2014年12月6日土曜日

彩色 - 加賀友禅の工程

彩色 - 加賀友禅の工程



2012/05/31 に公開

まず、色作りです。僕の場合は12色の染料を基本に、色々調合して微妙な色合いを出し­ていきます。だいたい調合できたら、試験布に色を取り確認します。色が仕上がったら彩­­色です。糊置きされた反物を竹の伸子(縦、横)で張り広げ、文様に色を入れていきま­す。この時、ニジミ防止の為、下から電熱をあて、乾かしながら彩色をします。彩色は、­文­様から「はみ出さず、透かさず」する事が大切です。加賀友禅の彩色の特徴に加賀五­彩、外ボカシ、虫食いなどがあります。使う道具は、一般的に彩色筆(彩色)、面相筆(­虫食­いなど)、片刷毛(ボカシ)などです。

工房文庵
http://studio-mon-an.com