公開日: 2014/03/01
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フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実 Part2/4
公開日: 2012/04/08
Part3 http://youtu.be/GjwQHW78Afs
http://dai.ly/Hrsixo よりコピー
字幕翻訳: 無限遠点 http://donpuchi.blogspot.jp/
日本語訳掲載: http://kingo999.blog.fc2.com/blog-ent...
動画編集者: https://twitter.com/#!/Yuki111
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3SAT放送「国連による福島事故の無害化」
公開日: 2013/10/16
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フクシマのうそ(吹き替え版)Part1
公開日: 2012/04/21
佐藤栄佐久 公式ブログ
http://eisaku-sato.jp/blg/
2013年12月22日
★
12月16日福島県議会総務委員会は、私が申し立てました「退職手当返納命令に関する異議申し立て」について棄却する決定をいたしました。これを受けて、議会にこの件をはかった福島県知事も、同じ決定をなすものと思われます。
福島県が求めているのは、私が福島県知事であった3期目と4期目の退職手当、合計7726万6700円を県に返すことです。
その理由について、県はこのように説明しています。
【1】3期目の2000年1月7日、私が知事室で当時の土木部長に対して、ダム工事の受注について建設会社の名を挙げ、いわゆる「天の声」を発して建設会社に便宜を図ったから。
【2】4期目の2004年に私の弟が経営する会社・工場の敷地が、別の建設会社に売却されることによって、土地をお金に換える「換金の利益の供与」を受けたから。
確かに、私は東京地検特捜部に収賄の罪で逮捕・起訴され、懲役2年、執行猶予4年の刑が確定しております。
しかし、この罪は、私の身にまったく覚えのないものであり、冤罪であります。私はこのような、福島県民の皆様を裏切るような犯罪は、誓って犯しておりません。
突然、東京地検特捜部に逮捕され、世間から隔絶された東京拘置所の独房で、こう聞かされました。
「私の親しい人、支持してくれる人たちが軒並み東京に呼び出され、厳しい取り調べに苦しんでいる」。
私さえ嘘の罪を認めて皆が楽になるならと、一度は虚偽の自白をいたしました。しかし、それは結果として大きな間違いでした。
私は真実を曲げることはできないと、裁判からは一貫して無実を主張してまいりました。
東京地裁・東京高裁・最高裁と、5年以上にわたって、法廷で無実を勝ち取るために闘ってきましたが、その過程で、おかしなことがいろいろと明らかになりました。
ここでは一つ一つそれを申し上げることはいたしません。
しかし、ひとこと反論するならば、県が退職手当返納の根拠としている【1】の「天の声」について、私がそれを発したとされる2000年1月7日、この日は一日中会議で常時県職員たちと共に過ごしており、事実として起こり得ないことが、東京高裁の法廷で明らかになっております。
また、【2】の、弟の会社の土地売却についても、高裁判決のいう「換価の利益」は、そもそも山の中のような価値のない、売れない土地を賄賂のために買ってやる、という意味であるところ、問題の土地は転売されるごとに商用地として利益を生んでおり、賄賂には当たらないことがはっきりしました。
東京高裁の判決は、こうでした。
「収賄罪は有罪、しかし、賄賂はゼロ円」。
これは、奇妙な判決です。東京地検特捜部のずさんな捜査、それをごまかすために捏造した犯罪、自白の強要。
東京高裁の裁判長は「特捜部の顔を立ててけんか両成敗にするから、もうやめろ」と言わんばかりの判決を投げてよこし、それが最高裁でもそのまま通ってしまったのです。
そのすぐ後、大阪地検特捜部の郵便不正事件のフロッピーディスクの証拠捏造が発覚し、特捜検察は崩壊しました。その当事者たちの中には、私の事件を担当した検事や、指示を出していた検察幹部が含まれていました。
福島県民の皆さん。
私にもし、やましいところが少しでもあるなら、このような場で言い訳をするなどということは、恥だと思います。
しかし、私は無実です。
私の退職手当については、私が5期18年半にわたって県民の皆さんの安全のため、健康のために、漁業・農業、また経済を支える中小企業を思い、また観光のために、福島県の比類ない美しさと価値を高めるために、奮闘してきた正当な物だと考えています。
いま、私は県からいわれのない退職手当返納命令を突き付けられておりますが、私は、私の誇りをかけて闘います。
福島県民の皆さん。
どうか、私のこの思いをご理解いただきたく、お願い申し上げます。
ありがとうございました。
2013/12/17
2012年11月 6日
前田氏に言及した部分(「前田恒彦検事は、私の事件で水谷功氏を取り調べ、水谷氏に取引を持ちかけた検事その人なのです」)に関し、事実は異なるとFacebook記事での指摘をうけ、手元の裁判資料を仔細に確認したところ、確かに前田氏サインの調書は内容が薄く、水谷氏に関して事実関係の核心となる調書の署名は前田氏の調書の後の日付で、森本宏検事さらに、包括的に事実を構成する詳細な調書は佐久間佳枝検事名にて作成されておりました。
森本、佐久間両検事は取調べの頃から、名前が強く記憶に残っている検事です。(※)
逆に前田元検事に関しては厚労省、村木さんの事件で初めて名を知り、水谷氏の取調検事という私の事件との具体的接点ものちの報道を通じて知った、というのが思い返せば、正直なところで、検察不祥事の初期のシンボルとなった前田氏の名前を水谷証言とリンクさせ挙げたことは、事実に基づかず、落ちた犬を叩く報道を自ら体験したものとして、また真実追及を希求する当事者として安易でした。
水谷氏に「取引を持ちかけた」検事が誰であったかは調書をとった上記3人の一人であろうとしか言えない旨、お知らせた上で、当該部分を抹消線にて訂正させていただきます。
★
※
森本宏検事は、日本にとってよろしくない知事を「抹殺する」、の発言その人で、その人格を破壊するような取調べ手法に関して、一審の法廷でもその調書の任意性を問うべき証人として出廷しておりました。また佐久間佳枝検事が私の旧友である事件とは無関係な経営者に対して行った精神的拷問のような取調べは当事者本人からの話で当時より強く印象にのこっております。
「地検を敵に回すのは国家を敵に回すということだ。あなたの会社は絶対つぶす」といった、佐久間佳枝検事の言葉のメモは今読み返しても、その卑劣さ非道さに激しい憤りが蘇ってまいります。
ただ、これは検事個々のパーソナリティの問題ではなく、男女問わず個別の検事を挙げてみれば、それぞれが全て同じベクトルで、ごく普通の罪のない人々に、逃げ場のない密室で激しい精神的圧迫を加えていったのだ、ということは当初から実感として感じておりました。これはやられてみなければ信じがたいが、取り調べられた者にとっては常識なのではないでしょうか。
私は、官僚には顔が無い、と申し上げてまいりました。それは役職、役所の名前の後ろに隠れ、一切責任をとらない体質を指摘したものです。
私の事件とほぼ同じ構図の村木さんの事件、そして陸山会事件、他にも多数あると思われる表出していない冤罪事件について、虚構の自白の強要、調書・証拠の捏造、隠蔽は検察官個人にその責を帰して収束すべきものではありません。
はじき出され、訴追された前田氏の後ろで、自分に光が当たらず、胸をなでおろしている多数の検事が、自分の行っている不正義に気づきもしない検事が今も検察庁にいます。陸山会事件の最高検報告書を見てもわかる通り、トップから変わらぬ検察組織の構造的体質をこそ、変えなければなりません。
佐藤栄佐久
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