では、湖底の泥にセシウムの汚染がたまってしまった以上、この泥を取り除くことをしない限り、10年の単位で汚染は続くのではないかとこれを見て考えました。
番組では、チェルノブイリの時のデータを示してくれていました。ロシアの国立放射線監視センターのデータを示してくれています。ここでは、25年にわたって、毎週淡水魚を採取し、その放射能汚染のデータを蓄積し続けている世界で唯一の場所だそうです。
そ れによると、当初100000Bq/kg程度あった魚のセシウム(これはCs-137です)は、5年間で1/100程度にまではさがりましたが、その後は ほとんど下がらず、20年以上経ってもあまり変わらない数値になっています。おそらくもうこのあとはCs-137の半減期の30年の単位でしか減少していかないでしょう。
このことから考えても、淡水魚の汚染は海のように循環が少ないこともあり、長く続く可能性があります。ただ、チェルノブイリのデータをみても、当初 の5年間 で1/100程度に低下しています。赤城大沼のワカサギも、現在が仮に1000Bq/kgであっても、数年経てばCs-137だけでも1/100として 10Bq/kg程度になる可能性があります。また、Cs-134は、半減期が2年ですのでもっと早く減少するはずです。
3.東京湾の汚染と川の汚染

8月から2ヶ月かけて、近畿大学山崎教授と一緒に東京湾の海底土の調査を行いました。水深10m程度の泥を26ヶ所調査した所、多くの場所で100Bq/kg以下でしたが、驚くべきことに江戸川と荒川の河口付近が非常に高く、872Bq/kgものセシウムが検出されました。
これは、江戸川や荒川から流れてきたものと考えられました。
東大の鯉渕専任講師は、江戸川の川底の泥のセシウム汚染を調査しています。鯉渕さんによると、川の下流は潮汐によって海水と混じり合うため、塩分を含んでい ます。ただし、海水の方が塩分を含んでいて密度が高いために重く、完全には混じり合いません。シミュレーションを見せてくれていましたが、川の淡水に含ま れて流されてきた泥は、海水と混ざり合う際に塩分の影響で「凝集」という状態になります。つまり、泥がだんごのようにくっついて小さなかたまりになって下 に落ちていくのだそうです。

鯉渕さんの調査によると、河口から8kmのポイントが一番汚染が高く、1623Bq/kgもの汚染がありました。河口が872Bq/kgですから、その2倍です。
このようなことは他の川でも起こっているはずです。
京大防災研究所の山敷研究室のシミュレーションによると、平地から川を通じて東京湾に流れてくるセシウムは、まず6ヶ月で川に移動するそうです。
そして東京湾のセシウムが最大になるのは2年2ヶ月後だそうです。
東京湾はかなり奥まっていて拡散しにくいので、この汚染は10年以上続くということでした。
今回のまとめです。

1.海底土の汚染の調査の結果、泥の動きに従って海底の汚染は移動することがわかってきた。これが陸上の汚染との大きな違いである。
2.これまであまり調査されていない湖沼の汚染も進んでいる。特に水の循環のあまりない湖沼では、一度汚染されるとその汚染が長期間続く可能性が高い。
3.東京湾も、江戸川下流からくる泥によって江戸川河口付近が汚染されている。シミュレーションによると、2年後くらいが汚染のピークで、その後も10年近く汚染は続く。

セシウム吸着剤の開発

http://www.dailymotion.com/video/x100tfs_%E6%B1%9A%E6%9F%93%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E3%82%92%E6%B8%9B%E3%82%89%E3%81%9B-%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E7%89%A9%E8%B3%AA%E5%90%B8%E7%9D%80%E5%89%A4%E3%82%92%E9%96%8B%E7%99%BA_news?search_algo=2#.UZwkC76CiUk



汚染された廃棄物を減らせ!新たな放射性物質吸着... 投稿者 tvpickup

汚染された廃棄物を減らせ!新たな放射性物質吸着剤を開発
“第2の祖国”日本を救いたい!~エジプト人科学者の決断

福島第一原発事故から、2年以上が経った今も、現地では、放射能との闘いが続いている。
除染作業が進められているが、作業後に出た廃棄物の仮置き場がもう限界なのだ。
そんな行き場のない廃棄物を減らす可能性を秘めた、放射性物質の吸着剤が、新たに
開発された。生みの親は、エジプト人科学者、シェリフ・エル・サフティ、44歳。
シェリフが日本で長年研究してきた、ナノ原料工学の技術を駆使して、
放射性セシウムだけをつかまえるという吸着剤「HOM」を作ったのだ。
開発のヒントになったのは、母国エジプトの砂漠の“砂”―。

シェリフはもともと、ヒ素に汚染された水からヒ素を取り除く吸着剤を研究していたが、
2011年3月の原発事故後、家族に説得され、やむなくエジプトに帰国した。
しかし、日本のことを考えない日はなかった・・。そこに届いた日本の恩師からのメール。
「日本は放射能の問題に直面している。今こそ、君の技術が役立つと信じている」

『「命のための科学」・・ 私の研究は、命を守るためにある』
放射能で苦しむ日本を、科学の力で救いたい―。シェリフは、日本に戻ることを決意した。
そして、ヒ素吸着剤の技術を応用して、ついにHOMを開発、今年、その実証実験が
行なわれた。シェリフの吸着剤は、どれだけ放射線量を下げることができるのか―?
遠く離れたエジプトと日本を結ぶ、シェリフの「命のための科学」に迫る。
==========================================================

画期的なセシウム吸着剤を開発

http://www.nims.go.jp/genso/topics/0ej00700000036uz.html

元素戦略材料センター資源循環設計グループのシェリフ・エル・ザフティ主幹研究員は、除染濃度領域でこれまでの吸着剤の二けた上の性能を持つセシウム吸着剤を開発した。
 
画期的な応用の可能性を持つセシウムの吸着体を開発
 
 早稲田大学の客員教授であり、物質・材料研究機構の元素戦略材料センター資源循環グループのシェリフ・エルザフティ主幹研究員は、画期的な応用の可能性のある新たなセシウム吸着材(Cs-HOM)を開発し、それを、2013111日に化学会館で行われる未踏科学技術協会の特別講演会・第一回環境技術シリーズで公表した。
 
このセシウム吸着体(Cs-HOM)は、筑波大学との共同実験での放射性セシウムの吸着試験で、従来セシウムの吸着に多用されるゼオライトの二桁上の吸着特性を持つことが確認された。この性質を生かすことができれば、吸着後の放射性処理物の量を大幅に低減することができる。
 
また、吸着体は往々にしてセシウム以外の混在成分も吸着し、そのために余分の吸着体が必要となる場合があるが、このCs-HOMは吸着に対して優れた選択性を持ち、同程度のNa,Ca,Mg,Clイオンならばそれらの中からCsを選択的に吸着できる。この特性を利用すれば、CsよりはるかにNaCaの多い海水や飛灰溶解物からも少ない容積でセシウムを取り出せるようになる可能性がある。
 
さらに、この技術は従来から開発してきたHOM(高秩序メゾボーラス材料)によるヒ素や重金属センサー/吸着体の技術を発展させたものであるため、濃度に応じて(1ppbから)色が変化するセンシング機能を持っており、このセンシング特性を生かした応用も期待できる。
 
このCs-HOMはシリカ(SiO2)やアルミナ(Al2O3)という土壌中どこにでもある物質をもとに合成されており、毒性となる可能性の物質を含まないために、飲料水などの除染にも使える可能性がある。
 
そのさい、Cs-HOMは通常の水環境で使用でき、酸やアルカリなどの調整も不要であり、廃酸、廃アルカリの処理も不要である。
 
また、合成時に磁性を持つ物質を配合することで吸着体に磁性を持たせることができることも確認されており、磁気分離などと組み合わせた効率的な除染システムが構築される可能性がある。
 
Cs-HOMは微細粉末ではなく、10nm程度の微細な孔をもったかたまり(パウダーに対してモノリスと呼ぶ)で生成するため、微細孔の状態を保ったままで任意の粒度に調整できる可能性が高く、砂や活性炭を用いた既存の浄化システムがそのまま生かせる可能性がある。
 
このように多くの可能性をもったCs-HOMであるが、研究室では予想できない現場での問題も多々存在していると思われ、さまざまな技術やアイデアと結び付けて、一日も早く放射性セシウムの除去に貢献する技術としていきたいと開発者のシェリフ・エルザフティ主幹研究員は考えており、技術の内容を公表しその利用方法を広く議論したいと考えている。
 
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像


お問い合わせ先


技術問い合わせ先 Sherif El-Safty物質・材料研究機構主幹研究員 TEL 029-859-2135  (日本語 鬼澤秘書 TEL 029-851-3354内線2135) E-mail: Sherif.ELSAFTY@nims.go.jp (英語のみ) E-mail: ONIZAWA.Ryoko@nims.go.jp (日本語対応可能) 原田幸明 物質・材料研究機構 特命研究員 TEL 029-859-2668 E-mail: HALADA.Kohmei@nims.go.jp
 


 
=====================================
 

プルシアンブルーを利用して多様な形態のセシウム吸着材を開発

-汚染水や土壌などさまざまな環境に適用可能-

ポイント

  • 安価な顔料であるプルシアンブルーを利用し、優れたセシウム吸着能力を持つ吸着材を開発
  • 用途に応じて、布状、液状、ビーズ状など多様な形態のセシウム吸着材が使用可能に
  • 放射性物質漏洩事故などにおける環境中の放射性セシウムの除去に期待

概要

 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】グリーンテクノロジー研究グループ 川本 徹 研究グループ長、田中 寿 主任研究員、北島 明子 産総研特別研究員は、大日精化工業株式会社【取締役社長 高橋 弘二】(以下「大日精化」という)、関東化学株式会社【代表取締役社長 野澤 学】(以下「関東化学」という)と共同で、安価な顔料であるプルシアンブルーを利用し、さまざまな用途に使用できる各種セシウム吸着材を開発した。
平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震に伴い発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、さまざまな場所で放射性セシウムが検出されている。この放射性セシウムの回収には、選択的にセシウムを吸着し、かつ多様な形態で使用できる吸着材が必要である。今回、産総研で独自に開発したプルシアンブルーのナノ粒子と市販品のプルシアンブルーを適切に使い分けることで、布状、液状、ビーズ状など、用途に合わせて使うことのできる各種セシウム吸着材を開発した。これらのセシウム吸着材によって、汚染水や土壌など環境中の放射性セシウムの除去に貢献できることが期待される。
なお、この成果の一部は、平成23年8月24日に、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構の「福島県飯舘村現地水田ほ場における農地土壌等における放射性物質除去技術開発のための一連の試験」で使用される予定である。
プルシアンブルーを利用した各種セシウム吸着材の写真
図 プルシアンブルーを利用した各種セシウム吸着材

開発の社会的背景

 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に伴い発生した東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質漏洩事故により、環境中に多くの放射性物質が放出され、大きな社会問題となっている。放出された放射性物質は主としてヨウ素131、セシウム134、セシウム137である。ただし、ヨウ素131は半減期が8日と短いため、長期的に問題となるのは半減期が約2年のセシウム134と、半減期が約30年のセシウム137の二種類であると考えられる。これらを人為的に無害化することは困難であり、対策としては、放射性セシウムを生活環境中から除去し、管理された区域に封じ込めるなどの方法が必要となる。この際に、放射性セシウムを選択的に取り込める吸着材が重要となる。
また、放射性セシウムは環境中の多様な場所に飛散しているため、その対象によって除染の方法が異なる。例えば、放射性セシウムを含んだ汚染水の浄化では、放射性セシウムを吸着する吸着材を充填したカラムに通水し、放射性セシウムを水から除去することなどが考えられる。放射性セシウム濃度が高い場合は、放射線に弱い有機高分子材料などを含有しない吸着材が望ましいが、放射性セシウム濃度が低い場合は、吸着後に体積を減らすことのできる吸着材が望ましい。一方、農作物が放射性セシウムを吸収することを防止するためには、セシウム吸着材を農地に散布し、放射性セシウムを吸着させる手法が考えられる。この場合は、土壌とセシウム吸着材の接触面積を増やすため、より微細な粒子を水に分散させて散布することが望ましい。このように、放射性セシウムの対策に必要とされる吸着材の形態は多様である。
セシウム吸着材としてはゼオライトなどの天然鉱物と並び、プルシアンブルーという顔料が知られている。プルシアンブルーは、高いセシウム吸着能力と共に、安価であること、金属置換により吸着能力をさらに改善できることなどの特徴を持つ。

研究の経緯

 産総研は、2005年頃からプルシアンブルーを利用した機能性材料・素子開発を進めてきた。その中で、原子力発電所で排出される放射性廃液から放射性セシウムを回収するシステム開発も行ってきた。特にプルシアンブルーやプルシアンブルー類似体のナノ粒子化と、それを利用した素子開発を進めてきた。
2011年3月以降、放射性セシウムの対策として、大日精化、関東化学と共にプルシアンブルーを利用した各種セシウム吸着材の開発に着手した。さらに、平成23年度科学技術戦略推進費「放射性物質による環境影響への対策基盤の確立」の中でセシウム除染の一手法として、農地などの除染に関する技術の開発に参加し、この事業の中で、ゼオライトなどのセシウム吸着材と比較して、プルシアンブルーが、加工性、即時調達性に優れている点を生かしてさまざまな吸着材の開発を担当している。本研究開発の一部は、この事業において実施されたものである。

研究の内容

 今回、二種類のプルシアンブルー材料を適切に使い分けることでさまざまな形態のセシウム吸着材を開発した。材料の一つは産総研で開発を進めてきたプルシアンブルーのナノ粒子である。通常のプルシアンブルー材料は水に溶けないが、このナノ粒子は水に分散するため、分散液として利用できるほか、布の着色など、多様な用途に利用できる。さらに、粒径が約10ナノメートル(nm)と小さく、大きな比表面積を持つため高い吸着効率も期待できる。また、関東化学により、量産化の検討も進んでいる。もう一つは、大日精化製の「紺青」である。これも基本的な結晶構造はプルシアンブルーと同様であり、セシウム吸着機能を持つ。紺青は、年間約2500トンが生産されているため、即時の大量使用が可能である。また、芝生用着色剤として既に土壌散布に利用されている。図1、表1に今回開発した各種セシウム吸着材とその特徴・用途の概要を示す。
プルシアンブルーを利用して作製した各種セシウム吸着材の写真
図1 プルシアンブルーを利用して作製した各種セシウム吸着材

表1 各種セシウム吸着材の特徴と用途
各種セシウム吸着材の特徴と用途の表

以下、それぞれの吸着材の特徴などを詳述する。
1. 無機ビーズ
紺青と酸化物などの無機材料を混練、加熱することにより、有機材料を含まないビーズを開発した。用途としては、浄水器、カラムなどに充填し、通水することによるセシウム吸着を想定している。樹脂などの有機高分子材料は一般的に耐放射線性が低いとされているのに対して、放射線に対する高い耐久性が期待される無機ビーズは、高濃度汚染水などへの適用が想定される。
2. 着色綿布
ナノ粒子分散液により木綿布を着色、乾燥することにより、セシウム吸着機能を持つ木綿布を作製した。プルシアンブルーナノ粒子は木綿の表面に付着しているため、機能するプルシアンブルーの比が大きく、高速にセシウムを吸着することが期待される。また、木綿は可燃物のため、放射性セシウムをプルシアンブルーに吸着後、焼却処理で木綿を除去し、プルシアンブルーのみを残すことで、放射性廃棄物を著しく減らすことが可能である。ゼオライトのような粒状吸着材と異なり、通水フィルターとして水路などへの設置も容易である。
3. 不織布
不織布製造の際に、材料に紺青を練り込むことにより、セシウム吸着機能を持つ不織布を作製した。不織布は内部空隙が大きく、通水、通風などのフィルター用途への利用が期待できる。着色綿布同様、粒状吸着材と異なり、水路などへの設置も容易である。
4. ナノ粒子分散液
プルシアンブルーナノ粒子分散液は、紺青に比べて粒径が小さいため、比表面積が大きく、吸着機能が高いことが期待される。また、上記着色綿布の着色剤など、吸着材製造の原料としても利用できる。さらに、凝集沈殿法における水溶性セシウム除去にも利用できる。
5. 紺青分散液
紺青を使用した芝用塗料をベースに、原料を調整することで、セシウム吸着用の紺青分散液を作製した。この分散液は、現在、福島県天栄村にて、農作物の放射性セシウム吸収阻害を目的として、畑、水田などに散布し、実証試験中である。また、凝集沈殿法による除染時に添加することで水溶性セシウムを沈殿させる用途にも利用できる。
一般に、セシウム水溶液からセシウムを吸着する能力の判断基準として、分配係数(Kd)がある。着色綿布や不織布のようにほかの材料との複合体に加工するとKdは低くなるが、今回開発したセシウム吸着材はどれも概ね10,000 mL/g以上のKdを示した。これは、加工を加えていないゼオライトの性能に匹敵するものである。特に、ナノ粒子分散液は、複合体への加工をしていないため、1,700,000 mL/gを超えるKdを示すケースもあった。
また、着色綿布については、カラムに充填し、非放射性セシウムイオンが溶解した疑似河川水を通水することにより、カラム形式での吸着能力を評価した。1.81 gの着色綿布を使用し、5.8 ppmのセシウムイオン濃度の疑似河川水(通常の河川の1000倍以上の濃度)を通水した場合の結果を図2に示す。この着色綿布は、通水量が1100 mLを超えるまでセシウムイオンを大幅に吸着し、通水前の約1000分の1の濃度にすることができた。1.81gの着色綿布が吸着したセシウムイオンは6.4 mgであり、セシウムイオンが全てセシウム137であった場合には、20ギガベクレルの放射性物質を河川水から除去できたことになる。
今回開発した吸着材の一部は、既に各種実証試験において使用中、あるいは使用予定である。紺青分散液は、福島県天栄村において、農作物の放射性セシウム吸収を阻害する目的で、水田および畑に散布済であり、農作物の収穫を待ち、その効果を評価する予定である。着色綿布と不織布は、平成23年8月24日に、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構の「福島県飯舘村現地水田ほ場における農地土壌等における放射性物質除去技術開発のための一連の試験」で使用される予定である。
着色綿布を充填したカラムに、セシウム含有疑似河川水を通水させた際の、通水前のセシウム濃度に対する、通水後のセシウム濃度比率(透過率)の図
図2 着色綿布を充填したカラムに、セシウム含有疑似河川水を通水させた際の、
通水前のセシウム濃度に対する、通水後のセシウム濃度比率(透過率)

今後の予定

 開発した各種吸着材の実証試験を進めると共に、大規模面積に展開できる体制を整えるべく、関連企業などとの連携を進める予定である。

用語の説明


◆プルシアンブルー
1704年に初めて人工的に合成された青色顔料。紺青とも呼ばれる。一般的な組成式はAyFe[Fe(CN)6]x・zH2O(Aはセシウムイオンなどの陽イオン)である。金属錯体や配位高分子と呼ばれる物質群の一種で、ジャングルジムのような内部に空隙を持つ構造を持っており、その空隙にセシウムを取り込むと考えられている。海水のようにナトリウムイオンやカリウムイオンなど、類似のイオンが存在している環境でも、セシウムイオンを選択的に吸着する能力を持つ。[参照元へ戻る]
プルシアンブルーの構造図
◆放射性セシウム
核分裂を起こし、放射線を発するセシウム原子の総称。東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質漏洩事故では、半減期の長いセシウム134(半減期約2年間)とセシウム137(半減期約30年間)が、長期間にわたり放射線を発している。[参照元へ戻る]
◆半減期
放射性核種は自然に放射線を放出して別の核種に変化するが、その際、元の放射性核種の量が半分になるまでにかかる時間のこと。半減期が長いほど、放射性物質として長期間残り、放射線を出し続けることになる。[参照元へ戻る]
◆除染
有害物質を環境などから取り除くこと。本件の場合、人間の活動する空間から放射性セシウムを除去することを指す。[参照元へ戻る]
◆ゼオライト
ナノメートルオーダーの細孔が規則的に並んだ多孔性アルミノケイ酸塩の総称を指す。天然でも産出されるが、さまざまの構造・性質を持つものが人工的に合成されている。主な組成はSi(ケイ素)、Al(アルミニウム)、O(酸素)もしくはP(リン)からなる。分離材、吸着材、触媒(担体)など、利用範囲が広範囲である。[参照元へ戻る]
◆分配係数(Kd)
ある物質が、接触する2つの相にどのような比で存在するかを表す係数。セシウム水溶液と吸着材の場合には、{(吸着前の水溶液濃度)-(吸着後の水溶液濃度)}/(吸着後の水溶液濃度)× 水溶液体積(mL)/吸着材重量(g) で計算することができる。Kdの値が大きいほど、少ない吸着材の量で多くの目的物質を効率よく吸着できる。[参照元へ戻る]
◆ベクレル(Bq)
放射能とは放射線を出す能力で、この放射能を表すSI単位系の基本単位がベクレル(Bq)である。1秒間に一つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能が1 Bqとなる。1ギガベクレル(GBq)であれば、1秒間に10億個の原子核が崩壊し放射線を放つことを表す。[参照元へ戻る]

関連情報一覧

問い合わせ

独立行政法人 産業技術総合研究所 広報部 報道室
お問合せフォーム


======================================

日立など、放射性セシウム/ストロンチウムを99%以上除去できる吸着剤を開発

http://news.mynavi.jp/news/2013/04/05/079/index.html?route=blog

[2013/04/05]

日立製作所と日立GEニュークリア・エナジーは4月4日、福島第一原子力発電所で発生する放射性物質を含む滞留水の処理への適用を目指して、水中に溶解した放射性セシウムと放射性ストロンチウムを同時に99%以上の除去率で除去できる吸着剤を開発したことを発表した。
福島第一原子力発電所で発生した発電所建屋内の高濃度滞留水は、セシウムなどの放射性物質と海水成分(ナトリウム、塩素、カルシウムなど)を含んでおり、現在も放射性セシウムの吸着処理、ならびに海水成分の逆浸透膜での淡水化処理による浄化作業が続けられている。淡水化処理では淡水と濃縮海水が生成され、濃縮海水に微量の放射性セシウムと高濃度の放射性ストロンチウムが含まれ、液体の状態でタンク内に保管されているが、もし漏水すれば放射性物質が飛散する可能性などがあるため、その除去技術の確立が求められていた。
セシウムとストロンチウムは元素周期律表で属する族が異なり、水中に溶解した際の電荷やイオンの大きさが違うため、セシウム、ストロンチウムを吸着剤で除去する場合、従来は、セシウム用、ストロンチウム用のそれぞれ異なる種類の吸着剤を使用する必要があった。今回、日立などはチタン酸塩化合物に特殊処理を施すことで、セシウムとストロンチウムの同時吸着を実現したという。
また、滞留水に含まれる海水成分のナトリウム、カルシウムは、それぞれセシウム、ストロンチウムと化学的性質が類似しており、同様に吸着剤に吸着されるため、従来の吸着剤は海水条件でセシウム、ストロンチウムの吸着性能が低下する傾向があったが、同吸着剤では、セシウム、ストロンチウムを選択的に吸着する性質があるため、海水条件でも高い吸着性能を維持することが可能。
さらに、滞留水の組成を模擬した水からセシウムとストロンチウムを除去する実験を行ったところ、吸着剤体積の3000倍の量の水からセシウムとストロンチウムを99%以上除去できることを確認。これにより、同吸着剤を適切に用いることで、従来よりも簡便に処理水から放射性セシウムと放射性ストロンチウムを除去することができ、厚生労働省の飲料水の新基準値(10Bq/L以下)を満足させることもできるようになるという。
なお日立では、同吸着剤を淡水化処理の上流側のプロセス、または濃縮海水の処理プロセスで使用することで、従来の半分の吸着剤で滞留水から放射性セシウムと放射性ストロンチウムを除去することができるようになると説明している。

滞留水の処理の流れ

2013年5月21日火曜日

野口悠紀雄氏:インフレ目標2%は達成不可能

野口悠紀雄氏:インフレ目標2%は達成不可能



公開日: 2013/01/26

=====================================================================

韓国の国宝第1号スンネムン(崇礼門/南大門という名前で知られる)、 復旧完了、一



韓国の国宝第1号スンネムン(崇礼門/南大門という名前で知られる)、 復旧完了、一



公開日: 2013/05/06
www.terrakorea.co.kr

韓国の国宝第1号スンネムン(崇礼門/南大門という名で知られる)、
復旧完了、一般公開(2013年5月4日/ソウル市内)

Korea's National Treasure No.1、Restored ("Sungnyemun" Gate in Seoul)
Seoul / 04 May 2013

한국의 국보 1호 숭례문이 방화 사건후 5년 만에 복원, 일반 공개 되었습니다.(2013/05/04)

===================================================================

숭례문崇禮門 복구 기념식_20130504



公開日: 2013/05/03
숭례문崇禮門 복구 기념식_20130504
숭례문
숭례문 복구
숭례문 준공

===================================================================

숭례문 복원 미리보는 숭례문  



公開日: 2013/05/01
숭례문 복원 미리보는 숭례문

===================================================================