2014年1月4日土曜日

燃料電池

FC(燃料電池)のしくみ



アップロード日: 2010/06/02
説明はありません。



燃料電池
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E9%9B%BB%E7%99%BA%E9%9B%BB

燃料電池は、補充可能な何らかの負極活物質(通常は水素)と正極活物質となる空気中の酸素等を常温または高温環境で供給し反応させることにより継続的に電力を取り出すことができる発電装置である。装置内の固定量の活物質を使用するために電気容量に限界のある一次電池二次電池と比べ、正極剤、負極剤共に補充し続けることで電気容量の制限なく放電を永続的に行うことが可能な点で大きく異なる。

熱機関を用いる通常の発電システムと異なり、化学エネルギーから電気エネルギーへの変換途上で熱エネルギー運動エネルギーという形態を経ないため、熱機関特有のカルノー効率に依存しないことから発電効率が高い。また、システム規模の大小にあまり影響されず、騒音や振動も少ない。そのため、ノートパソコン携帯電話などの携帯機器から、自動車鉄道、民生用・産業用コジェネレーション発電所、軍事兵器まで多様な用途・規模をカバーするエネルギー源として期待されている。
燃料電池は方式ごとに水素や水素原料となる化石燃料等の利用が検討されている。直接水素を用いる場合は化石燃料改質することにより取り出した水素を利用する。
水素を反応させ電気を取り出す仕組みとしては水の電気分解の逆反応である 2H2 + O2 → 2H2O による場合が多い。反応時に熱を伴うだけでなく、発電効率の高いものほど反応に高温を必要とする傾向があり、1,000℃近くの環境を必要とする方式もある。反応によってできる物質は水であるが、生成されるのが高熱環境下であるため実際に排出されるのは水蒸気または温水である。
研究開発が進められており、電気化学反応と電解質の種類によって幾つかの方式に分けられる。

使用する電解質の種類によって主に4種類の燃料電池の方式が研究されている。アルカリ電解質形燃料電池(AFC)は、従来方式であり今後の利用は限定的だと考えられている。バイオ燃料電池は、他方式と全く異なっており不明な点が多い。

使用する電解質の種類によって主に4種類の燃料電池の方式が研究されている。アルカリ電解質形燃料電池(AFC)は、従来方式であり今後の利用は限定的だと考えられている。バイオ燃料電池は、他方式と全く異なっており不明な点が多い。

固体高分子形燃料電池 (PEFC)
   詳細は「固体高分子形燃料電池」を参照

固体高分子(膜)形燃料電池(PE(M)FC, Polymer Electrolyte (Membrane) Fuel Cell)は、イオン交換膜を挟んで、正極に酸化剤を、負極に還元剤(燃料)を供給することにより発電する。イオン交換膜としてナフィオンなどのプロトン交換膜を用いた場合は、プロトン交換膜燃料電池(PEMFC, Proton Exchange Membrane Fuel Cell)とも呼ばれる。起動が早く、運転温度も80-100℃と低い。水素を燃料に用いる場合では、触媒に高価な白金を使用しており、燃料中に一酸化炭素が存在すると触媒の白金が劣化する。発電効率は30-40%程と燃料電池の中では比較的低い。
リン酸型に次いで実用化が進んでいるが、発電効率が低いため、小型用途での発電使用が想定されている。触媒として使用される白金の使用量を減らすことと、電解質として使用されるフッ素系イオン交換樹脂の耐久性の向上とコストが今後普及の課題である。
室温動作と小型軽量化が可能であるため、携帯機器、燃料電池自動車などへの応用が期待されている。

りん酸形燃料電池 (PAFC)
りん酸形燃料電池(PAFC, Phosphoric Acid Fuel Cell)は、電解質としてリン酸(H3PO4)水溶液をセパレーターに含浸させて用いる。動作温度は200℃程度で、発電効率は、約40%LHV。固体高分子形燃料電池と同様に白金を触媒としているため、燃料中に一酸化炭素が存在すると触媒の白金が劣化する。従って、天然ガスなどを燃料とする場合は、あらかじめ水蒸気改質・一酸化炭素変成反応により一酸化炭素濃度が1%程度の水素をつくり、電池本体に供給する必要がある。
工場、ビルなどの需要設備に設置するオンサイト型コジェネレーションシステムとして100/200kW級パッケージの市場投入がなされ、すでに商用機にて4万時間以上の運転寿命(スタック・改質器無交換)を達成している。[1]

溶融炭酸塩形燃料電池 (MCFC)
溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC, Molten Carbonate Fuel Cell)は、水素イオン(H+)の代わりに炭酸イオン(CO32-)を用い、溶融した炭酸塩(炭酸リチウム炭酸カリウムなど)を電解質として、セパレーターに含浸させて用いる。そのため、水素に限らず天然ガス石炭ガスを燃料とすることが可能である。動作温度は600℃-700℃程度。常温では固体の炭酸塩も動作温度近傍では溶融するため、電解質として用いることができる。PAFCに競合する選択肢として、250kW級パッケージが市場に投入されつつある。発電効率は約45%LHV。白金触媒を用いないためPEFCやPAFCと異なり一酸化炭素による被毒の心配がなく、排熱の利用にも有利である。内部改質方式とされるが、プレリフォーミング用の改質器をシステム内に設置するのが一般的のようである。火力発電所の代替などの用途が期待されている。[2]
なお、通常の燃焼反応では、空気中の窒素の存在により排ガス中の二酸化炭素濃度は約20%が上限であり、更に二酸化炭素濃度を高めるには空気の代わりに酸素を用いなければならない。しかし、MCFCは炭酸イオンが電池反応に介在し、空気極側の二酸化炭素と酸素が選択的に燃料極側に移動・蓄積するため燃料極側排ガスの二酸化炭素濃度は80%程度にも達する。この性質を利用し、MCFCで二酸化炭素の回収を行うことが試みられている。日本国内では経産省補助事業として中国電力中部電力が共同実施している[出典 1]

固体酸化物形燃料電池 (SOFC)
固体酸化物形燃料電池(SOFC, Solid Oxide Fuel Cell)は、固体電解質形燃料電池とも呼ばれ、動作温度は700-1,000℃を必要とするので高耐熱性の材料が必要となる。また、起動・停止時間も長い。電解質として酸化物イオンの透過性が高い安定化ジルコニアランタンガリウムペロブスカイト酸化物などのイオン伝導性セラミックスを用いており、空気極で生成した酸化物イオン(O2-)が電解質を透過し、燃料極で水素あるいは一酸化炭素と反応することにより電気エネルギーを発生させている。そのため、水素だけではなく天然ガス石炭ガスなども、脱硫処理は必要であるが、簡単な水蒸気改質処理(一酸化炭素の除去が不要で、燃料中に若干の未改質ガスを含む改質)により燃料として用いることが可能である。活性化電圧降下が少ないので発電効率は高く、すでに56.1%LHVを達成している例もある。家庭用・業務用の1kW-10kW級としても開発されている[3]。 原理的には発電部分における改質(ニッケルを含む燃料極における直接内部改質)が可能であるが、吸熱反応による発電部分の極端な温度変化を防ぐために、プレリフォーマー(発電反応による熱や反応後の燃料を燃焼した熱を利用した間接内部改質)を採用するのが一般的である。燃料極としては、ニッケルと電解質セラミックスによるサーメット、空気極としては導電性セラミックスを用いる。大型SOFCは、燃焼排ガスをガスタービン発電や蒸気発電に利用すれば、極めて高い総合発電効率を得ることが出来ると予測されるため、火力発電所の代替などの用途が期待されている。[4][5]
日本ガイシ株式会社は2009年6月11日に独自構造のSOFCを開発し、世界最高レベルの63%の発電効率(LHV)と90%の高い燃料利用率を達成したと発表した。[6]
2011年10月、JX日鉱日石エネルギーが市販機としては世界で初めてSOFC型エネファームを発売[7]

アルカリ電解質形燃料電池 (AFC)
アルカリ電解質形燃料電池(AFC, Alkaline Fuel Cell)は、水酸化物イオンをイオン伝導体とし、アルカリ電解液を電極間のセパレータに含侵させてセルを構成している。PEFCと同様、高分子膜を用いるタイプも報告されている。最も構造が簡単であり、アルカリ雰囲気での使用であることから、ニッケル酸化物等の安価な電極触媒を利用することができること、常温にて液体電解質を用いることからセル構成も単純にできるため、信頼性が高く、宇宙用途などに実用化されている燃料電池である。一方、改質した炭化水素系燃料から水素を取り出す場合、炭化水素が混入しているとアルカリ性電解液が炭酸塩を生じて劣化する。同様に空気を酸化剤として用いると電解液が二酸化炭素を吸収して劣化するため、純度の高い酸素を酸化剤として用いる必要がある。水素の純度を高めるためには、パラジウムの膜を透過させることにより純度を高める。電解質が水溶液であるため、作動温度域は電解液が凍結・蒸発しない温度に制限される。また、温度によりイオンの移動度(拡散係数)が変わり、発電力に影響するため、温度条件が厳しい。ニッケル系触媒は配位性のある一酸化炭素、炭化水素、酸素および水蒸気等により活性が下がるので水素燃料の純度は重要である。これらを不純物として含む改質水素の使用は望ましくない。
21世紀現在の燃料電池の研究開発上ではほとんど目を向けられることはないが、年少向けの教材から、アポロ計画スペースシャトルまで広く「実用化」されている。アポロ13号における事故はこの燃料電池に供給する液体酸素供給系統の不具合に起因したものであり、燃料電池そのものの問題ではない。
ダイハツ工業産業技術総合研究所と共同で水加ヒドラジン(N2H4・H2O)を燃料として0.50W/cm2の出力密度を達成したと発表している[出典 2]。この場合、燃料電池への炭化水素の混入はなく、排出物は水と窒素のみとなる。

直接形燃料電池 (DFC)
直接形燃料電池(DFC, Direct Fuel Cell)は、改質器を介さずに燃料を直接セルスタックに供給し、液体燃料であるメタノールジメチルエーテルヒドラジンを使用するものが開発されている[8]。つまり、DFCは燃料電池それ自身の方式を指す言葉ではない。燃料として用いる物質はいずれも炭素を含む化合物であるため、反応(発電)によって二酸化炭素が生成して排出される。燃料供給ポンプや放熱ファンを使うかいなかで、パッシブ型とアクティブ型に区分される。1. 燃料極の白金に反応中間体である一酸化炭素が強吸着してしまい反応速度が遅く、2. 水溶性の高い燃料を用いた場合では燃料のクロスオーバーが起こるため、電力・発電効率とも低いが小型軽量のものが作れる。例えば、直接形メタノール燃料電池(DMFC)では、数十mW-10W程度の小規模小電力発電に適している。これらは、小型携帯電子機器の電源としての用途が考えられている。米国では2008年には出力1Wのものが販売されていた。

バイオ燃料電池
食物からエネルギーを取りだす生体システムを応用した燃料電池である[9]酵素の働きにより糖分を分解し、電気エネルギーを取りだす。環境の変化に対しても安定して働く強力な酵素が不可欠であり、研究開発では、酵素の寿命を伸ばすことなどが課題となっている。血液中の糖分を利用する体内埋め込み型ペースメーカーや、ノートパソコンや携帯機器の電源などへの応用が期待される。また類似の研究には、光合成による植物の生体システムを応用した「太陽光バイオ燃料電池」もある。

21世紀初頭現在、研究開発が進められている主要な4つの方式について比較を示す。
4方式の比較
PEFC
固体高分子形
PAFC
りん酸形
MCFC
溶融炭酸塩形
SOFC
固体酸化物形


電解質材料イオン交換膜りん酸炭酸リチウム、炭酸ナトリウム安定化ジルコニアなど
移動イオンH+H+CO32-O2-
使用形態マトリックスに含浸マトリックスに含浸、又はペースト薄膜、薄板

触媒白金系白金系不要不要
燃料極H2→2H++2e-H2→2H++2e-H2+CO32-→H2O+CO2+2e-H2+O2-→H2O+2e-
空気極\tfrac{1}{2}O2+2H++2e-→H2O\tfrac{1}{2}O2+2H++2e-→H2O\tfrac{1}{2}O2+CO2+2e-→CO32-\tfrac{1}{2}O2+2e-→O2-
運転温度(℃)80-100190-200600-700700-1,000
燃料水素水素水素、一酸化炭素水素、一酸化炭素
発電効率(%)30-4040-4550-6550-70
想定発電出力数W-数十kW100-数百kW250kW-数MW数kW-数十MW
想定用途携帯端末、家庭電源、自動車定置発電定置発電家庭電源、定置発電
開発状況家庭用は実用化、自動車用は2015年に実用化の予定下水処理場、病院、オフイスビルなど常時稼働形緊急電源として多数の実績がある日本以外での実績があり、拡大中家庭用は実用化、大型定置用は開発中


歴史
燃料電池の原理は1801年イギリスハンフリー・デービーによって考案された。現在の燃料電池に通じる燃料電池の原型は1839年イギリスウィリアム・グローブによって作製された。この燃料電池は、電極白金を、電解質に希硫酸を用いて、水素酸素から電力を取り出し、この電力を用いて水の電気分解をすることができた。
その後、燃料電池は、熱機関により動かされる発電機の登場によって発電システムとしてはしばらく忘れられたが、1955年、米ゼネラル・エレクトリック社(GE社)に勤務していた化学者であるW. Thomas Grubbはスルホ基で修飾されたスチレンによるイオン交換膜を電解質として用いた改良型燃料電池を開発した。3年後、GE社の別の化学者であるLeonard Niedrachは、触媒である白金の使用量を減らすことに成功し、Grubb-Niedrach 燃料電池として知られる事となった。GE社はこの技術の開発と利用を、当時進行中だったアメリカ航空宇宙局のジェミニ宇宙計画に働きかけて採用され、これが燃料電池の最初の実用となった。1965年アメリカ合衆国の有人宇宙飛行計画であるジェミニ5号で炭化水素系樹脂を使用した固体高分子形燃料電池が採用され、再び燃料電池が注目されるようになった。1959年、フランシス・トーマス・ベーコンは5kWの定置式燃料電池の開発に成功した。1959年、Harry Ihrigが率いるチームによって15kW出力の燃料電池トラクターが米国ウイスコンシン州のアリスシャルマーズ社の米国横断フェアーで公開された。このシステムは水酸化カリウムを電解質として使用して、圧縮水素と酸素を反応させていた。1959年、ベーコンと協力者は5kWの装置で溶接機の電源として使用できることを示した。1960年代、プラット&ホイットニー社は米国の宇宙計画に於いて宇宙船の電力と水を供給する為にベーコンの米国での特許の使用許諾を得た。アポロ計画からスペースシャトルに至るまで燃料電池は電源、飲料水源として使用された。その際は材料の信頼性による検討の結果、アルカリ電解質形燃料電池が採用された。
民生用燃料電池として、住宅用のコジェネレーションシステムや発電施設向けに研究開発が続けられた。日本においては、通商産業省の省エネルギー政策「ムーンライト計画」に基づき、リン酸形、溶融炭酸塩形燃料電池、固体電解質形燃料電池の開発が始められた。1991年には、東京電力五井火力発電所で、出力1万1000kWのリン酸形燃料電池の実証運転が行われた。
1987年カナダバラード パワーシステム社がフッ素系樹脂(Nafion)を電解質膜に用いた固体高分子形燃料電池を開発した。この電解質膜の耐久性に優れていたことから、燃料電池が再び注目されるようになり、研究開発が盛んになった。
米国防総省と国防総省高等研究事業局(DARPA)のローレンス・H・デュボワは、様々な液体炭化水素(メタノール、エタノールなど)で動く燃料電池に着目して、南カリフォルニア大学(USC)のローカー炭化水素研究所に所属していたの専門家スルヤ・プラカッシュと、ノーベル賞受賞者のジョージ・A・オラーに声をかけた。USCはジェット推進研究所カリフォルニア工科大学の協力の下、液体炭化水素が直接酸化するシステムを発明し、のちにダイレクトメタノール燃料電池(DMFC)と名付けられた。
1994年、ダイムラーベンツ(当時)が燃料電池自動車の試作車を発表した。また、トヨタは、1997年東京モーターショーに燃料電池自動車の試作車を発表し、2005年までに量産化することを宣言した[10]
2001年にはソニー日立製作所日本電気が相次いで携帯機器向けの燃料電池の開発を発表している。
2002年12月には、トヨタ・FCHVおよびホンダ・FCXの燃料電池自動車の市販第一号が日本政府に納入され、小泉純一郎首相が試乗を行った。これらは首相官邸経済産業省で使用され、24時間のフルメンテナンス体制付きのリース契約となった。2003年には東京都交通局にトヨタ・日野自動車製FCHVが納入、2004年末までお台場周辺で運行された。2005年には愛知万博で日野製FCHV-BUSが納入された。また、2004年には日産も横浜市などへ納入した。2006年からは愛知万博で使用された水素ステーションが移設された中部国際空港でも運行されている。これらの公共バスは、一般人が乗る事が出来る燃料電池車であるといえる。
主に1980-1990年代に、燃料電池の開発段階に応じて、リン酸形燃料電池を第1世代型燃料電池、溶融炭酸塩形燃料電池を第2世代型燃料電池、固体酸化物形(固体電解質形)燃料電池を第3世代型燃料電池と呼んでいた時期もあるが、固体高分子形燃料電池が開発の主役となってから、21世紀現在、この呼び方が用いられることはほとんどない。
燃料電池の実用化には消防法高圧ガス保安法電気事業法及び建築基準法(メタノールを燃料とするものは、さらに毒物劇物取扱法)などの法的規制緩和が必要であるとされ、電気設備技術基準などの見直しが行われた。2002年10月には米国運輸省が燃料電池の飛行機内持ち込みを許可するなど、燃料電池普及に向けた規制緩和の方針をいち早く打ち出している。また、安全基準や性能評価について国際的な基準制定の動きもある。

国際標準化
1998年に、国際電気標準会議(IEC)内の105番目の専門委員会であるTC105が発足し、燃料電池に関する電気分野での標準化が話し合われ、すでに8つの規格が規定されている。また、電気分野以外での標準化は国際標準化機構(ISO)で行なわれている[出典 3]
最終更新 2013年12月19日
 



温泉や工場の配管自体で発電できるようにする熱発電チューブ #DigInfo

温泉や工場の配管自体で発電できるようにする熱発電チューブ #DigInfo




公開日: 2012/12/27
パナソニックが世界で初めて開発した熱発電チューブ。長さ10cmで2.5Wの電力を­取り出すことが可能です。このチューブを温泉や工場の配管として利用する事で、これま­で無駄に失われていたエネルギーを回収することができます。
(http://jp.diginfo.tv/v/12-0224-r-jp.php)



第25回 温度差で発電するチューブ型の熱発電素子 [パナソニック]

http://j-net21.smrj.go.jp/develop/energy/company/2013011701.html

工場の排熱や温泉熱などの熱エネルギーを利用して発電する温度差発電。その要となる素子についてパナソニックは、2011年6月、独自構造の熱電変換素子を開発した。
これまで温度差発電で開発された熱電変換素子の形状は平板が一般的だったが、同社が開発した熱電変換素子は、金属と熱電変換材料が傾斜積層された独自の構造になっており、形状もチューブ型と従来とはまったく異なる素子となっている。この熱電変換素子はチューブの中に湯を通せば発電することから「熱発電チューブ」と呼ばれる。

平板からチューブに形状と構造を変える

温度差発電は、材料の両端に温度差を生じさせ、その際に発生する熱エネルギーを電力に換える。この発電原理は発見者の名前から「ゼーベック効果」と呼ばれる。
ゼーベック効果を利用した従来の熱電変換素子の基本構造は、2種類(P型、N型)の熱電変換材料を並べて接合した構造で、ギリシャ文字の「π」(パイ)の形状をしていることから「π構造」とも呼ばれる。実際の素子はこのπ型の熱電変換材料を並べて電気的に接合した平板になる。
ところが、デバイスの作製ではこの平板の熱電変換素子を配管の外側に貼り付けるため、デバイスの配線が複雑になり、また熱電変換素子に熱を取り込む際のロスも大きくなり、さらに大型化や信頼性などでクリアすべき課題がある。
それらの課題を解決するため、パナソニックの先端技術研究所では、熱伝導の大きい金属と熱伝導の小さい熱電変換材料を交互に傾斜積層させ、かつそれをチューブ状にした独自構造の熱電変換素子(熱発電チューブ)を開発した。
その特徴は以下の2つだ。
  1. 熱の流れにくい(熱伝導が小さい)熱電変換材料と熱の流れやすい(熱伝導が大きい)金属を熱の流れに対して交互に傾斜積層することで、素子内部に周期的な温度分布ができ、熱の流れに対して垂直方向に電気が流れる現象を独自に見出し、その現象を利用する熱電変換素子とした。
  2. 熱電変換材料にビスマステルルを用いるが、この材料は延ばしたり丸めたりする加工が困難なため、あらかじめ熱電変換材料と金属それぞれのカップを成形し、それらを交互に重ね合わせて接合することで、熱電変換材料層と金属層の密着度が高い傾斜積層構造を実現した。
熱発電チューブの構造(熱発電材料と金属が交互に積層された構造で、熱の流れに垂直方向に電流が流れる)
熱発電チューブの構造(熱発電材料と金属が交互に積層された構造で、熱の流れに垂直方向に電流が流れる)

成形精度を上げて発電性能もアップ

同研究所・エコマテリアル研究グループのグループマネージャー・山田由佳さんと主任研究員・菅野勉さんによれば、上述の傾斜積層構造を考え出したのが2007年、それをチューブ構造にしたのが2010年だった。
「当初のチューブ構造の製法は鋳造でしたが、どうしても形状がまちまちになったり、微小な鋳巣ができるなど、さらに製法を改善する必要がありました」(山田さん)
そこで2011年に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業を受け、大阪大学接合科学研究所と共同で放電プラズマ焼結(SPS)を用いた新しい製造プロセスを考案し、新製法の熱発電チューブを2012年に開発した。
新製法のフローは以下のようだ。
  1. 急冷凝固によって熱電変換材料(ビスマステルル)と金属(ニッケル)の粉末を作製する
  2. 熱電変換材料の粉末、金属粉末をそれぞれ冷間圧縮によりカップ状に成形する
  3. それぞれのカップを交互に積層する
  4. 3の積層体を放電プラズマ焼結により加熱・圧縮を同時に行う
  5. 4の焼結体(長さ約35mm)を接合して100mmほどのチューブにする
熱電変換材料と金属のカップを積層して加熱・圧縮した熱発電チューブ(左)。断面は傾斜積層構造になっている(右)熱電変換材料と金属のカップを積層して加熱・圧縮した熱発電チューブ(左)。断面は傾斜積層構造になっている(右)
35mmほどの焼結体を接合した長さ約100mmの熱発電チューブ35mmほどの焼結体を接合した長さ約100mmの熱発電チューブ


「放電プラズマ焼結を主体とする製法に替えたことで、チューブの成形精度が確実に上がりました」(菅野さん)
その結果、従来の製法(鋳造)に比べて発電性能が2倍に上がった。例えば、95℃の温水と10℃の冷水による温度差熱を用いた発電では、従来の最大電力が1.3Wから2.5Wへと向上した。

熱発電チューブはそれ自体が発電機能をもち、熱の取込みロスを減らせるうえ複雑な配線も不要にできることから、応用できる範囲は広いと考えられる。例えば工場の排熱や地熱、温泉熱などこれまで利用されなかった熱エネルギーを電気に換える温度差発電に用いれば、用途はかなり多い。
「ただし、発電効率を考えるとタービン系には劣りますので小型システムでの用途が有利だと思います」(山田さん) 独自構造の熱発電チューブだが、開発者たちはパナソニック創業100周年の2018年に向けた実用化へと奮闘している。
掲載日:2013年1月17日



熱電発電

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E9%9B%BB%E7%99%BA%E9%9B%BB

熱電発電(ねつでんはつでん、英語: thermoelectric generation)とは、広義にはゼーベック効果による熱電素子、アルカリ金属熱電装置(AMTEC)、熱電子発電装置(TIC)、PETE素子などの熱電素子をもちいて熱エネルギーを電力エネルギーに変換する発電法である。狭義にはこの内、ゼーベック効果による熱電素子を用いた発電を意味する[1]。以下主に狭義の熱電発電について説明する。
熱電素子は可動部分が存在しないため、長寿命でかつ長期にわたって保守作業を必要としないという特長がある。これは人工衛星の電源として極めて重要な特性であるため、1960年代から米国と旧ソ連により宇宙探査衛星用電源目的のための研究が行われてきた。その結果、自発核分裂で生じたα線粒子の吸収によって発生する熱エネルギーを熱電素子によって電力に変換する原子力電池が実用化され、多くの人工衛星用電源として使用された。現在その用途の多くは太陽電池に置き換えられたが、太陽からの光エネルギーが少なく太陽電池が利用できない木星より外側を探査するパイオニア計画ボイジャー計画、火星で夜間も活動する火星探査機キュリオシティなどの衛星では現在でも使用されている。この人工衛星用に開発された原子力電池は送電線や他の機器を必要としないなどの利点から、かつて灯台など遠隔地での発電装置(放射性同位体熱電気転換器参照の事)として用いられた。また、ランプなどの熱を利用した熱電発電をラジオ用電源[2]として利用されることもあった。しかし、ディーゼルエンジンなどの発電機が故障も少なく安価で入手できるようになるとそれら用途の熱電発電を置き換え、現在地上での用途は一部の軍用目的[3]以外消滅した[1]
しかし、近年熱電発電は廃熱から電力エネルギーを直接回収する技術として世界的に注目が集まり、日本では新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援のもと、何度かのプロジェクトが組まれた[4]。現在、これらの成果をもとに民生及び産業の分野から発生する工場や自動車の排熱、地熱や温泉の熱などの未利用熱エネルギーを電気エネルギーとして利用するための手段として研究開発が進められている。

熱電発電はゼーベック効果ペルティエ効果の逆作用)を利用し、接合点の一方を高熱源、他方を低熱源に接触させて電位差を生じさせて熱エネルギーを電力エネルギーに変換する発電法である[5]
二種類の導体の組み合わせとして、使用される温度範囲によって
  1. 常温から500 Kまで:ビスマステルル系(Bi-Te系)
  2. 常温から800 Kまで:テルル系(Pb-Te系)
  3. 常温から1000 Kまで:シリコンゲルマニウム系(Si-Ge系)
などが使い分けられている。
これらは高温で酸化される、資源量が少ないなどの課題があるため、より資源量の多い物質や酸化物材料を用いた素子の研究も進められている。
また研究レベルでは酸化物材料や量子構造・超格子材料による熱電素子の研究開発が進められている[6]
尚、実際の発電では1個の熱電素子で得られる電圧が小さいため複数の熱電素子を電気的に直列につないで高電圧出力が得られるようにした熱電発電モジュールを用いる。


熱電素子の利点についてはNEDOの助成のもと平成14年度~平成18年度に行われた「高効率熱電変換システムの開発」の中間報告書[7]にまとめられている。それによると
可動部が無いため長寿命で信頼性が高い。
付帯設備は不要で省スペース。
小型軽量な電源とすることができる。
素子の形状を自由設計できる。
熱源温度変動に対し応答が速い。
可動部がなく振動や雑音発生しない。
小型でも大型設備と同じ変換効率が得られ、小型設備に有利。
高温、低温、大型、小型熱源などあらゆる熱源から電気を取り出すことが可能。
単位表面積あたりの発電量は太陽光発電の数倍から数十倍(熱電発電とアルカリ金属熱電発電(AMTEC)では約1 W/cm2 、熱電子発電では3~9 W/cm2 である。これは,太陽電池の0.01 W/cm2 よりも2桁以上も多い)[1]。

それ以外に
多くの場合廃熱を利用するため新規の熱源を必要としない[4]。
液化天然ガス、雪・氷などの冷熱源からも発電可能[4]。

等があげられている。

熱電素子の課題

熱電素子の課題は「高効率熱電変換システムの開発」の最終報告を受けた事後評価報告書に述べられている。それによると
原理的にカルノーサイクルを使用する熱機関と比べ変換効率が低い(hi-z講演資料[8]の(1)、(2)式参照。この式から明らかな様に、ZT値(熱電変換素子の項参照)が無限大の時、熱電素子の変換効率はカルノーサイクルと同じとなるが、現在知られている熱電素子のZT値は1~2程度で、ZT = 2 としてもカルノーサイクルの1/4程度の変換効率しか得られない)。
使用材料の多くが金属、半導体なので(宇宙空間では問題とならない)高熱下、酸素や水蒸気等により酸化劣化する。
多くの熱電素子が資源が少ない原料を使用するため素子を多量生産できない。
用途・使用温度によって材料が異なる熱電素子やモジュールが必要で、量産効果を期待できない。

その他として
火力発電、原子力発電、ディーゼル発電など既存技術と競合するため、競合のない太陽電池や燃料電池と比べ不利である[1]。
1素子当たりの出力電圧が低いため、多数の直列結合が必要で、構造が複雑である。
出力電圧が温度差に比例して変動するため、電圧を一定とする補助電気回路が必須である。
各物質の組み合わせた素子ともZTの値が温度に依存する、このため使用温度により異なる熱電素子が必要となる。
熱源と熱電素子間での熱エネルギー損失が大きい[1]。

等があげられる。

その他の熱電発電

アルカリ金属熱電発電
アルカリ金属熱電発電(Alkali Metal Thermoelectric Conversion、AMTEC)は、イオン伝導性があるβ‐アルミナなどの固体電界質膜の両側にイオン(Na+)の濃度差を与えて発電するセルである。両面に電極を取り付けたβ‐アルミナ板を真空密閉した二つの容器で挟み、高温側の容器に液体Naを入れて900~1300 Kに加熱し蒸発させ低温側は容器をNaガスが凝集する400~700 Kの温度とするとβ‐アルミナ板の高温側でNa原子がNaイオンと電子に解離し、イオンはβ‐アルミナ板を透過し低温側に移動する、ここで高温側と低温側の電極をつなぐと高温側から低温側に電子が流れ電力を得ることができる。電子は低温側でイオンと結合し、中性のNa原子となり、更にそれが冷やされて液体となる。この液化したNaは電磁ポンプで高温側容器に戻される[1]

熱電子発電
熱電子発電(Thermionic Conversion、TIC)は,高温度に加熱した電極からの熱電子放出を利用して熱エネルギーを電力に直接変換する方法である。1960年代から米国、旧ソ連で宇宙ステーション用の電源や人工衛星の電気推進用電源として研究開発が行われた。高温側熱源としては太陽炉や核燃料が用いられた。日本では東北大学産業技術総合研究所で研究がなされた。東北大の研究では熱源として太陽炉を用い高温側温度1400~2000 K、低温側600~1000 K で作動したとき、出力電圧0.7~1 V、出力電流密度1~10 A/cm2、出力密度1~10 W/cm2 が報告されている[1]

PETE
PETE (Photon Enhanced Thermionic Emission) は米国スタンフォード大学が開発した光電変換と熱電子発電を組み合わせた発電素子で光電効果と熱電子放出の相乗効果で理論上変換効率60%が得られる。太陽熱発電の一種ディッシュ式太陽熱発電では放物曲面状の鏡を用いて、太陽光を鏡の焦点に集光しそこに設置したスターリングエンジンで発電する装置であるが、このスターリングエンジンの替わりにPETE素子を用いた発電する装置を開発中で、予備的な試算では45%の変換効率になるとの結果が得られた[18]

最終更新 2013年8月6日 (火)


ゼーベック効果

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AF%E5%8A%B9%E6%9E%9C

ゼーベック効果(ゼーベックこうか、: Seebeck effect)は物体の温度差が電圧に直接変換される現象で、熱電効果の一種。逆に電圧を温度差に変換するペルティエ効果もある。類似の現象としてトムソン効果ジュール熱がある。ゼーベック効果を利用して温度を測定することができる(→熱電対)。ゼーベック効果、ペルティエ効果、トムソン効果は可逆であるが、ジュール熱はそうではない。
ゼーベック効果はエストニア物理学者トーマス・ゼーベックによって、1821年、偶然発見された。ゼーベックは金属棒の内部に温度勾配があるとき、両端間に電圧が発生することに気づいた。
また、2種類の金属からなるループの接点に温度差を設けると、近くに置いた方位磁針の針が振れることも発見した。これは2種類の金属が温度差に対して異なる反応をしたため、ループに電流が流れ、磁場を発生させたためである。

最終更新 2013年9月25日




参考
http://www.nedo.go.jp/content/100089469.pdf

電気分解

電気分解

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E5%88%86%E8%A7%A3

電気分解(でんきぶんかい)英語:Electrolysisは、化合物電圧をかけることで、電気化学的に酸化還元反応を引き起こし、化学分解する方法[1]。略して電解ともいう。同じ原理に基づき、電気化学的な酸化還元反応によって物質を合成する方法は電解合成と呼ばれ、特に生成物が高分子となる場合は電解重合という。
塩素アルミニウムなど、様々な化学物質が電気分解によって生産されている。の電気分解は学校などで行われる代表的な化学実験であるとともに、将来的なエネルギーとして期待される水素を得る方法として、多方面から研究が進められている。


ファイル:Voltage source with electrolytic solution.svg


概要
液体中に 2 本の電極を浸し、電極の間に電圧をかけると、液体中の化学物質と電極との間で電子の受け渡しが起こり、結果として化学反応が進行する場合がある。このとき、電源正極に接続した電極(アノード)では化学物質から電子が奪われて酸化が起こり、反対に負極に接続した電極(カソード)では化学物質に電子が与えられて還元が起こる。この結果、元の化学物質が化学分解する場合を電気分解という。電気分解で生成した物質は液体中に溶解したまま残ることもあるが、電極上に金属として析出したり、気体として発生したりして、液体から分離する場合もある。
電気分解を連続しておこすためには、反応した化学物質が電極から離れ、未反応の化学物質が電極近くへ運ばれて来る必要がある。このため、通常の電気分解は液体(電解液)中で行われる。電気分解用の液体は、分解したい化学物質を溶媒に溶かして溶液としたものや、高温にして融解させたものが使われる。後者の場合を特に溶融塩電解という。稀に水蒸気電解のように固体電解質を用いて気体を電気分解することも行われる[2]
電気分解では、電圧さえ十分に高くかけられれば、様々な物質の酸化や還元を引き起こせる。したがって、電気分解を利用すれば、天然では一般的に化合物として存在しているアルカリ金属などの元素を、単体として取り出すことができる。この方法は電解精錬と呼ばれ、様々な金属精錬に利用されている。

歴史
18世紀末にアレッサンドロ・ボルタによってボルタ電池が発明されると、化学反応への電気の利用の研究が開始された。1800年にはアンソニー・カーライル (Anthony Carlisle) とウィリアム・ニコルソン (William Nicholson) が初めて水の電気分解に成功した。
水の電気分解に刺激されたハンフリー・デービーは1806年に「結合の電気化学的仮説」を発表し、翌1807年には水酸化カリウムの電気分解によってカリウム単体を得ることに成功した。さらにデービーは同じ手法でナトリウムカルシウムストロンチウムバリウムマグネシウムを次々と発見した。
デービーの研究を引き継いだマイケル・ファラデーはさらに電気分解の研究を進め、ファラデーの電気分解の法則をはじめ様々な発見をし、電気化学の基礎を築いた。

要素
電気分解では、電気を流すための電極、電圧を印加するための直流電源、電気分解する物質を入れる電解槽(電解セル)が必要となる。電解液は分解したい物質を溶媒に溶かした溶液か、加熱して融解させた溶融塩が用いられる。

電極
電極のうち、電源の負極と接続するものを陰極カソード)、正極と接続するもの、を陽極アノード)と呼ぶ。アノードの本来の意味は陰イオンが接近してくる電極で、カソードは陽イオンが接近してくる電極である。そのため、本来アノード・カソードという名称は電解電極以外のために用いられるべきではない。正極や負極と書いてある事もあるが、正極と負極はD.C.電源の+、-を指すことであり、間違いである。電極の材質は電気分解の生成物や過電圧に大きな影響を与える。工業的には安価で安定な炭素電極が、実験用には炭素の他に腐食されにくい白金などの貴金属電極がよく使われる。有意な反応速度を得るためや、選択的な反応を起こすためにはしばしば電極触媒が必要となる。用途によってはガス拡散電極が使われることもある[3]

電源電圧
電気分解に必要な電源電圧は、目的物質の標準電極電位ネルンストの式プールベダイアグラムなどから計算される理論電解電圧に、過電圧や液体の電気抵抗溶液抵抗)を加えた値となる。反応の種類にもよるが、一般的な反応では 10 ボルト以下の電圧で十分に進行する[4]。理論電解電圧以下の電圧では電気二重層充電に使われる電流(非ファラデー電流)がわずかに流れるだけであるが、電気分解が進行する電圧に達すると反応速度に応じた電流(ファラデー電流)が流れる。電流値は電極形状や電解槽の構造、温度、分極などの影響で変化する。

電解槽
電解槽は、用途に合わせて様々な形状や材質のものが用いられる。溶液系の電気分解ではホフマン電量計U字管などガラス製のものが、溶融塩電解では耐熱性の高いセラミックス製の坩堝や電極を兼ねた金属製の坩堝が用いられる。

電解液
溶液系の場合、最も多く用いられる溶媒は水である。水に不溶の物質などでは有機溶媒が使われ、アセトニトリルベンゾニトリル塩化メチレンテトラヒドロフラン炭酸プロピレンジメチルホルムアミドジメチルスルホキシドがよく利用される。溶液抵抗を低減させるため、反応性の低い電解質支持電解質)が一般に加えられる。溶媒や支持電解質の種類によって電気分解の生成物が異なる場合がある。
溶融塩電解では、目的物質の他に加えて、他の物質を融剤として混在させる場合がある。ホール・エルー法では酸化アルミニウムの融点を下げるために氷晶石フッ化ナトリウムが融剤として加えられる。

用途
めっきの多くは電気分解を利用して行われる。電解液(めっき液)として重金属シアン化物の水溶液が用いられる場合には、毒性に注意が必要とされる。
鉱業においては、原料を電気分解することで金属を得る電解精錬が一般的に行われている。では硫酸銅水溶液の電気分解によって純度の高い銅(電気銅)が生産されている。アルミニウムでは酸化アルミニウムの溶融塩電解によってアルミニウム金属を得るホール・エルー法が行われている。
水の電気分解は、将来的なエネルギー源として期待される水素の生産を目指し、研究が行われている。太陽光発電水力発電風力発電などで得られた電力で水を電気分解し、得られた水素を燃料電池で発電に利用することで、自動車などからの二酸化炭素排出を抑制することが可能となる。

最終更新 2013年12月19日 (木)
 
 
 

The Cosmic Classroom - Newton's Version of Kepler's Third Law

The Cosmic Classroom - Newton's Version of Kepler's Third Law



アップロード日: 2009/09/16
Derivation of Newton's version of Kepler's third law. Very nice if you are having insomnia. Astro 4B students do NOT need to know this, but it is here for those that were curious.


Ocean Tides

Ocean Tides



アップロード日: 2009/10/21
WEBSITE: http://www.teachertube.com Explains ocean tides and tide books.



The Cosmic Classroom - Understanding Tides

The Cosmic Classroom - Understanding Tides



アップロード日: 2009/09/16
Explanation of tidal effects near Black Holes and on Earth.

自転と公転の同期

自転と公転の同期

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E3%81%A8%E5%85%AC%E8%BB%A2%E3%81%AE%E5%90%8C%E6%9C%9F

http://en.wikipedia.org/wiki/Tidal_locking

File:Tidal locking of the Moon with the Earth.gif

自転と公転の同期(じてんとこうてんのどうき)とは、互いの重力に引かれて共通重心の周りを公転している二つの天体の一方または両方が、常に相手に同じ面を向けて回転する現象である。すなわち自転周期と公転周期が等しくなっている現象である。身近な実例は地球衛星である。は自転周期と公転周期が同じ(約27.32日)になっているので、常に地球に同じ面を向けている。
このような同期は二つの天体の距離が比較的近く、相手の天体が及ぼす潮汐力が強い場合に起こる(また潮汐力による別の効果として軌道共鳴が生じる場合もある)。こういった同期現象は惑星や衛星に限らず、公転運動する固体状の天体に於いて一般的に起こり得る現象である。一方、液体状で変形が比較的自由な天体では、完全なロック状態は起きない。地球の衛星は、生まれた過程で形状的中心と質量的重心がずれる現象が起きてから固まったので、起き上がりダルマのように安定しているのである。

同期の原因
互いに重力で引き合う二つの天体には、それぞれ相手の天体から潮汐力が働く。この潮汐力は、2天体を結ぶ軸の方向では天体を引き伸ばし、この軸に垂直な方向では天体を圧縮する向きに作用する。ここで潮汐力を受ける天体が十分に柔軟で、潮汐力の強さが十分に大きければ、天体の形がわずかに変形することになる。天体がある程度以上の質量を持つと、自己重力が十分に強くなり、静水圧平衡の状態となるため、一般にほぼ球形をしている。しかし、このような潮汐力が働くと、天体は2天体の軸方向にわずかに伸びた楕円体となる(図(A))。
ここで、2天体の公転運動に合わせて回転する座標系に乗り、潮汐力を及ぼす方の天体 A(例:地球)から潮汐力を受ける天体 B(例:月)の相対運動を眺めるとする。
この回転系から見た時に、天体 B が天体 A に対して相対的に自転している場合には、天体 B の楕円体の形は安定ではない。天体 B の自転に合わせて B の赤道上の地点は楕円体の膨らみの部分を定期的に通過し、地面が上下することになる。ここで天体 B を構成する物質の粘性が全く無い場合を除くと、この変形には一定の時間がかかるため、実際には天体 B の膨らみは天体 A に最も近い点ではなく、B の自転方向に少し通り過ぎた位置が最も膨らむことになる。すなわち、B の楕円体の長軸は2天体を結ぶ直線からやや外れた位置に来る(図(B))。
この B の膨らみが A からの重力を受けると、B の楕円体の長軸を A-B の直線上に揃えようとする方向、すなわち B の相対的な自転にブレーキをかける方向にトルクが働くことになる(図(C))。この作用によって A に対する B の相対的自転運動は次第に減速し、やがて B は A の方向に常に膨らみを向ける(A にいつも同じ面を向ける)ようになる(図(D))。
なおこの過程は、回転系で A から見た B の相対的自転速度がどちら向きの回転であっても同じように起こる。すなわち、静止系から見た B の自転周期が B の公転周期より速くても遅くても、最終的には B の自転周期と公転周期は一致する。ただし、静止系で見た初期状態での B の自転周期が公転周期よりも速かった場合には、B の自転は減速するため、角運動量保存則によって B の軌道半径が大きくなる。逆に初期状態で静止系から見た B の自転周期が公転周期よりも遅かった場合には、B の自転は加速し、軌道半径は小さくなる。



公転と自転の同期。公転運動に合わせた回転系から見た図。鉛直下方向に主星がある。
(A)主星の潮汐力により天体が変形を受ける
(B)天体が主星から見て相対的に自転している場合、天体上の各部分が変形に追従しながら自転するが、変形には時間がかかるため膨らみが自転方向にずれる
(C)膨らんだ部分には主星からの重力が相対的自転運動を減速させる方向にトルクとして働く
(D)相対的自転運動がなくなり、膨らみを常に主星に向けた位置で安定する

同期回転の例
火星フォボスダイモス木星ガリレオ衛星を始め、太陽系の惑星にある、ほとんど全ての衛星は自転と公転とが同期している。また、惑星と衛星との距離が近く、両者の質量の差があまり大きくない場合には、衛星からの潮汐力によって惑星の自転周期も衛星の公転周期・自転周期と同期し、両者とも完全に相手に同じ面を向けたままの状態になる場合もある。惑星と衛星という関係ではないが、準惑星冥王星とその衛星カロンとはそのような同期の例である。地球とは現在、月のみ自転と公転が同期した状態にあるが、地球の自転速度は徐々に遅くなっており、遠い将来には月の公転周期と同期するところまで遅くなって安定すると考えられる。
近接連星系の多くも互いの星の自転と公転が同期していると考えられている。また1990年代以降に多く発見されている太陽系外惑星のうち、ホット・ジュピターと呼ばれるような軌道半径が小さい巨大惑星はやはり自転と公転が同期していると考えられる。変わった例では、1997年うしかい座τ星という恒星で発見された系外惑星は、通常とは逆に恒星の自転周期が惑星の公転周期と同期しているらしいことが分かっている[1]


最終更新 2013年5月19日 (日)



Tidal Locking - The Earth Moon Relationship



  公開日: 2012/03/19
Digital storytelling project for the University of Richmond.
Script: https: https://docs.google.com/document/pub?...

Works Cited: https://docs.google.com/spreadsheet/p...

 

2014年1月3日金曜日

Stan Meyer's water powered car demonstrated 1986 Channel 6 News

Stan Meyer's water powered car demonstrated 1986 Channel 6 News



公開日: 2013/01/14
OMG!!!
I have actually ridden in this Doom Buggy years ago. A school friend Larry had horses and we'd go ride all the time. He told me about it and I did not believe him so, we rode to Stan's farm house and sure enough.. He was glad to show me. He explained it all and took me for a ride. NO LIE!
About 2 weeks later, Larry and I rode past his home again and it was GONE, barn, home, everything like it never existed... Only fresh grass where it use to be. We laughed about it and jokingly said... They probably killed him. We never heard about it again.
Phillipsburg, Ohio just North(?) of Welbaum and Route 49 about 3miles is where this happened.



Stanley Meyer - It Runs On Water(水で走る自動車)

2009年08月28日(金)

http://ameblo.jp/ghostripon/entry-10328859717.html

水で走る自動車アメリカのスタンレー・メイヤー(Stanley Meyer)は、水のみで走る自動車を開発した。
Ghost Riponの屋形(やかた)
(Stanley Meyer)

<水からエネルギーを得る方法>
水を電気分解し、水素と酸素を発生させ、その混合ガスで自動車のエンジンを動かしている。
ただ普通に電気分解しただけでは、入力した電気エネルギー以上のエネルギーを得ることはできない
直流をパルス状にして電気分解を行うことにより、非常に少ない電力で電気分解することができるようだ。
(電流をパルス状にすることにより、空間からエネルギーが流入しているのではないだろうか。
空間エネルギーと共振させるための、適切な周波数があると思われる。と記述されている)
この発明は、小さい電気エネルギーの投入で、水から水素原子を取り出せてしまうのが問題。
(エネルギー保存則に反する)
これと同じような事例として、燃える塩水、チャージ水やブラウンガスがありますね。
Ghost Riponの屋形(やかた)  Ghost Riponの屋形(やかた)
(クリックで拡大)
左の画像は、水分子と直流パルスの関係がシンプルに書かれている。 
左右の図が対応していて、左の図が、容器内の水分子状態(四角いのは電極)、右の図が、直流パルスの波形のようです。
右は、出版されている本。

stan meyer water car system explained(9:05)特許内容の解説(英語)



 アップロード日: 2010/08/07
water car explanation for reference

<水で走る自動車の開発>
スタンレー・メイヤーは、実際に水で走る自動車を開発し走らせていた。
セルの分解効率は、最高で1700%であった。
計算上、水83Lで、アメリカ大陸横断可能だそうな。
ユル・ブラウンも同じように水を電気分解して水素と酸素を発生させ、ガソリン車のエンジンを少し改造して実際に走らせている。1リットルの水から2000リットルのブラウンガス(水素と酸素の混合ガス)を発生させ、350~400km走行できたという。

Stanley Meyer - 1995 It runs on water - Water car GENIUS (16:57)
水槽に入っているガトリングガン(笑)みたいなのが電極。
電極に使われているパイプはステンレス304(ラビ使用316L)製で、外側が外径1インチ25.4mm)の肉厚1/16インチ(1.6mm)、内側が外径3/4インチ(19mm)、記述が無かったが内側パイプの肉厚も1/16インチ(1.6mm)で良いでしょう。
長さは、完成形が16インチ(40.64cm)、テスト用が5インチ(12.7cm)。
筒がはまっているブラケットは、筒同士が接触しないようにする為のガイド。(樹脂製)

Stanley Meyer - 1995 It runs on water - Water car GENIUS



公開日: 2013/04/08
Also see Stan's patents at http://www.greenfuelh2o.com

フリーエネルギーを公表すると殺される。!!!Stanley A. Meyer, the controversial Ohio inventor who had claimed his technology could produce a hydrogen-oxygen mixture with a minimal energy input (compared with conventional electrolysis) died on March 21, 1998.
スタンリー・A.マイヤー、最小のエネルギー入力(従来の電解と比べて)で水素・酸素混合ガスを作り出すことができると主張した論争好きなオハイオの発明者は、1998年3月21日に死亡しました。

He had gained a world-wide following of adherents and people who had invested in his activities.
彼は、活動に投資してくれる支持者を世界的に獲得していました。

He was famous for his claimed "water fueled car" which was exhibited symbolically in the BBC/CBC 1994 documentary on cold fusion, "Too Close to the Sun".
1994年の常温核融合に関するBBC/CBCドキュメンタリー「Too Close to the Sun」に示された、「水を燃料に走る自動車」が象徴的で、彼を有名人にしました。






Proof that a car can run on water- no more gas!



アップロード日: 2007/09/05
This man developed a car that could run on water! Too bad he was killed, before he could get his invention out to everyone in the US. I found a link here
http://preferred4.water4gas.hop.click... where his invention is being developed.



Stanley Meyer and his brother on how the water fuel injection system



アップロード日: 2011/12/03
New open source water fueled engine
www.iusewaterasfuel.com

Max Millers proof Meyers technology works

Making hho with Meyers circuitry hv hf
http://www.youtube.com/watch?v=_GyGSV...

Making hho with Meyers alternator
http://www.youtube.com/watch?v=IIxavQ...

Sound connection to Meyers work
http://www.youtube.com/watch?v=stSpuw...





Stan Meyer Fuel Nozzle



公開日: 2012/04/10
stanleymeyerwebshop.com
GREEN WATER ENERGY CONCEPTS

meyer fuel injector nozzles, and voltage wave guides
this is how the water fuel injector worked








Water-Fuel-Cell-(WFC)-Resonance-Stanley-Meyer`s-Secret-Revealed



公開日: 2013/02/01
( originally from http://www.youtube.com/watch?v=NczhXY... )

Published on Sep 3, 2012
What is it: "Resonance" of Water Fuel Cell. How do you do?

Links:
http://www.globalkast.com/photos.htm
http://rwgresearch.com/open-projects/...

Steps to achieve resonance:
1. Low Frequency (LF) "Gated" Generator is OFF.
2. Adjusting High Frequency (HF) Generator to reach a state of resonance.
3. Low Frequency (LF) "Gated" Generator is ON.
4. Adjusting LF Generator "Duty Cycle" at "Minimum".
5. Adjusting LF Generator "Frequency" to Achieve an "Overlap".
6. !!!!!!!!!! Finally, fine Adjust HF Generator "Frequency" Until the Desired Waveform !!!!!!!!!!

Genius inventor Stanley Meyer introduces technology, that directly adapt standard motor to the use of Hydrogen fuel. Direct supply of hydrogen to the engine is not running it! This is because Hydrogen burns with "imposing". All known fossil fuels burns "explosively".

The invention of Stanley Meyer has four exclusive innovations:
1. Delivering super-efficient electrolysis (VIC).
2. Gas-Ionizer "Hydrogen Gas Gun" (HGG) for ambient air. Device ionized input ambient air, decomposes it with high voltage (VIC), maintain state with photon radiation (Red LED`s) and finally extract electrons (Electron Extraction Grid). Ionised Nitrogen (N) associates with Hydrogen (H) and creates Ammonia (NH3). Oxygen is used in combustion. So, cars do not "eat" Oxygen from the atmosphere, who we all breathe!!
3. Adjust the "speed of combustion" by mixing "Hydrogen gas fuel mixture" with "non-combustible gases" from the exhaust.
4. "Steam resonator" - a technology that allows keep the water in the winter does "not freeze" by using of minimal energy.




Stanley Meyer Lecture 1



アップロード日: 2011/02/20
Visit www.waterfuelcell.org For Stanley Meyer DVD's, Technical Documents and Forum




Stanley Meyer Lecture 2



アップロード日: 2011/02/21
Visit www.waterfuelcell.org For Stanley Meyer DVD's, Technical Documents and Forum



1993 Speech Stan Meyer Exposes One World Government  



アップロード日: 2011/05/03
International Symposium On New Energy in Denver, Colorado, 1993 with Stan Meyer presenting. In this short clip from his technical lecture, Stan Meyer, inventor, entrepreneur and American patriot gives an ahead of his time breakdown (an evergreen information rant) of the state of the world. He exposes the Council on Foreign Relations, the Tri-Lateral Commission, the Committee of 300 and even exposes it as a One World Government agenda.

Download Full Video Here: http://torrentz.eu/4cbfd7b51db5f21b98...



Stanley Meyer - 1992 Global Sciences Congress


アップロード日: 2011/01/19
Disclaimer: I have been granted permission from the family of the late Stanley Meyer to post these videos.

Please visit http://www.globalkast.com for more information on Stanley Meyer and the Water Fuel Cell technology.



MURDER of STAN Meyers for his Water Powered CAR


アップロード日: 2010/12/02
Stan Meyers was MURDERED to keep him from putting his conversion kit on the open market after he refused $1 billion dollar sale for all rights and pattens... died of uranium poisoning, and his brother Stephen is laying low.



Water Car Inventor Murdered



アップロード日: 2010/08/11
Water Car Inventor Murdered

Electric car without Battery invented - Government killed inventor!  




* FREE ENERGY inventor mysteriously died! Why don't we have water



アップロード日: 2010/01/02
PLEASE RATE, COMMENT, SHARE, and SUBSCRIBE! Watch my other GREAT videos! DO SOMETHING MEANINGFUL AND BECOME A LIGHT IN THIS WORLD. DOWNLOAD THIS VIDEO and any other youtube or google video quickly and easily using the FREE player from http://www.realplayer.com/





Stanley Meyer's water fuel cell

http://en.wikipedia.org/wiki/Stanley_Meyer's_water_fuel_cell

The water fuel cell is a technical design of a "perpetual motion machine" created by American Stanley Allen Meyer (August 24, 1940 – March 20, 1998), around which a case of controversy developed. He claimed that an automobile retrofitted with the device could use water as fuel instead of gasoline. Meyer's claims about his "Water Fuel Cell" and the car that it powered were found to be fraudulent by an Ohio court in 1996.[1][3]


Media coverage
In a news report on an Ohio TV station, Meyer demonstrated a dune buggy which he claimed was powered by his water fuel cell. He estimated that only 22 US gallons (83 liters) of water were required to travel from Los Angeles to New York.[11] Furthermore, Meyer claimed to have replaced the spark plugs with "injectors" which introduced a hydrogen/oxygen mixture into the engine cylinders. The water was subjected to an electrical resonance that dissociated it into its basic atomic make-up. The water fuel cell would split the water into hydrogen and oxygen gas, which would then be combusted back into water vapor in a conventional internal combustion engine to produce net energy.[3]
Philip Ball, writing in academic journal Nature, characterized Meyer's claims as pseudoscience, noting that "It's not easy to establish how Meyer's car was meant to work, except that it involved a fuel cell that was able to split water using less energy than was released by recombination of the elements ... Crusaders against pseudoscience can rant and rave as much as they like, but in the end they might as well accept that the myth of water as a fuel is never going to go away."[2]
To date, no peer review studies of Meyer's devices have been published in the scientific literature. An article in journal Nature described Meyer's claims as one more "water as fuel" myth.[2]

File:Water fuel cell capacitor.png
The water fuel cell[5]

Lawsuit
In 1996, Meyer was sued by two investors to whom he had sold dealerships, offering the right to do business in Water Fuel Cell technology. His car was due to be examined by the expert witness Michael Laughton, Professor of Electrical Engineering at Queen Mary, University of London and Fellow of the Royal Academy of Engineering. However, Meyer made what Professor Laughton considered a "lame excuse" on the days of examination and did not allow the test to proceed.[3] According to Meyer, the technology was patent pending and under investigation by the patent office, the Department of Energy and the military.[12][unreliable source?] His "water fuel cell" was later examined by three expert witnesses in court who found that there "was nothing revolutionary about the cell at all and that it was simply using conventional electrolysis." The court found Meyer had committed "gross and egregious fraud" and ordered him to repay the two investors their $25,000.[3]

Meyer's death
Stanley Meyer died suddenly on March 20, 1998 after dining at a restaurant. His brother claimed that during a meeting with two Belgian investors in a restaurant, Meyer suddenly ran outside, saying "They poisoned me".[1] After an investigation, the Grove City police went with the Franklin County coroner report that ruled that Meyer, who had high blood pressure, died of a cerebral aneurysm.[1] Meyer's supporters continued to claim that he was assassinated in order to suppress his inventions.[1][2][13]

This page was last modified on 3 January 2014



Stanley Allen Meyer

https://sites.google.com/site/iusewaterasfuel/stanley-allen-meyer






 

Infinia Stirling Solar Generator

Infinia Stirling Solar Generator



アップロード日: 2009/06/19
Infinia's solar power device which uses a parabolic mirror to focus the sun onto the heat exchanger of a stirling engine. The stirling engine drives a linear alternator which creates direct AC power.

Each Infinia unit generates 3 kilowatts of energy.
http://www.infiniacorp.com/


Solar Powered Stirling Like Engine



アップロード日: 2011/02/08
http://www.BuildSomethingUseful.com This is a small motor I built. It is definitely an external combustion engine but is it a Stirling Engine? I've heard it referred to as a Hot Air Engine and a Lamina Flow Engine. Whatever you call it, it can run with the heat from the sun and that's pretty cool.


太陽熱駆動スターリングエンジンシステム : DigInfo  



アップロード日: 2010/07/29
DigInfo - http://www.diginfo.tv

2010/7/16

若狭湾エネルギー研究センター
太陽熱駆動スターリングエンジンシステム


SOLAR STIRLING ENGINE ALPHA STIRLING idea High Torque



アップロード日: 2010/05/09
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This 100 watt + Stirling Engine is the only Stirling I have ever tested that would take a finger off without a thought. IT IS NOT A TOY! This engine sounds like a gas weed eater. It destroys the false myth that STIRLING ENGINES have very little torque. THIS IS A BEAUTIFUL engine.




スターリングエンジン
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3

スターリングエンジンStirling engine)は、シリンダー内のガス(もしくは空気等)を外部から加熱・冷却し、その体積の変化により仕事を得る外燃機関。熱交換をすることによってカルノーサイクルと同じ理論効率となる。スコットランド牧師ロバート・スターリング1816年に発明し、名称はこれに由来する。

ファイル:Alpha Stirling.gif


スターリング発電機


公開日: 2013/05/23
熱変換効率98%以上で、発電(1kw/h)とお湯60℃が連続可能。